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もしかしたら、パーソナリティ障害!?

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 喋り方も表現も、人ぞれぞれ。白黒はっきり言う人も居れば、廻り諄く曖昧な表現をする人も居れば、ほとんど喋らない人も居る。話していて心地良いのは、自然体にて白黒はっきりした人のトークである。又、ほとんど喋らないが、聞き上手な人も心地良い。ただ、甲冑を身に纏い、堅苦しく、曖昧な話をする人は、ちょいと疲れる。また、その廻り諄い言い方に酔い痴れる人は、更に疲れる。

 胸筋開き、自然体にて、さらっとトークする人は、跳ね返りも軽快にて、語る内容がポジティブで、すこぶる愉快だ。男、女に関係なく、宗教的な臭いがあり、強い口調や罵言を好む人間は、いつも自分や他人と闘っているようだが、一人芝居に過ぎない。実に無駄なエネルギーでもあり、効率の悪い思考回路が災いして、難解な言葉に酔い痴れ、「懐疑の底無し沼」に入り込んで行くのである。

 こういった人は、或る日突然、過去におけるトラウマなのか、加速して豹変し、あっという間に、人格さえ変わってしまう。昔、饒舌者のように見えるが、思考が偏り、宗教的な言葉にスイッチが入り、仰々しい表現を連発する人を見掛けたことがあった。周囲からすれば、最初は「善い人」のように見られがちだが、ある程度、時が経つと、醜い本性が火砕流のように吹き出してくる。突然激昂し、罵詈雑言を吐き散らし、相手を言葉の暴力にて潰してしまうような行動に出るのだった。形相は、般若のようになってしまう。

 何らかの精神障害があるのだろうか、酒が入ると、癖の悪い「酔狂者」に豹変する。手の施しようの無い醜態を曝け出し、別人と化すのである。知人の精神科医やカウンセラーに聞くと、上述のような人は、「演技性人格障害(演技性パーソナリティ障害)」の可能性が高いと言っていた。なるほど、思い起こせば、以下のような症状が見え隠れしていた。「これは、本人にも自覚が必要であるが、周囲の人間がしっかりと支え、完全治癒に向けて、日々努力しなければならない!」との事・・・。

 1)自分自身が注目の的にならねば、不快感を持つ。
 2)異性との交流が不適切なほどに、性的、誘惑的または挑発的である。
 3)急激な感情の変化及び浅薄な表現が多い。
 4)自分自身に注意を惹くために、常に身体的外見を利用する。
 5)会話内容が極めて主観的且つ漠然としている。
 6)仰々しく、はったり,芝居がかった振る舞い,感情の大げさな表現が多い。
 7)他人又は状況に対して容易に影響を受けやすい。
 8)人間関係を、実際より親密、濃密なものとして解釈する。


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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2020/4/12 02:43 am

虚言癖に騙されるな!!!

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 「虚言癖」について考察してみた。

 昔の話だが、或る人物(X)が人物(A)と人物(B)の間に入り込み、メッセンジャー役を申し出た。最初は何事もなく情報が流れるように見えたが、或る日突然、人物(X)の挙動がおかしくなり、人物(A)と(B)とのガラス張りであるべき環境が遮断されたのである。

 そこで、人物(A)が人物(X)の挙動に違和感、不信感を持つようになり、直接、人物(X)へ問い質したのだった。間髪を容れず、鬼畜のような顔に豹変した人物(X)。「嘘」が詰まったタライを引っ繰り返し、疾風の如くその場から逃げ去ったのである。

 元々、虚言癖があるのか、演出過多なのか・・・自分自身の虚言に罪悪感を持つこともなく、自らを大きく見せるために、学歴詐称も含め、あちらこちらで虚言という手榴弾を投げ込んでいる事実が多々判明した。下手すれば「詐欺師」として訴えられる可能性もあり、かなりの危険人物に違いない。

 しかしながら、人物(X)は日頃から善人ぶっているので、なかなか尻尾がつかめない。また、騙された人物(B)は、既に弱みを握られており、人物(X)から痛いところを突かれれば分が悪くなるので、黙って堪えているばかりとなる。情けないが、脇の甘さの罰当たりとなる訳だ。

 また、最近の話であるが、人物(C)が人物(D)に伝言を依頼したのだった。それは、人物(C)が人物(E)へ何かを提案するものだった。ところが、メッセンジャー役となった人物(D)からは何のリアクションもない。聞けば、人物(D)のとんでもない発言(後日、ニュアンスが異なることが判明)が伝わってきたのである。

 人物(C)は人物(E)へ単に提案したのであるが、それが妙に歪められた内容として人物(D)へ伝わっているらしい。結果が期待外れに至る原因は何なのか。結局、人物(C)は腑に落ちないので、人物(E)と直接面談し、提案内容の確認と的外れな発言の有無について問い質したのだった。

 すこぶる小さなことではあるが、畢竟、人物(D)が人物(E)に対して正確に伝えず、提案が苦情として伝わっていることが判った。一般的に、主語述語が曖昧で、真意が何なのかを正確に伝えられない人が多い。それが、現代の日本人である。その典型的な事象が眼前に起こったことになる。

 今回、直接面談がなければ、人物(E)は激高したままとなり、そのリアクションに違和感を持った人物(C)も首を傾げるばかりで、前述の人と人の間に立ちはだかった人物(X)<詐欺師>と同じく悪い流れとなり、人物(C)と人物(E)の関係に亀裂が生じるばかりとなってしまう。

 虚言癖のある人物が、「噓も方便」と豪語しながら虚言を繰り広げると、周囲の人たちはギクシャクした関係になり、折角の好循環が圧し折られてしまう。また、虚言癖が日常茶飯事の詐欺師が虚言を繰り広げえれば、キナ臭いものに覆われ、大事件となる可能性も無きにしも非ずとなる。

 前述の人物(X)と後述の人物(D)とは、全く異なる人格である。人物(X)は典型的な詐欺師、人物(D)は普通の人間である。ところが、上記のように、同じ結果を齎しているのは何故か!?・・・それは、双方とも、いの一番に自らの保身に走る「悪癖」が共通していることになる。

 このように、第三者にメッセンジャーを依頼する場合は、慎重なる人選が必要となる。また、間に入り込む人物が存在する場合は、その人物をしっかりと観察し、万が一違和感を感じた時は、早急に、その詐欺師を飛び越えて、磨りガラス向こうにいる人物と直接連絡を取り合うことで、真相究明すべきとなる。

 この世で、ヒューマンコミュニケーションほど難しいものはないが、日頃から、筋の通らぬことに対しては厳しい目を向け、確と真相究明することで被害を最小限に食い止めるのが、一端の大人と言える・・・。

<以上、先見塾特別講座より>

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文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2019/5/6 02:18 am

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