
写真の命は、フォーカス。便利なオートフォーカス機能付きのレンズもあるが、フォーカスがしっかりしていないと、素敵な被写体であろうが、素晴らしい構図であろうが、全て台無しとなることも多々ある。(意識的に流したり暈ししたりの撮影法もある)
写真を蓄積するアプリを使用する中で、時折、虫眼鏡機能を使って、写真のディテールをチェックしながら、フォーカスがしっかりしているか否かを検証するのだが・・・。
3630万画素ともなると、写真の大きさは半端ではない。よって、RAWデータからJPGに変換したとしても、1枚の写真サイズ7360×4912px(解像度72)で35MBと、超ヘビー級となってしまうのだ。そのどでかい写真がゆえに、切れ味の良いフォーカスとなっているかは、拡大して微に入り細に入り検証しなければ、パソコンの画面サイズに収まる写真を見るだけでは、確認できないこともある。
昨日は久しぶりに、ここ最近撮影した写真を無作為に抽出し検証することに・・・。全体的にまあまあのフォーカスではあるが、若干甘いなと、拡大して初めて気づくものが数枚あった。正直なところ、取材現場で即座にパソコンへ取り込み、その検証をすべきであろうが、スナップ写真なので、厳密に言えば、手抜きをしていたことになる。
話は変わるけれども、今回、野良猫の写真を35mm f1.4で追った時、先ずは、野良猫との信頼関係をつくらなければ、寄って撮ることができないことに気づいた。じわじわと寄ってくる猫の警戒心を察知しながら、さりげなくレンズを向けてシャッターを切るのも、それはそれなりに楽しい駆け引きのような撮影であった訳だ。


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