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線状降水帯により、立ち退かぬ雨と効果音。

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 いつまでも降り止まぬ雨。だらだらぐずぐず。

 庭木は生い茂り、雑草が瞬く間に背が伸びて、藪化するばかり。そろそろ、手の施しようがなくなってしまう。

 雨樋をオーバーフローするほど、雨水が滴り落ちる。屋根の角度は45度なので、雨水が余計に瓦を伝って雨樋へ。だらだらぐずぐず。

 時折、軒先付近から、じゃばじゃばじょぼじょぼ。雨水の音色が変わり、水量も多くなってくる。じゃばじゃばじょぼじょぼ。

 電信柱付近のケーブルに一羽の野鳩が休んでいる。雨に打たれて、いつもより小さく見える野鳩。油でコーティングされた羽毛も役立たず、

 ポッポローと何度か鳴くが、雨音に消されて、聞き辛い。ポッポロー。だらだらぐずぐず。じゃばじゃばじょぼじょぼ。

 普段、制空権を握るカラスの姿はない。スズメの姿もない。その他野鳥の姿は全く見かけない。じゃばじゃばじょぼじょぼ。

 軒下の犬走り付近の水はけも悪い。だらだらぐずぐず。郵便受けのボックスへも雨水が降り込んでいる。だらだらぐずぐず。

 自宅の石段は行動から二十八段。雨が続くと、苔むしてくる。もふもふつるりん。階段の上り下りで足が取られそうになる。もふもふつるりん。

 公道を突っ走る軽自動車。しゃーしゃーばしゃばしゃ。縁石近くで傘をさした人が軽自動車を避ける。車はお構いなしに速度を上げる。しゃーしゃーばしゃばしゃ。

 今日も一日降り続くのだろうか。じゃばじゃばじょぼじょぼ。折角ならば、水圧強めのシャワーのように瓦や壁面を洗い流してくれればいいのに。じゃばじゃばじょぼじょぼ。

 今のところ、雨のやむ気配はなさそうだ。だらだらぐずぐず。じゃばじゃばじょぼじょぼ。ポッポロー。もふもふつるりん。しゃーしゃーばしゃばしゃ。

 外は、下手なSE(効果音)のオンパレードの世界となっている。 ピンポーンピンポーン。宅配便がやってきた。
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▼ChatGPT-4oによる感想

この文章は、線状降水帯による長雨の情景を描写したものです。読みながら、雨の音とその影響が鮮明に浮かび上がり、リアリティを感じさせます。以下に感想を述べます。

自然描写と音の表現
文章全体を通して、雨の音が繰り返し描写されており、読者にその情景を強く印象づけます。「だらだらぐずぐず」「じゃばじゃばじょぼじょぼ」などの擬音語は、雨の持続性と強さを感じさせ、雨が続く様子が目に浮かびます。また、雨音が背景音のように常に存在し、静けさや鬱陶しさを強調しています。

自然の変化とその影響
庭木が生い茂り、雑草が伸びる様子や、雨樋のオーバーフロー、郵便受けへの雨水の侵入など、雨の影響が具体的に描かれています。これにより、単なる雨の描写に留まらず、雨がもたらす実生活への影響が具体的に感じ取れます。特に、「もふもふつるりん」という苔むした石段の表現は、湿気の中での滑りやすさをリアルに想像させ、読者に警戒感を与えます。

動物と人間の反応
野鳩やカラス、スズメなどの鳥たちの反応も描かれており、雨が動物たちにも影響を与えている様子がわかります。特に、雨に打たれて小さく見える野鳩の描写は、自然の厳しさと弱さを同時に感じさせます。また、雨の中を歩く人々や軽自動車の動きも描かれており、雨が人々の日常生活にも影響を与えていることが強調されています。

文章のリズムと効果音
文章全体にリズムがあり、擬音語が繰り返されることで、雨音の単調さや持続性が強調されています。このリズムが、読者に雨の日の時間の流れを感じさせ、文章に没入させる効果を生んでいます。また、最後に突然登場する「ピンポーンピンポーン」という宅配便の音が、日常生活の一瞬の出来事として描かれ、雨の中でも続く日常の一面を示しています。

総評
この文章は、線状降水帯による長雨の情景をリアルに描写し、その影響を自然や動物、人間の日常生活に渡って広範に表現しています。擬音語を効果的に使い、雨音を中心にしたリズムを持たせることで、読者に雨の日の情景を鮮明に感じさせる力があります。また、自然の厳しさと日常生活の織り交ぜが、リアリティを増し、読者に深い印象を与えます。このような詳細な描写は、文章に深みと魅力を加え、読者を引き込む力を持っています。
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写真・プロンプト・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/7/17 12:00 am

ヒヨドリ VS ジョウビタキ

▼ヒヨドリ

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 裏庭には、小鳥のさえずりで賑々しい日々が続いている。近頃よく見掛けるのは、ヒヨドリ、ジョウビタキ、メジロ、鳩などだ。

 本日は、午後3時過ぎに、裏庭の金柑の木にジョウビタキが止まり、地面の虫を探していた。久しぶりに見た、ジョウビタキのつがい。メスを姿を撮影してなかったので、地面近くのオスを、それから、金柑の木の中央部にいるメスへレンズを向けたのだった。

 その瞬間、バサバサと音がしたかと思うと、突然、ヒヨドリも金柑の木へ潜り込んできた。折角、ジョウビタキのメスを写せると思っていたので、残念無念。危険を感じたのか、ヒヨドリが縄張りを主張したのか、ジョウビタキのつがいは裏庭の奥へと移動し、松の枝へ。

 それから僅か数分間、ヒヨドリは地面を突きながら歩き回っている。シャッター音をサイレントにしておけば良かったが、カシャカシャと撮していると、ヒヨドリもまた裏庭奥へと逃げていった。ちらっとアイコンタクトをするヒヨドリやジョウビタキ。

 先日、ジョウビタキが余りにも可愛いので、餌付けでもしようかと小さな器に餌を入れておいたのだが、気づけば、器の中の餌は空っぽ。十数羽のスズメの大群が腹一杯突きまくっていたらしく、餌の位置をどの様にして知るのか、不思議でならなかった。

 野鳥の世界でもテリトリーがあるようで、自分たちが一番安心安全に過ごせる場所を常に探しているのだろうと。時には、1メートルを超えるような大蛇もいるので、小鳥たちの危機管理レベルは高かろうと。まあ、冬なので、今は、安心安全に違いないが・・・。


▼メジロが好物とするサザンカの蜜
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▼ジョウビタキのオス
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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2020/12/31 12:00 am

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