ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » カワセミ

カワセミにフォーカス!

500_1384


 八景水谷公園(熊本市)の湧水池には、大型三脚に照準器付きのカメラを担いだ、カワセミを追う常連カメラマンが数人いた。

 カワセミが移動するたびに、駆け足で追うカメラマンたち。話を聞くと、「鴨なんか撮ったこともない!」と、カワセミのみを延々と撮り続けているようだ。

 白鷺や青鷺のそばに立っていると、カワセミが近くの木に止まった。遊歩道の向こうから、足早に近づいてくるカメラマン。三脚やバッグを遊歩道の横に置きっ放しで、撮影に必死のようだ。海外だったら、三脚もバッグも盗まれるに違いないと・・・少々、心配してしまった。

 別に追い回さなくても、近づいてきたカワセミを撮れば良い程度に考える筆者だが、彼らは違う。獲物を追う狼のような形相でカワセミを追いまくるのだ。幼子が虫捕り網を持って、昆虫を追っているように見えて仕方なかった。

 三脚もなし、照準器もない筆者にとって、カワセミがダイブする瞬間を撮るのは容易なことではないが、今回は、どうもカワセミ専門カメラマンに触発され、カワセミのダイブに挑戦することにした。

 木に止まるカワセミの様子を伺い、どの方向で、水面のどの辺に突っ込むのかの予測が必要らしい。装着しているレンズは、フルサイズ換算で900mm。この距離であれば400mm程度で十分であり、それ以上にすると、ファインダーからはみ出してしまう。

 連写で30数枚くらい撮ったろうか。お見せできるものは、これらの写真のみ。三脚や照準器のない筆者の限界である。設定は、3200分の1秒のシャッタースピードで撮ってみた。水しぶきとカワセミの表情が可愛すぎる。今回、彼らが命がけで小さなカワセミを追う理由が、少し分かったような気がした。

 しかし、生き物が大好きなので、今後も、目の前に遭遇した生き物のキラキラと光る目を中心に撮って行ければと考える次第。滑稽な五位鷺、過敏な小鷺、威風堂々としている大鷺や中鷺。時には、体重が5gしかないキクイタダキなんぞを、手持ち撮影できれば、それで善しとする。


500_1385


500_1386


500_1445


▼取材風景(撮影:アシスタント・フォトグラファー)
IMG_8638



◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

                         

  • posted by Chikao Nishida at 2018/2/8 12:54 am

今日の八景水谷公園・・・

500_8380


 今日の八景水谷は、陽が陰ると急に寒くなり、野鳥たちの活動は鈍かった。

 遊歩道を歩いていると、カメラが趣味という老夫婦が指をさし、奥の木陰に潜むカワセミを教えてくれた。「近くに住んでいるので、毎日のようにカメラを持参して歩いているんですよ。カワセミは可愛いですよね!」と。

 その木陰でカワセミを撮ると、絵面が赤っぽくなるのが気に入らないが、無意識に座り込み、望遠レンズを向けてしまった。ファインダーを覗き込むと、いつものカワセミよりもひとまわり小さく見える。まだ、成鳥ではなさそうだ。

 右を向いたり、左を見たりと、その仕草は可愛らしく、宝石のような美しい姿がたまらない。本来ならば、マクロレンズでガチッと切り撮りたいけれども、何度撮っても、納得の行く写真が撮れたためしがない。

 数枚撮影を終え、カメラの設定を確認し、再度カワセミにレンズを向けようとすると、すでにその姿はなかった。

 それから遊歩道を逆走し、カルガモたちにレンズを向けることにした。

 我々がじわじわと静かに近づくと、彼らもまたじわじわと逆方向へと舵を切るのだ。また、近づくと、また一定の距離を保ちながら、離れて行く。しかし、今日のカルガモはそこまで警戒心がなかったように思える。

 話は変わるけれども、31日は皆既月食と言う。しかし、熊本市内で見られる可能性が低いと思い、帰り際に900mm相当で月を撮影したのだった。


500_8390


500_8399


500_8435


500_8439


500_8473


500_8503



◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2018/1/31 12:29 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp