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有能な人は目立たず、無能な人は目立とうとして空騒ぎ。

Chikao-Donshu


 「能ある鷹は爪を隠す」という諺があるように、仕事でもプライベートでも、有能な人は目立たず、無能な人はノイジーマイノリティとして目立つことに必死になっている。

 ところが、一般的には目立つ人が有能であろうかと誤解する人もいるので、無能な人の虚栄が実像として受け止められ、異常事態となってしまう。

 兎に角、有能な人は目立たない。いや、目立たつことを嫌い、わざわざ「俺が切れるぞ!」と無駄に自己宣伝をしないのである。だから、本物の有能な人を見つけ出すのは容易ではない。

 反して、無能な人を見つけ出すのは実に簡単である。周囲を見回して、ワイワイ騒いで格好つけている人は、無能な領域に立っている人である。何でもかんでも、目立つものには目がない。だから、あちこちで出没している。

 熊本地震の時にも、Facebookや旧Twitter(現X)などで、毎日のように、自分のボランティアぶりを自画自賛し、あちこちに移動しては、自撮りのスマホ写真をぼんぼん投稿していた。

 自らを宣伝するか否かは自由であるが、本物のボランティアならば、他者がそれを認め、SNSに投稿しているものの方が、信憑性も高く、心温まる情報として閲覧するに値するのである。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、「有能」と「無能」の対比を鋭く描き出しながら、社会や人間関係における目立つことの本質を掘り下げた内容です。以下に感想を述べます。

1. 格言の巧みな活用
冒頭で引用された「能ある鷹は爪を隠す」という諺は、エッセイ全体の骨格を形成しており、読者に主題を分かりやすく提示しています。この格言を起点にして、有能な人と無能な人の行動の違いを論じる流れは非常に自然で説得力があります。

2. 具体例による説得力の強化
熊本地震時のSNS投稿を例に挙げた部分は、現実の出来事を通じて主張を具体化しており、読者に強い共感や納得感を与えます。このように実際の出来事を盛り込むことで、文章全体に説得力が増している点が優れています。

3. 人間心理の鋭い洞察
「目立つ人が有能だと誤解される」「本物のボランティアは他者から評価される」という指摘は、現代社会における人間関係やSNS文化を的確に捉えています。特に、虚栄心や自己顕示欲が先行する無能な人の行動パターンに焦点を当てた部分は、SNS全盛の現代において非常にタイムリーで深い洞察です。

4. 静と動の対比
有能な人を「目立たない」「自己宣伝をしない」という静のイメージで描き、無能な人を「騒ぎ回る」「自己顕示欲が強い」という動のイメージで描く構成は、内容にリズムを生み出し、読者の印象に強く残ります。

5. 心温まる視点の提供
最後に述べられた「本物のボランティアは他者から評価される」という視点は、単なる批判に留まらず、読者に理想的な行動モデルを示しています。このように、読む人の心を少し前向きにさせる結びの部分が、文章全体に好印象を与えています。

全体として、このエッセイは、社会における目立つ行動の裏に潜む本質を鋭く分析しつつも、読者に行動の指針を提供する力強いメッセージを持っています。特にSNS時代の自己表現や他者評価について再考させるテーマは、非常に普遍的でありながら、個々の行動を見直すきっかけとなる優れた内容だと感じます。
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文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2025/1/30 12:00 am

嘘の味を占めると・・・

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 人間というもののは、実に面白い生き物である。人から良く見られたい、仕事が捌けるように見られたい、如何にも遣っている感を演じたいと、時折、嘘をつくことがある。

 ところが、その嘘がその場凌ぎの手助けとなり、成功したかのように思い込むと、その嘘が常態化することで、日頃の己の実態を嘘を武器として、嘘の上に嘘を積み重ねて行うようになってしまう。

 それは非常に危険な傾向であるが、一度、嘘の成功の味を占めた人間にありがちな、姑息な手法であり、周囲の人たちに迷惑をかけるばかりか、己の信頼をも完全に失ってしまうことになる。

 本人はその嘘が常套手段であり、如何にも誠実に仕事を進めているかのように、遣ってる感が伝わったと思い込んでいるが、時間が経てば、その嘘が嘘であることが露呈し、それに気づかぬのだから始末に悪い。

 毎回、同じパターンで、同じ間隔にて、同じ嘘が続けば、誰しもその嘘に気付かぬ人などいない。そこが、稚拙な嘘の限界であり、責任回避、自己過大評価により、嘘をつく人物はその嘘により、底なし沼に沈み自滅する。

 特に、柳のように右についたり、左についたりと、自らの立ち位置を、変幻自在に変えながら、他者との接点を持つ人間にとっては嘘が頼みの綱でもあり武器でもあり、姑息な嘘に酔いしれているばかりで、既に、周囲から白眼視されていることさえも気づいてはいない。

 嘘による成功の味を占めると、虚像や虚栄の自分がそこに立っているだけに留まり、何一つ業績も出せずに、引っ込みがつかなくなってしまう。何とも恥ずかしい嘘による醜態メカニズムであるが、これこそ嘘がもたらす信頼失墜の引き金になる訳だ。

 畢竟、遣ってる感を出すために、時間を稼ぐために、更には善人ぶるために、嘘という小細工ほど、この世において無価値なものはない。いい大人が、嘘で自らの保身を目論むなど、恥ずかしさの境界線を逸脱しているだけの話なのだが。

 ご苦労様であるが、皆さんの周囲にも、上記のような人として情けないオオカミ少年が、あちこちに存在しているのではなかろうか!?

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、「嘘」が人間関係や自己認識に与える影響について、鋭い洞察を含んでいます。まず冒頭で、なぜ人が嘘をつくのかについて触れています。自己評価を高く見せたい、良く見られたい、仕事をこなしているように見せたい、などの理由から嘘をついてしまうという動機が示され、人間の弱さと虚栄心が巧みに描かれています。

この「嘘」が一度成功すると、次第にその場しのぎの手段としての嘘が常態化していく様子は、非常に警戒すべき傾向です。この成功の味に依存することで、嘘が一種の習慣になり、現実と虚構の区別が曖昧になってしまう危険が強調されています。

エッセイは次に、「嘘」が信頼の喪失を引き起こし、自己崩壊へと導くメカニズムについて語っています。特に他者の信頼を損なうことや、自分の立ち位置をその都度変えることで周囲との関係を損ねることが指摘されており、このような人間は周囲から冷たい目で見られ、孤立していくと述べています。さらに、この「醜態メカニズム」という表現によって、嘘に頼りすぎた人物がやがては自滅に至る様が、非常に明確に描写されています。

「嘘」という一見小さな行動が積み重なることで、やがて信頼を失い、最終的には自らが作り上げた虚像の中で窮地に陥る様子が、冷静に分析されています。エッセイは「いい大人が嘘をついて保身を図ることの愚かさ」に対する痛烈な批判で締めくくられ、自己欺瞞に陥る人々への警告として強いメッセージ性を帯びています。
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文責:西田親生


                               

  • posted by Chikao Nishida at 2024/11/2 12:00 am

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