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気楽に楽しめる、『四川料理 桃花源』・・・四川飯店(東京本店)の流れを汲む名店

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 本日は、リーズナブルで満足行く四川料理を提供する『四川料理 桃花源(とうかげん)』(熊本ホテルキャッスル 地下1階)をご紹介したい。

 熊本県内の中華料理、中国料理の歴史を塗り替え、強い影響を与え続けてきた同店。初代料理長は斉藤隆士氏(前 同ホテル代表取締役社長)、善家氏、川上氏、そして現在の早川氏へと受け継がれてきている。

 数百と言われるメニューの中から、今回は、日頃から気軽に立ち寄り、気軽に食べて、大満足して帰れるメニューを十数点ご紹介したい。

 四川料理と言えば、『辛くて痺れるような料理』として一般的に知られているが、勿論、激辛のものもあれば、優しいものもあり、バリエーションに富んでいる。

 先ず、皆さんが思い起こすのは、『四川麻婆豆腐』であろうか。御多分に洩れず、写真下にはそれが鎮座しているが、山椒を微調整し、お客の辛さ&痺れに合わせてくれる。

 同店は、ランチタイムとなれば、ドッと人が押し寄せ、多い時は、3回転以上の人気店。この数年、全ての食事処が低迷している中で、同店の勢いは止まらなかった。

 現在でも、特にランチタイムは予約をしなければ、地階のソファーにてテレビを見ながら、『呼び出し待ち』の状態となってしまう。

 次に思い起こすのは、『エビチリ』ではなかろうか。昔のテレビ番組で『料理の鉄人』という人気番組があった。その時、同ホテルの斉藤隆士氏と四川飯店の陳建一氏との『エビチリ対決』は大変話題となった。

 因みに、斉藤隆士氏と陳健一氏は、四川飯店(本店)の兄弟弟子であり、陳健一氏は四川飯店創始者の陳健民氏の長男でもある。

 クラシック音楽で例えれば、斉藤氏は指揮者カラヤン、善家氏はショパン、川上氏はベートーヴェン、早川氏はヴィヴァルディといった具合であろうか。四代続く『四川料理 桃花源』だが、皆、基本は同じだと思うが、一人一人の個性が飛び出すところが、料理の醍醐味である。

 今回の料理群は、高級中国料理とは異なるリーズナブルなものばかりを選別してランダムに掲載している。ランチタイムは、千四百円(税込)のランチ(メインディッシュを6品から選ぶもの)が人気だが、最近は、2千円台、3千円台のコース料理の注文が増えてきていると言う。

 じわじわと国内の旅行客が増えてきている現在、熊本県に足をお運びの折は、この『桃花源』の料理を食して帰らねば、熊本通とは言えないと言っても過言ではない。

 以前、京都の名物個人タクシーの方が、「京都に来て『にしん蕎麦』を食べないと、京都に来たことにならない!」と言っていたようなものである。


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▼四川麻婆豆腐
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▼春巻
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▼えび焼売
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▼肉焼売
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▼水餃子
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▼酸辣湯麺
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▼前菜
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▼四川料理 桃花源 今井マネージャー
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▼牡蠣とカシューナッツの辛味炒め
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▼蒸しパン
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▼エビチリ
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▼雲白肉(ウンパイロウ)
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▼イカの塩炒め
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▼スープ
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▼スープ
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▼五目野菜炒め
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▼アヒルの燻製と蒸しパン
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▼青唐辛子&赤唐辛子の醤油漬け(メニューにはない)
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▼揚げパン
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▼ココナッツミルクのデザート
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▼マンゴーベースのデザート
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▼四川料理 桃花源 店内(右奥に個室2)
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▼四川料理 桃花源
https://www.hotel-castle.co.jp/restaurant/tokagen/Link
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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/2 12:00 am

カレーライスの不思議・・・食欲が無い時に、自然とカレーライスを選んでしまう。

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 インドやスリランカ、タイとなれば、カレーというイメージが強いが、日本もなかなかのカレー王国。世界へ進出している『CoCo壱番屋』などの情報を得ると、「あっぱれ!」と叫んでしまう。

 カレーのルウは、どう見ても、『薬膳』である。昔、東京在住の幼友達から贈られてきた香辛料に魅せられて、常に、ターメリック、ガラムマサラ、カエンペッパー、クミンシード、コリアンダーなど五種類以上の香辛料を常備するようになり、カレーライスを作っては、独りで楽しんでいた。

