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水の有り難さ・・・

▼写真はイメージ

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 冬となり、寒くなればなるほど、筆者は「水」が美味しく感じられる。それも、水道水を直接グラスに入れて飲めば、身体がシャキッと、心もスキッとする。

 以前、熊本市は、世界中で人口50万人を超える市で、唯一、地下水で賄っているという記事を書いた記憶がある。現在、政令都市として人口は70万人を超え、それでも、筆者の住むところは、政令都市となる以前のエリアなので、全て地下水で賄っている訳だが、カルキ臭のない水道水は、天の恵み、地の恵み。他県から訪れる人たちが、水道水をゴクゴク飲んでいる私たちを、不思議な顔をして見てしまうのだ。

 昨夜も寝る前にグラス一杯の「水」。寝起きも、神棚に供え物をして、更に、一杯の「水」。透き通った美しい阿蘇山からの伏流水のお陰で、体調もすこぶる良い。・・・若い頃、他県で過ごしていた時に、湿疹で悩んでいたのが嘘のように、肌もつるつるってことになる。

 命にいちばん近い「水」。・・・この熊本に生まれて良かったと、しみじみ思える瞬間である。本当に、有難い。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/11/13 03:03 pm

お米さえあれば、何とか・・・。

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 終戦となり、満州から引き上げてきた母の事を思い出した。

 その明言に・・・「お米さえあれば、何とか生きて行ける。」があった。・・・最初聞いたときは、何を言い出すんだろうと思っていたが、先般、真向かいに住んでいる90歳のおばあちゃんの言葉で、その意味が良く理解出来たのだった。

 おばあちゃん曰く、「あなたのお母様から、随分お世話になったんですよ。ご存じかどうか知りませんが、内の孫達二人、幼い頃に何年も毎日のように、お母様から大きなお握りを頂いていたんです。もう二人とも家庭を持つ大人になりましたが、お母様のおにぎりで育てて頂いたんですよ。私の息子も嫁も仕事があって、なかなか子供の世話もできない状態だったので、本当に助かりました。本当に感謝しています。今も生きていらっしゃれば、いつもニコニコ笑ってらして・・・。」と。

 なるほど、筆者は別棟に住んでいたので、母が何をしていたのか全く気づきもしなかったが、大きなお握りを毎日幼子達に手渡していたことを聞いて、「お米さえあれば・・・」の、母なりの明言が理解できた。

 母は、満州に居た頃は、相当裕福な家庭に育っていたようで、終戦を迎え、着の身着のまま、乾燥トウモロコシの袋だけを持ち、家族全員で逃げるように戻ってきた話を聞いたことがあった。その時、一緒に逃げ戻る周囲の人達が、バタバタと倒れ、屍になって行ったと。・・・その時、死ぬか生きるかの瀬戸際にあって、初めて食べ物の有り難さが母の頭をかすめたのだろうと。

 18年半前に急死した母の事を久し振りに思い出しながら、今夜は、粗末ではあるが、母がよく作っていた「高菜炒飯」を作ってみた。余りご飯を炒めすぎると不味くなるので、具材をじっくりと炒めた後に、ご飯を混ぜる程度で留めた。・・・大変、美味しく頂いた次第。

 「お米さえあれば、何とか生きて行ける。」・・・なるほど。


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  • posted by Chikao Nishida at 2014/4/19 12:00 am

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