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遊びなければ、学びなし。

50mm



 先見塾の野外活動の一つに「写真撮影会」がある。毎月、第2・4火曜日の午前中から午後4時頃に掛けて、グルメや風景写真などを撮影する為に走り回っている。

 きっかけは、昨年6月に桜の馬場 城彩苑(じょうさいえん)の夢あかり(熊本ホテルキャッスル出店)で会食を行い、雨の日の城彩苑の中を撮りまくったのが、同塾の「写真撮影会」の始まりとなる。

 思い起こせば、僅か1年間で、参加する全塾生が一眼レフを保有するようになった。殆どが、何故かNIKON族。NIKON J1、D5200、D5100、D3100、D7000などと、色んな機種を持ち込んでは、カメラや写真談義に余念が無い。

 このように遊びや趣味を取り入れて学ぶことは大切な事。勿論、両極端に遊びすぎたり真面目すぎたりすると、必ず緊張の糸が切れてしまい、凧のように風に流され長続きすることはない。

 ただ、写真を趣味とするからには、肖像権や著作権をクリアし、事前取材許可を得て、常識的なルールやモラルを厳守しなければならない。また、野外の取材では、気象や足場の安全確認などを怠ることなく、危険回避の為のしっかりとした意識を持つ必要がある。・・・よって、遊びにもルールあり、遊びにも責任が伴うことを頭に入れておくべきだ。

 写真撮影に傾注し、ある程度のレベルに達すると、段々と芸術や哲学の世界へと入り込んで行くことになる。所謂、「真善美誠」の世界であるが・・・写真は決して表面的な画像だけの世界ではなく、撮影する人の思い入れや拘り、大自然の息吹・・・ポートレートにおいては被写体の人間像やメッセージなどなど・・・際限のない奥深い世界と語り合うことができるようになって、初めて秀作が創造されて行くのである。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/8/5 05:37 am

光と影を求めて・・・

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 写真上は先見塾の淀川司朗塾生が撮影したもの。大抵、人や物、風景を撮影する側の人間なので、自分自身が被写体となることは皆無に等しい。このように、想い出に残る一枚の写真を頂き、この場をお借りして、同塾生に心より御礼を申し上げたいと思う。

 ところで、本日のお題は「光と影を求めて・・・」。

 丁度、一週間前の火曜日。天候に恵まれ、同塾生たちと熊本県北部にある菊池渓谷へ足を運ぶことにした。

 今回の菊池渓谷は、取材地としては初の経験。絵画の世界で「光の魔術師」と称される巨匠レンブラントに肖りたいほど、光と影のアーティスティックで衝撃的な世界が、我々を待ち受けていたのだった。灼熱の太陽光は、水源の鬱蒼と生い茂る原生林の枝葉を通して優しくフィルタリングされ、ほんのりと柔らかな光の筒が、地面のあちこちを照らしている。

 また、岩盤が割れるような勢いで吹き出す真っ白な水しぶき、ブルーグリーンに透き通った滝壺、川底から何層にも透明なアクリル板でコーティングしたかのような川の流れ・・・予想を完璧なまでに覆す、そのスペクタクルな情景に、カメラを持つ手が震えるほど緊張し、生汗が滝のように流れ出てきたのだった。

 正直なところ、熊本市在住でありながら、菊池渓谷へは筆者が5歳と20歳の頃に二度行ったっきりで、現在まで殆ど足を運ぶことがなかった。運んだという記憶よりも、素通りばかりだったような気がする。・・・よって、筆者の脳裏に焼き付いている同渓谷の姿というものは、五十数年前に亡き父がLEICA M3で撮影したモノトーンの世界であった。

 ただ、今回汗まみれで歩きながら撮影したことにより、大自然の光と影が織りなす夢幻の美が、筆者のモノトーンの記憶を全て塗り替えてくれたのは間違いない。・・・上手く表現できないが、脳裏に深く刻まれていたモノトーンの写真を下絵にして、そこに何枚もの薄いレイヤーに、総天然色の透明絵の具を使ってなぞってくれたような気がする。

 前回のBLOGニュースと重複する写真もあるけれども、敢えて菊池渓谷の素晴らしさを少しでも、筆者の稚拙な写真でお伝えできればと考える次第。

▼以下写真は、全てNIKON D800を使い、筆者が撮影したもの。
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  • posted by Chikao Nishida at 2013/7/31 04:33 am

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