
時代はオスマン帝国へと遡る。シルクロードの西端、イスタンブールの風が、はるか天草へと吹き抜ける。
14世紀に勃興したオスマン帝国。日本との直接的な交易こそ存在しなかったが、宮廷菓子として今なお人々を魅了する甘味がある。それが「バクラヴァ(Baklava)」である。トルコのみならず、ギリシャをはじめ中近東一帯で親しまれてきた、層を重ねた豪奢な伝統菓子だ。
七百年の時を経て、そのバクラヴァに着想を得た試みが、熊本県天草市の洋菓子店「洋菓子匠 維新之蔵」(店主:岡部國光氏)で静かに動き出した。昨年11月30日に完成した「禁断の十字パイ(アップルパイ)」に続く第2弾として、「バクラヴァ風パイ」の試作に取り掛かるという。
熊本県内のスイーツショップでは、まず目にすることのないレアな挑戦である。だが、だからこそ面白い。前作に続き、もう一歩踏み込んだ「冒険」をしてみたい。そんな思いが、この企画の出発点だ。
今回は「イスタンブールからの便り」をテーマに、幾重にも重なるパイ生地の層へ、歴史と物語を閉じ込める。ひと口で意表を突き、記憶に残る甘味に仕上がることを、密かに期待している。
昨夜、同店から届いたメッセージは実にシンプルだった。「是非、挑戦したい!」と。無理を強いるつもりはない。しかし、ものづくりは常にゼロ、いやマイナスからのスタートである。試作を何度も重ねる中で、維新之蔵ならではの「バクラヴァ風パイ」が形を成し、「禁断の十字パイ」シリーズ第2弾として結実することを願うばかりだ。
聞くところによれば、明日にもピスタチオが届く予定とのこと。記念すべき第2作目「バクラヴァ風パイ」の試食を、今から楽しみにしている。
なお、ここまで記した内容はスクープではあるが、「禁断の十字パイ(バクラヴァ風パイ)」の市販化を確約するものではない点をご理解いただきたい。
乞うご期待。



▼Google AIによる「バクラヴァ」の解説
バクラヴァ(Baklava)は、トルコや中近東で愛される、薄いパイ生地(フィロ)を何層も重ね、ナッツを挟んで焼き、シロップを染み込ませた伝統的な激甘焼き菓子です。サクサクとした生地の食感と、濃厚な甘さが特徴で、ピスタチオやクルミがよく使われます。
特徴と詳細
構造: 「フィロ」と呼ばれる紙のように薄い生地を数十層重ねる。
味と食感: 焼いた後にシロップ(または蜂蜜)を浸すため、サクサク感とシロップのジュワッとした食感が同時に楽しめる。
中身: ピスタチオ、クルミ、ヘーゼルナッツなどが主流。
歴史: オスマン帝国の宮廷で生まれた、由緒あるお菓子。
別名/同類: パフラヴァ(アゼルバイジャンなど)。
主な用法・食べ方
お茶請け: トルコではチャイ(紅茶)と共に、一口サイズを日常的に食べる。
お祝い・手土産: 祝祭日やラマダン(断食月)明けに家族や友人と楽しむ。
高級なお土産: 伝統的な職人技が詰まった菓子として、日本でも銀座などで購入可能。
バクラヴァは、その甘さとカロリーの高さから「禁断のスイーツ」とも称されるほど、一度食べると病みつきになる人気菓子です。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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文責:西田親生

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