
先々週のことだったか、マネージャーに「細麺の冷たいパスタはとても美味しいけど、良かったら、カプレーゼの感じで、水牛のモッツァレラチーズもトマトも一緒に食べたいな!」と言ったところ、今週のパスタランチに、カプレーゼ風を感じるものをサーブしてくれた。
マネージャーが料理長へ確とメッセージを送っていたに違いない。パスタに関しては喧しいと言われるほど、結構集中してパスタ麺の実験を繰り返してきた時期があった。今回のように、客のニーズにさらりと応える厨房には、小さな声で「ご迷惑を掛けますが、有難う!」と伝えたい。
毎日毎日、ザーザーだらだらと雨が降り止まぬ熊本市内。野外取材への気持ちが凹みっ放しだが、嬉しいかな、静かなオファーに静かに応えてくれたランチタイムは、至福の極みとなった。しかし、冷製パスタを頬張れば、逆に、ピリ辛のスープカレーも食したくなるのが面白い。
現在、熊本ホテルキャッスルはコロナ禍による影響で、ブレックファースト、ランチ、ディナーは、11階のみの営業であり、地階の四川料理 桃花源はランチとディナーのみとなっている。座席も密を防ぐセッティングにて、感染防止に躍起になっているようである。
ただ、常連客の一部に、ウィズマスクを徹底しない高齢者(常習者)がいるのが残念なところである。一見さんにとって、嫌な印象を与えることにもなる。常連であるのならば、そこはしっかりとルールを守り、皆が心地よく食事ができるように心掛けて貰いたい。
蛇足ながら、本日も、セカンドを呼んでその旨を伝えたところ、常習者は慌ててウィズマスクで喋り出したのだった。所作を見れば、悪気はないけれども、日頃から新型コロナウイルス感染に対する危機感は全くない。しかし、そのような身勝手さは許されるはずもない。
▼熱々のスープカレー

▼以前の冷製パスタ

▼同ホテル11階の様子

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