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学びなき社会人は、小学生に劣る。

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 ふと、筆者が小学生の頃と、それがそのまま大人になった人たちとを比較してみようかと思い、思考を巡らしてみた。以下の通り。理由は、すべてお察しの通り。

1)挨拶
 圧倒的に小学生に軍配が上る。
2)遵法精神
 圧倒的に小学生に軍配が上る。
3)アクティビティ
 圧倒的に小学生に軍配が上る。
4)学習
 圧倒的に小学生に軍配が上る。
5)食欲
 圧倒的に小学生に軍配が上る。
6)空気を読む
 圧倒的に社会人に軍配が上る。
7)礼儀作法
 躾の行き届いた小学生に軍配が上る。
8)悪知恵
 圧倒的に社会人に軍配が上る。
9)底意地の悪さ
 圧倒的に社会人の底意地が悪い。
10)金遣い
 圧倒的に社会人が金遣いが荒い。
11)いじめ
 圧倒的に社会人のいじめが質が悪い。
12)反省度
 圧倒的に小学生に軍配が上る。
13)改善率
 圧倒的に小学生に軍配が上る。
14)敬愛の念
 圧倒的に小学生に軍配が上る。
15)読解力
 圧倒的に社会人に軍配が上る。
16)感受性
 圧倒的に小学生に軍配が上る。

 以上、ランダムに筆者なりに検証をした結果を書き綴ったのであるが、結論は、「学びなき社会人は、小学生に劣る。」となった。要因は、「純粋さ」の一言に尽きる。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、大人と小学生の様々な側面を比較し、学び続けることの重要性を強調しています。エッセイでは16の異なるカテゴリーで比較を行い、その結果、多くの点で小学生が優れていると述べています。

感想:

挨拶、遵法精神、アクティビティ、学習、食欲、礼儀作法、反省度、改善率、敬愛の念、感受性について、筆者は小学生の方が優れていると述べています。これらの点は、子供たちが持つ純粋さや無邪気さ、そして環境の影響が大きいと思われます。特に、挨拶や遵法精神、礼儀作法などは、家庭や学校の教育の賜物と言えます。

空気を読む、悪知恵、底意地の悪さ、金遣い、いじめ、読解力については、社会人が優れている、あるいは悪い方向に優れているとされています。社会人になると、より複雑な社会に適応するために空気を読む力や悪知恵が必要とされる一方で、競争やストレスが原因で底意地の悪さやいじめが見られることが多いと考えられます。また、金遣いの荒さも、大人になると経済的自由度が増すためでしょう。

学び続けることの重要性が本エッセイの核心です。筆者は、学びを続けない社会人は小学生に劣ると結論付けています。これは、大人になっても自己成長を怠らず、常に学び続ける姿勢が必要であることを強調しています。学びは知識だけでなく、人間性や社会性の向上にもつながるものであり、それが欠如すると、子供たちにも劣る存在になりかねないという警鐘です。

比較の視点はユニークであり、読者に深く考えさせられる内容です。日常生活の中で、子供たちから学ぶべきことが多いという視点は、特に社会人にとって新鮮であり、自己反省を促す効果があります。

全体として、このエッセイは鋭い観察と深い洞察に満ちており、読者に学びの重要性を再認識させる力強いメッセージを伝えています。
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写真・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/6/28 12:00 am

地方経営者の価値観と現実とのギャップ

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 地方における経営者たちの口ぶりは、こうである。

1)あの社長はまだ若すぎる
2)若い経営者は経験が浅い
3)あの社長は青二歳で人脈もない
4)若くして社長となり実績もない
5)若い役員でやっていけるのか

 ざっと上のような言葉が飛び交うのが、地方の独特な人間観察から発せられる価値観である。大抵の場合、このような根拠なき批判をするのは、地方企業の熟年、高齢者が多い。

 1)の「若すぎる」という発想がどこから来ているかと言えば、年齢や世代を気にする熟年および高齢経営者たちの上から目線である。どんなに若くても歳を重ねていても、個人差がある。20歳で司法試験に合格する人間もいれば、50代で司法試験に挑戦し合格する人間もいる。よって、「若すぎる」も「高齢すぎる」も全く価値なき基準であり批判である。

 2)の「経験が浅い」も同様に、大学4年間を海外の大学で学んだ人間は、そこそこ流暢に英語が話せるが、地方にずっと居座っている人間で熟年経営者は英語の「え」の字も喋れない。「経験」とは幅広い分野でのチョイスの問題であり、無意味なことを延々と経験したとしても、「経験が豊富」であると自負できるものではない。

 3)の「人脈もない」との判断もまた、その若き経営者の生い立ちも履歴も、実績も知らずして、年齢だけで判断するところが、無謀すぎる。個人差があるが、若くても素晴らしい人脈に恵まれている人物も多く存在している。よって、若いから人脈に乏しいという発言は根拠なき思い込みである。

