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熊本城は、生きている。

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 今日は熊本城の取材を思い起こしてみた・・・

 生き物のように思える城郭。

 一つ一つの櫓が、瀕死の状態であるのが現実である。

 威風堂々としていた堅固なものが、実は、人の心と同じように脆弱だった。

 樹齢400年を超える大楠が根を張り巡らせている。それも、9万年前の阿蘇山の火砕流の上に。

 深さ40メートルを超える井戸たち。大昔の火砕流の厚みを知ることができる。

 人造物と自然との深く絡んだ接点でもある。

 戦場さながらの熊本城。

 しかし、城は今も尚生きている。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/6/23 02:04 am

熊本市中央区の被災地

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 本日は、熊本市を出て、南関町に向かったが、ここという処を見つけられず、和水町から山鹿市へ。ランチをイタリー亭で食して、鹿本、七城、菊池、泗水、そして熊本市中央区の被災地へ。115キロを車で走った。(連続5日間で500キロ超)

 熊本市内もあちこちに大地震の爪痕があり、中央区の古い町並みも、まだ手付かずの状態。赤札が玄関先に貼り付けてるあるものや、頭上注意の看板やセイフティコーン、黄色いロープが沢山見受けられた。

 石橋の欄干の半分が落ち、古い建物全体が今にも崩れそうな姿を見ては、今回の地震の怖さを再確認するばかりであった。この悲惨な状況の中、現在は川の水も澄み切り、鳩が何食わぬ顔して餌をねだってくる。建造物以外は、すべて地震の前の姿となっているのが不思議でならなかった。

 破れたわけではないので適切な表現とは言えないが、「国破れて山河あり」という故事を思い出した。


▼筆者の書「山河」
sanga




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  • posted by Chikao Nishida at 2016/5/25 12:00 am

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