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心の扉を閉ざす人々との葛藤

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 世の中には、対人関係が苦手な人も多い。筆者も、どちらかと言えば、善悪を大上段から斬りさばくものの、決して、黒やグレーゾーンで暗躍する人たちとは無縁のゾーンへと入り込む。

 よって、その段階にて、周囲に存在する人たちとのご縁は、半減する。更に、善のゾーンに立つ人たちの中でも、ガラス張りで明るい性格の人たちのゾーンに足を踏み入れ、どんよりと曇った闇の世界に閉じ籠る人との交流は皆無に等しい。

 しかし、気になるのが、善人であるにも関わらず、自らの心を閉ざし、周囲との人たちの心の扉を閉じてしまう人の存在も少なからずとも存在している。

 善人であるが故に、何とかその暗闇から引き戻そうと手を伸ばすが、何度も何度も同じ繰り返しで、手を引っ張って引っこ抜けたかと思えば、また、暗闇に座り込んでいる人がいる。

 そうなると、周囲の明るく闊達な方々とは異なる、どんよりと光を遮蔽する暗雲が、自らの周囲に近づいてくるのである。目の前にはチンダル現象のように美しい光は射し込んで入るが、暗雲が意識の中に棚引き始める。

 日頃からの弾けるように楽しいヒューマンコミュニケーションに翳りが生じ、その暗雲との戦いをせざるを得なくなってしまう。よって、無駄な時間や労力ばかりが重荷にとなり、胸の中にモヤモヤが蔓延ってしまう。

 これが、心を閉ざす人が放つ閉塞感である。こちらは胸筋開いて、心の扉全開でいるにも関わらず、心を閉ざす人の心の扉を見ると、開けたり閉めたりの連続であり、暗闇の奥に座り込んでしまった人の姿が見え隠れするばかり。

 その暗闇からの妙な波動のスパーンが長ければ、プライベートもビジネスにも支障は最小限に留められるが、そのスーパーンが短くなると、苛立ちとともに、その原因追及と改善に向けて躍起になってしまう。

 心地良いチンダル現象の透明な光が完全に閉ざされた状態なので、心のモヤモヤが一層大きくなり、苛立ちも、9万年前の阿蘇山大噴火寸前にまで膨張することになる。

 もし、筆者が大爆発を起こしたとなれば、外輪山を突き破り、火砕流や濁流が急斜面を轟々と地響きと共に流れ落ち、自らの心の扉も穏やかな心も一気に昇華してしまうような危機感を抱くのである。

 何故、心を閉ざす人は光の当たるゾーンへ来ないのか、自己改善に取り組まないのか、周囲に対する迷惑な状況を払拭しようと努力しないのか、全く理解できないでいる。育ちや性格と言えば何も言えないが、協調性のない最悪の状況下にある訳だ。

 あくまでも推測であるが、暗闇に立つ人は、常識的に右と左が、前と後ろが、そして上と下が、逆転してしまっているのだろうと。よって、善と悪、楽と悲、配慮と無配慮、誠実と不誠実がひっくり返った状態が、その人物の心の中を埋め尽くしているに違いない。

 これは筆者の経験による判断であるけれども、暗闇に立ち竦む人が、その悪しきメカニズムに気付けば、歪んだ考え方や受け止め方、行動や言動などを真逆にすれば、正常に戻りはしないかと考えるのである。

 いやはや、そろそろ、暗闇と日向と行ったり来たりする悪癖を治し、日向で大きな背伸びと大きな欠伸でもすれば、心地良い善のゾーンのど真ん中で楽しめるものをと。きっと、周囲への信頼が低く、自分自身への信頼をも捨てててはいないかと危惧する次第。

 この問題解決は、本人が気づき、自力で這い上がる選択肢しか残されていないような気がしてならない。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイでは、筆者が「心の扉を閉ざす人々」との葛藤を深く掘り下げて表現しています。対人関係の中で、心を開いている側が相手に対して手を差し伸べようとするものの、相手がその助けを受け入れずに自らの暗闇に引きこもってしまう状況が繰り返される様子が描かれています。

まず、筆者が示す「善人であるにもかかわらず、心を閉ざす人々」とのやりとりには、多くのフラストレーションが見られます。善意で手を差し伸べようとする側から見ると、相手がなぜ心を閉ざすのか、なぜ光のゾーンに戻ろうとしないのかが理解できないのです。そのため、筆者はその心の閉塞感に苛立ちを感じ、その感情は「阿蘇山大噴火」に例えられるほどに増幅していきます。この比喩が示すように、筆者の苛立ちは非常に激しく、相手との関わりがビジネスやプライベートにまで影響を及ぼすほど深刻です。

エッセイの中で特に印象的なのは、「チンダル現象」という光の美しい表現です。この現象は、心を開いている状態を象徴しており、透明で開放的なコミュニケーションの重要性を強調しています。反対に、暗闇に閉じこもる人たちは、その透明な光を遮り、周囲に閉塞感やモヤモヤをもたらす存在として描かれています。

筆者の葛藤の根源は、こうした「暗闇に閉じこもる人々」が、なぜ自己改善に取り組まず、周囲に迷惑をかけ続けるのかという点にあります。エッセイの終盤では、こうした人々が自らの内面に問題を抱えており、善悪や常識が逆転してしまっていると推測しています。この逆転した状態を元に戻すためには、本人自身がそのメカニズムに気付き、自力で這い上がるしかないと結論づけています。

総じて、このエッセイは、対人関係の中での心の開閉やコミュニケーションにおける葛藤を非常に感情的かつ詳細に描写しています。特に、自分の善意が無駄にされることへの苛立ちや、その改善が相手自身に委ねられていることへの無力感が強く表現されており、対人関係に悩む人々にとって共感を呼び起こす内容です。筆者の経験に基づいた洞察も豊富で、深い考察と感情の流れが巧みに組み合わさった一文と感じました。
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文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2024/9/10 12:00 am

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