▼獲物を上空より探すミサゴ

先般、菊池川(熊本県山鹿市)で鯉釣りしていた男性と知り合ったところから、やや上流でミサゴが魚獲りをしていた。つがいの二羽が飛び回り、一羽が鴨の大群が浮かんでいる近くで、ドイツのユンカース急降下爆撃機のように、水面へ垂直に飛び込み、魚を獲るわけだ。
今回、たまたま目の前で飛び込んでくれたのだが、カメラの設定もしっかりと確認せぬまま、超望遠レンズをミサゴに向けたのだった。気づけば、ISO100だったので、手ブレやシャッター振動で画像が乱れていた。
通常はISO800からスタートし、高速シャッターの連写でミサゴを追うのだが、後ろから挨拶に来たウォーキング中の男性に気を取られ、カメラやレンズの設定が中途半端になってしまった。基本の基本を無視し、言い訳にもならないことに、自らに腹が立った。
しかし、天候が良いので、僅か数枚は見るに耐えるものだったので、記事に添付することにした。残念なことに、今回の獲物は小さすぎる。前々回はミサゴの体ほどの大物のニゴイを獲ったので、今回は可愛い映像で終わってしまった。
次回、必ずやミサゴが水面に突っ込むところを切り獲ると心に決めて、帰途についたのである。




▼菊池川の土手から冠雪した阿蘇山を撮影(約50キロほどの距離)



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