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助言を聴くか否かで人生が変わる・・・

◎記事と写真は関係ありません

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 これまでの半生において、助言によってどれだけ助けられたかと振り返ると、数えきれないほどの助言があったように思えてならない。ぺいぺいの新聞社当時は、正直なところ、先輩たちの助言は突き刺さるばかりで、聴く耳を持たぬ時もあった。実に、恥ずかしい話だが。

 ところが、起業する時に、新聞社の先輩が「会社を起こすのは大変なことだよ。でもね、経理だけはしっかりとしておかないと!」と、鬼の様な先輩だったが、その時は、観音様の様な顔になり、笑顔で送り出してくれたことを思い出す。

 その先輩は、後々、新聞社の重役へと昇り詰めたが、流石だと、今更ながらに頷くのである。誰でもプライドなり、我なりを持っている。ただ、全ての思い込みが一般的に通用するかは疑わしいが、その身勝手な思い込みが、重要な助言を邪魔するのである。

 また、故人となった父親について考えると、一端の社会人として、社会正義を重んじた職種に就いていたので、これまた、親子の関係は良好であったとは言えない。特に、父親と息子の関係は、母親と娘の友達感覚ではなく、常に、妙なライバル意識が発生するものだ。

 よって、父親と息子との会話というものは、日常少なくなるのが一般的だと思うが、筆者の場合は、殆ど父親に対しては畏敬の念しかなく、日々、父親のプレッシャーとの戦いで疲弊気味であった。次男であるが故に、当然のことながら、長男との確執も生まれて来たのだった。

 思い起こせば、父親の口癖は、「お前は検察官には似合わない。性格的には馬鹿正直なところもあるので、まあ、司法試験に通ればの話だが、裁判官の方が良いかもしれない!」と、含み笑いをしながら諭されたことがあり、それは、逆立しても、心地よい助言とは思えなかった。

 数十年もの長きにわたり、兄弟のような関係が続く幼友達がいる。非常にクレバーで人格者の立派な心友である。性格は柔和で思考深度が深く、互いの父親同士が同じ職種であった為に、共通項が多い。以前、心配に痺れを切らした心友から、唐突に厳しい助言が発せられた。

 その時は、相当身に沁みた。起業時に頂いた先輩の助言も有り難かったが、竹馬の友の助言は、また質が異なり、その柔らかい言葉の中に、筆者の歪み掛かったベクトルに鋭いメスを入れてくれたのだ。ハッと気付かされた。どんなに感謝しても感謝しきれぬほど有り難かった。

 また、その心友とは別次元にて、心を許す人が存在する。絶えず応援をしてくれている人だが、特に、筆者のお人好しさ加減に腰を抜かし、ベクトル修正に日々突っ込んでくれるのである。幼い頃から周囲の友に恵まれていた故に、性善説に偏りすぎたところを、遠慮なく突き刺してくれる。

 助言は、時には「耳にタコができる!」と言って、さっさとその場を立ち去ることもあったが、助言ほど、人生を修正してくれるものはないと言っても過言ではない。よって、盧舎那仏開眼のように視野を広げてくれる助言は、一生物として大切にしなければならない。

 知人友人の中でも、自分自身を気遣ってくれる人は極僅かであるものの、心から「アドバイス」、「サジェッション」をしてくれる人は、家、土地、金銭に替え難く、心の宝物として、厳しい助言であればあるほど耳を傾け、間違いのない人生を歩むんで行くべきであろうかと考える次第。

 ※上記の助言は「人格者からの助言」と受け止めていただければと・・・。


▼4羽のアゲハ蝶(奇跡的に撮影できたもの)
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▼ポルトガルの写真愛好家グループで選ばれた
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▼今年撮影したヒョウモンチョウと花々
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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/11/4 12:00 am

連載 山鹿発見伝(3)

▼日輪寺 南無と紅葉
2016-12-5



<素敵な方々との出会い>

 連載第三弾は、2016年12月6日から16日に掛けて撮影した写真を準備した。この頃は、夏から秋にかけての嫌な思い出が一気に吹っ飛んでしまうような、素晴らしい人たちとの出会いがあった。

 数十年間、プライベートもオフィシャルも遮断された郷里へ足を運ぶのは、実は心の中はワクワクドキドキの気持ちで、期待だけが大きく膨れ上がるばかりだったが、運悪く、他人の誹謗中傷や揶揄が渦巻くダークスポットに足を踏み入れてしまった。

 幼稚園や小学校の良き思い出しかない筆者にとっては、幼い頃の純朴な友人の記憶を辿るしか無かった。しかし、大人への切り替わりの段階で、極僅かな確率であることを信じたいが、豹変した人との接点を持つことは、思いの外危険な行為であることに気付かされたのである。

 会ってもいない第三者を、何故に、有る事無い事、悪い噂で塗り潰そうとするのだろうか。何の根拠もないことを、情報通の人間を装い、如何にも知り尽くしているかのように喋り捲るのだろうか。筆者にとっては99%はネガティブ情報なので、ちくわ耳をもって対処することにした。

 ここで、良き人たちとは、どのような人だったのか!?・・・それは、ふらりと訪ねた自転車販売の老舗に始まった。立ち話の中で、50年ものの古びた自転車や昔の菊池川周辺の話を沢山してくれたので、次第に、筆者の記憶の箱の蓋が次から次へと開かれて行き、昭和の良き時代の映像が、脳裏を駆け巡ったのである。

 それから、また二十数年ぶりに再会した人物が、凹みきった筆者を励ましてくれた。話をしている内に、一度、郷里からすっかり遠ざかりたいという心を持ち始めたのたが、本格的な個展(写真展)をしてみないかとの誘いに、間髪を入れず、首を縦に振ったのである。よって、翌年(2017年)の2月に、山鹿市で個展「如水」を開催する運びとなった。

 世の中で、一番難しいのは、人間関係である。同じ地域に住む人間でも、隣人の家庭のスタンダードは、千差万別であることを知ってはいるものの、これ程までに土着性の強いダークスポットの方々の考え方や挙動は水と油の世界であり、全く受け入れることは出来ない。・・・ちなみに、ダークスポットが大きく多ければ、地球に磁気嵐を呼ぶことになる。

 筆者が嫌うのは、電話をしてもコールバックしない人、メールに的確な返事をしない人、口約束を一方的に破る人、初対面の人のことを知ろうと努力しない人、自分自身を神棚に奉る人、人の失敗を喜び成功を妬む人、懐疑心に包まれた人、無償で情報を入手し真似する人、苦言助言を真摯に受け止めない人、「Give & Get」の精神のない人・・・などである。

 最終的には、ダークスポットからのネガティブな見えざる手の呪縛から逃れることができたのは大きな収穫でもあり、これまで抱いて来た、郷里に対する情熱を燃やす余白が沢山できたことに、心から感謝する次第である。

▼岳間渓谷の吊り橋(山鹿市鹿北町)
2016-12-6


▼さくら湯(山鹿市山鹿)
2016-12-7


▼フクロウの置物
2016-12-9


▼不動岩
2016-12-16



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  • posted by Chikao Nishida at 2017/7/23 12:00 am

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