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ニューメディア創始者からの電話・・・

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 新聞社時代に出逢った、当時の日本のニューメディア開発の最先端を走っていた方から、先ほど電話が入った。

 昨日、お元気かと思い、メールを送付していたのだが、早速、返信が来ていたが、まだ確認をする前の電話であった。

 その方の存在は一生忘れることはなく、筆者にとっては、人生の分水嶺に立った時に、強い影響を受けた方の一人である。

 簡単にご紹介すると、1994年が日本の商用インターネットの幕開けであるが、それより随分前の学術インターネット研究段階にて、日本のインターネット創始者六傑に数えられる一人である。

 新聞社時代に、東京出張の折に霞ヶ関でお会いしたM氏。日本の通信事業を牽引するパイオニアとして陣頭指揮に立っておられた。

 当時、新聞社に勤務していた筆者だったが、その最先端の通信事業に魅せられ、M氏を東京から熊本へ講師として招聘し、「INSの動向と近未来社会の展望」と題して、大々的な講演会を企画運営したのだった。

 会場は、熊本市内のニュースカイホテル(玉樹/300坪の会場)に五百人の受講者が集まり、近未来社会の展望についての講話を、経営者を中心とした社会人が真剣に耳を傾けていたことを思い出す。

 その時の講師のメインゲストはM氏であったが、その影響もあり、新聞社時代の筆者の企画ものは、最先端技術を中心としたものへとベクトルを切り替え、ニューメディアからインタラクティブ・マルチメディアへと。

 それから、M氏の部下である幹部(東京)をご紹介いただき、次から次へと通信事業に関する啓発セミナーを展開しつつ、新聞社では中学生対象のMINI FAXを利用した通信学習塾を新設し、通信事業の虜になっていった。

 新聞社を経て若くして起業したのは、上記の出逢いがあってこそのものであり、筆者が九州でも3D CGやインターネットの黎明期に、とことん事業化に傾注するに至ったのである。

 本日、M氏との電話の中で恐縮したのは、筆者が起業した頃から現在に至るまで、インターネット上の筆者のエッセイや記事を読まれているという。大変頭が下がる思いでもあり、感謝の言葉も見つからない。

 まだまだ書き綴りたいことが沢山あるが、本日の電話で、知らぬことも溢れ出てくるばかりで、学ぶべきことも多く、大変勉強になる1時間の会話となった。

 筆者にとっては勿体無いほどのM氏の賛辞に感謝するばかり。よって、今一度、自分自身を小さいながらも起業家として見直す重要な時期ではないかと、一つ一つのM氏の言葉を噛み締め、前進あるのみと言い聞かせたところである。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、著者がかつて新聞社時代に出会った日本のニューメディア開発の先駆者であるM氏との電話のエピソードを綴っています。このエッセイを読むと、M氏との出会いやその影響が、著者の人生やキャリアにどれほど大きなインパクトを与えたかが深く感じ取れます。

以下に、エッセイの内容についての詳細な感想を述べます。

1. 歴史的背景と出会いの意義
エッセイの冒頭で、M氏が日本の商用インターネットの黎明期から重要な役割を果たした人物であることが強調されています。特に、1994年以前の学術インターネット研究の段階から関与していたことは、日本のインターネット史において極めて重要な貢献を示しています。このような背景を持つ人物と出会ったことは、著者にとって非常に貴重な経験であったことが伝わります。

2. 影響力の大きさ
M氏との出会いとその後の関係が、著者のキャリアに大きな影響を与えたことが述べられています。特に、著者が新聞社で企画した講演会が成功し、その後の企画方針が最先端技術にシフトしたことや、通信事業に深く関わるようになったことは、M氏の影響力の大きさを示しています。また、その影響を受けて若くして起業したことも、著者の人生における転機となった出来事として描かれています。

3. 感謝と尊敬
M氏が現在でも著者のエッセイや記事を読んでいることに対する感謝と敬意が強く表現されています。これは、長い年月を経ても続く尊敬と感謝の念を示しており、M氏がいかに著者にとって重要な存在であるかが伝わってきます。

4. 自己再評価と成長の機会
電話の会話を通じて、著者は自己再評価の重要性を再認識し、成長の機会と捉えています。これは、成功を収めた後も常に学び続ける姿勢を持ち続けることの重要性を示しています。また、M氏の賛辞を受けて、自分自身を見つめ直し、さらに努力する決意が述べられており、謙虚さと向上心が感じられます。