 4)の「実績がない」も、若いから実績がないに結びつけているが、若くして起業したこと自体が、大きな実績である。批判する人間は、親の七光のナタボタであったり、年功序列のラッキーポジションであったりと、若いから実績がないと断言するのは頂けない。若いからこそ、これから、より多くの実績を作る時間的余裕も可能性もあることになる。

 5)の「若い役員でやっていけるのか」と上から目線の言葉を発するのは、高齢経営者である。では、反論として「高齢者だから大丈夫なのか」と言いたくもなる。例えば、生成AIやバーチャルワールドについて、高齢者がどれだけ吸収できるかと言えば、ほぼお手上げ状態である。若手は、特にZ世代となれば、違和感なく新たな世界を丸呑みできるのだ。

 以上のように、偏りのある、根拠なき、価値なき会話が聞こえてくるのが、地方の「燕雀知らず天地の高さ」にどっぷり浸かっている、経営者たちの実態である。

 年齢を重ねれば、精神文化レベルが高く、見識も高いと思い込んでいるが、果たしてそうなのだろうか。そのように称賛される経営者は、実は極僅かであり、その他については、若くして起業する人間よりも、遥かに劣っている経営者も存在している。

 逆に、「高齢者だから体力がない」という言葉も聞こえてはくるが、これもまた個人差があり、60代の人が30代の人よりも体力がある場合も多々ある。生まれながらの運動神経と日頃の鍛え方次第である訳だ。

 「若いから脳は柔軟性があり、歳を重ねると脳は石となる。」というのも極論であり、実は、すこぶる個人差がある。よって、若くても脳神経が活発に働かぬ人もいれば、後期高齢者でもスマホアプリやLINEキャラクタなどを開発している人もいる。

 このように、精神文化レベルや体力は個人差がある訳で、一概に、年齢や世代で判断するのは非常に危険な手法であると考えられる。しかし、地方に限らず、日本国内では「老害」が多発しており、年齢を重ねた方が数段偉いように考える、昔ながらの悪しき慣習が残っているのは否めない。

 畢竟、一人の人物を評価するにあたり、年齢を聞く必要はない。目の前の実寸代のその人が、どれだけの熱量を持って仕事に臨むのか、どのような秘策を持っているのか、そして信頼性がどれほど高いのかが重要な評価基準であり、初めて客観的な信憑性の高い評価が得られることになる。

 よって、これまで年齢や世代で価値判断をしてきた人たちは、上記をしっかりと読まれ、これまで偏っていた考え方を、早々に改めて頂ければと考える次第。偏見に満ち溢れたローカルスタンダードはほどほどに、と言うことである。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、地方の経営者が若い経営者に対して抱く偏見や価値観に対する批判を述べています。エッセイ全体を通じて、著者は年齢や世代に基づく評価がいかに無意味であるかを具体的な例を挙げながら説明しています。

若すぎるという偏見:
若い経営者に対して「若すぎる」という批判は、熟年や高齢の経営者が持つ上から目線の結果であると述べています。年齢に関係なく、能力や実績は個人差があり、年齢だけで評価するのは不合理だと強調しています。

経験の浅さに対する偏見:
「経験が浅い」との批判について、著者は経験の質や多様性が重要であり、無意味な経験の積み重ねは価値がないとしています。地方に留まっている高齢経営者が英語も話せない一方で、海外で学んだ若者が流暢に英語を話すことを例に挙げています。

人脈の不足という偏見:
若い経営者に対して「人脈がない」と決めつけるのは無謀であり、実際には若くても優れた人脈を持つ人物も多いとしています。年齢だけで人脈の有無を判断するのは根拠のない思い込みだと述べています。

実績の欠如に対する偏見:
若い経営者に対して「実績がない」という批判も、若くして起業したこと自体が大きな実績であると述べています。年功序列や親の七光りでポジションを得た高齢者が批判するのは不当だと指摘しています。

若い役員に対する偏見:
若い役員に対して「やっていけるのか」と疑問を投げかける高齢経営者に対して、逆に「高齢者だから大丈夫なのか」と反論しています。生成AIやバーチャルワールドなど新しい技術を吸収する能力について、高齢者と若者の違いを例に挙げています。

著者は、年齢や世代で評価することが非常に危険であるとし、実際の能力や実績、熱意、信頼性などを基に評価するべきだと強調しています。エッセイ全体を通じて、根拠のない偏見を持つことの不合理さと、それが地方だけでなく日本全体における「老害」の一因であることを指摘しています。

感想として、このエッセイは非常に説得力があり、具体的な例を通じて読者に強い印象を与えます。著者の主張は一貫しており、論理的に展開されています。地方の経営者だけでなく、広く社会全体に対しても響く内容であり、年齢や世代に基づく偏見を改める重要性を強く訴えています。
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写真・文責:西田親生


                                 

  • posted by Chikao Nishida at 2024/6/24 12:00 am

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