 全てに『勘』で作るので、具材も変わり、味も変わり、全く同じカレーライスにはならなかった。よって、ホテルメイドのカレーライスを食すと、レシピ通りに作られたものはブレがなく、いつも同じカレーライスを提供していることに敬服していた。

 しかし、現在、足を運び入れる『ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)』では、筆者好みにカスタマイズしてくれるので、これまた、毎回辛味も味わいも異なり、変化に富んで楽しくてたまらない。

 台風一過、晴天になるかと思いきや、何となく空が霞んでいて、三連休ともなれば、逆に、部屋に閉じ籠り、日頃できないことを考えては、黙々とやっている。変化のない三連休。ただ、頭に浮かぶのは、刺激的なカレーライス。

 この時間に、またまた『食テロ』をやってしまいそうだが、今回も、キーボードを叩きつつ、カレーライスの写真を貼り付けながら、額と頭頂部には既に汗がじんわりと。『条件反射』って、不思議なものである。

 読者の方は、どんなカレーライスが好みなのだろうか!?筆者が好むのは、やはり、脂身が甘く美味しい豚肉のカツカレー。それに、天草産の『車海老』を使った贅沢エビフライカレーだろうか。

 特に、豚肉の甘味のある脂身はたまらない。時々、既述のレストランにてオーダーすることもあるが、すごく良い豚肉に当たった瞬間、両手を挙げて、喜びを表現する。『Good job!』である。サクサクとした中に、チュルンと口に広がる脂身の甘味。至福の極みとなる。

 しかし、最近、大変困ったことに、どのカレーライスを食したら幸せなのかの基準が変化したように思えてならない。仕事が忙しい時は、夜食にて、レトルトカレーなるものを食すこともある。

 先般、鶴屋百貨店のアンテナショップである『Hoody One』へ足を運び、どのレトルトが旨いのか調査することに。国内のご当地カレーが沢山陳列してあった。日本列島の北から南まで、厳選された人気レトルトカレー群。結局、選びきれずに、奥のコーナーへ行き『黒亭の生ラーメン』を買ってしまった。

 更に、悩んでいるのは、どの程度のモルノードがカレーのルウとしては最適なのかが、分からなくなっている。ねっとりしたルウは苦手であり、ジャブジャブとしたスープカレーも好みではない。ただ、どの程度のモルノードが良いのか、完璧悩み、負のスパイラルに入り込んだ状態だ。

 これまで数十年間に食したカレーライスは何食、何種類あるのか記憶にないが、今まで最高に旨いと思ったのは、女性スタッフたちが、筆者の亡き母の復刻版カレーライスを作ってくれたものではなかろうか。

 欧風と和風の中間地点に着地したようなルウであり、牛肉は最上級に近いものを使っている。カレー皿に盛ったカレーライスを三杯食すのが、常であった筆者だが、その母の復刻版カレーライスの時も、三杯食してしまった。

 何故、女性スタッフが母のカレーライスを作れるのかと聞けば、母が存命の時に、何度かスタッフに差し入れていたようなので、その時にレシピを貰ったとのこと。

 勿論、昔の母のカレーライスはルウから作っていたので、上述の復刻版とはやや異なるが、味付けについては、ほぼ間違いない香辛料のバランスであったと記憶している。

 これは憶測であるが、母の両親は、戦前、海外で洋食レストランを経営していたと聞いている。その当時、子供だった母が、ハイカラな洋食の味を覚えていたのではないかと。

 人間は面白いもので、大人になってどんなに極上の料理を食べたとしても、幼い頃から食べ慣れた、おにぎりやカレーライスに回帰するのである。まあ、いい意味で、『餌付け』の罠に嵌っているに違いない。

 話はどんどん飛んでしまって申し訳ないが、『食テロ』のカレーの話はここらで、お仕舞い、お仕舞い。

<ダイニングキッチン九曜杏のカレーライス群>
(熊本ホテルキャッスル)

▼ハンバーグ+トマトカレー
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▼カキフライカレー
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▼カツカレー
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▼カツ+激辛カレー
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▼焼き野菜カレー
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▼ビーフカレー
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▼焼き野菜カレー
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▼ビーフカレーと焼き野菜
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▼赤鶏と焼き野菜のスープカレー
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▼激辛カスタマイズカレー
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▼ハンバーグとカレールウ2種
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▼ビーフカレー
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▼ビーフ+激辛カレー
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写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/9/28 12:00 am

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