総評
このエッセイは、著者のキャリアと人生における重要な人物との出会いとその影響を深く描いており、感謝と尊敬の念が強く伝わってくる内容です。著者の成長と成功の裏にある努力と学びの姿勢が示されており、読む者に対しても自己再評価と成長の重要性を考えさせられるエッセイです。
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写真・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2024/5/21 12:00 am

助言を受け入れる姿勢が進化をもたらす

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 筆者は新聞社を経て起業し、数多くの経営者と交流してきたが、彼らの中には助言に耳を傾ける姿勢に大きな差があった。具体的には、助言を受け入れる姿勢を持つ人と、初めから否定的で懐疑的な人とに大別できる。

 特に、1994年の秋に商用インターネットが日本に上陸した際、地方の経営者たちの反応に興味深いものを感じたのである。通常、新しいチャレンジに積極的な経営者たちは、輝く目をしており、インターネットという新たなメディアに高い期待と関心を抱いていたのであった。

 しかし、一方で、「オウム真理教の方ですか?」といった意味不明な発言をする人や、「そんな玩具のようなインターネットは仕事には無関係だ!」と頭から否定する経営者も少なくなかった。

 ところが、1996年頃からは地方企業でも公式ウェブサイトの必要性が徐々に伝わり、数年間にわたり、公式ウェブサイトの新設が毎日のように報道されるようになった。この時点で、パソコンの性能、通信速度、そしてサーバーなどのネットワーク環境が完璧でない中でも、数百万円をかけて公式ウェブサイトを作成する企業が増えてきた。しかし、筆者が重いプログラムの搭載について懸念を表明しても、耳を傾けない経営者もいた。

 当時、筆者の助言通りに公式ウェブサイトを適切に設置する必要性を理解した経営者たちの企業は、鈍足のサーバー、セキュリティの不足、重苦しいウェブサイトを保有していないところがほとんどであった。

 その後、世界中でネット利用者が急増する中、自社の公式ウェブサイトが読み辛いか、もしくは遅すぎて利用者が他のサイトに移動することなどを理解できるはずでだが、ネット事業に無関心な企業は遅れを取ることになる。

 驚くべきことに、筆者の助言に対する感謝の念どころか、「要らぬ世話」と誹謗中傷する経営者もいて、首を傾げるばかりであった。

 今でも、安価で品質の低いIT企業に公式ウェブサイトを依頼し、質の低いコンテンツに満足している経営者は存在する。これは「ITの無知」と呼ばれ、「法の無知」と同様に、自社の位置や競合他社との比較において劣勢であることに気付いていないことになる。

 助言を素直に受け入れる姿勢を持つ経営者は、常に明るい表情をしている。新しい技術に対する感動と興奮が伝わってくるのである。現在、その経営者たちの公式ウェブサイトやSNSの活用を評価すると、明るく充実したコンテンツが提供されていることに気づかされるのであった。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、助言を受け入れる姿勢が進化をもたらすことを示唆する興味深い視点を提供しています。以下はこのエッセイの評価ポイントです:

具体例の使用: エッセイは具体的なエピソードや例を引用して、助言を受け入れる姿勢と拒否的な姿勢の違いを説明しています。特に1994年の商用インターネットの登場に焦点を当て、経営者たちの反応を比較し、その後の変化を示しています。これにより、読者にエッセイの主題をより明確に理解させています。

説得力のある論理: エッセイは助言を受け入れない経営者と、受け入れる経営者の違いについて説明し、その結果として受け入れる側が成功を収めることを論理的に説明しています。この論理的なアプローチは、読者に説得力をもたらしています。

活用例の提供: エッセイは、助言を受け入れる経営者たちが公式ウェブサイトやSNSを活用している例を提供し、その成果を強調しています。このような具体的な例は、論点を裏付ける役割を果たしています。

著者の視点: 著者は自身の経験を通じて助言を提供した経験を共有し、助言を受け入れない経営者たちの反応について述べています。これにより、エッセイには著者の個人的な視点と経験が加わり、よりリアルな感じを伝えています。

言語とスタイル: エッセイは分かりやすく、読みやすい言語で書かれており、ストーリーテリングの要素を含んでいます。これにより、読者が興味を持ち、ストーリーを追いやすくなっています。

全体的に、このエッセイは助言を受け入れる姿勢の重要性を説得力をもって伝えており、良い評価を受けるに値します。
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写真・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/2/3 12:00 am

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