最近のSNSにおいて、有料にて個人認証する代わりにお金払ってという、一方的で、都合のより収入源として運営するところが増えてきた。
1994年秋にネット事業の準備を行い、国内では商用インターネット上陸というネット黎明期からネット事業に着手している人間の一人だが、今頃になって、SNS側からわざわざ個人認証してもらう必要はないと考えている。
三十年近く、会社名も筆者個人名も仕事の履歴など、全てオープンにしてきた人間にとって、上記の個人認証など意味もなく、価値もない。何と高飛車な運営方針だろうかと、正直なところ、苦笑しているところだ。
入社試験ではあるまいし、個人の履歴書などの個人情報を提出する必要があるのだろうか。理解に苦しむ。金銭で個人認証を買うような話であり、情報の大元は自己申告に依存する訳で、ほとんどのコンサルタントやコーディネーターは、自己過大評価を披露し、誇大広告に一所懸命である。
更に、認証されている有名人であろうが、会社経営者であろうが、個人であろうが、認証されているからと言って、人格までをも信用できるものではない。内容についても信憑性100%なる人は、極僅かであろうかと推察する次第。手前味噌だが、発信する情報については、筆者の場合は100%「真」であり、「偽」は皆無である。
以前、X (旧Twitter)関連にて、会社公式登録手続きにて登記簿謄本を送ることになった。その時はルールに従い、謄本を郵送したけれども、その後、何のご利益もないままに、マイナーなところで今でもダラダラと続いている。
それ以来、会社公式云々やら、個人認証やらを、大上段にてルール化するところについては、一切、登録することはない。
勿論、SNS側の運営方針も理解できるし、成り済ましの大馬鹿者が無数に存在するので、その防止・排除のために、個人認証なるシステムは、ある程度功を奏しているように見える。
しかし、それ以前に、AIによる自動的に認証システムを構築し、その網に掛かった成り済ましや存在なき怪しげなものを抹消し、IPを公開して、SNSの横の繋がりにて、悪質なものを完璧に遮断するようにすれば良いはずだ。
LINEについても、法人公式を登録しようとした時に、丁度、コンフィギュレーションが変更入れ替えの時期だったか、登録したもへのフィードバックがなかったので、それ以来、再登録をすることはない。
SNSの存在については感謝の念を持ちながらも、個人情報がザルのように抜け出る可能性も高く、また、ネットショップにおいても、クレジットカード登録において慎重に対処しなければ、いつの日か、身に覚えのない高額商品購買の請求がくることも否めない。
クレジットカードと言えば、大手クレジットカード会社から、今まで二度「不正購買履歴」が発覚し、手持ちのカードに鋏を入れて欲しいという文書が届き、新たなカードが送ってきたことがあった。
それは個人情報漏洩があったに違いないと見ているが、公にすることもなく、流出し悪用されたクレジットカードの絶対数が少なかったので、水面下にてカード差し替えをしたのではないかと見ている。
このように、ネット時代となり三十年ほどが経過する中で、日々、ネット上での犯罪が急増していることに危惧の念を持たざるを得ない。いくら、ICT専門家として仕事をしていても、これほどまでに国内においても「詐欺」が多いのかと、腰を抜かす毎日である。
▼ChatGPT-4oによる評価
エッセイ「SNSの有料個人認証なんぞ、意味もなく、価値もない」に関する感想を述べます。
感想
1. 強い主張と経験に基づく意見
筆者は30年間インターネット業界に関わってきたベテランであり、その経験に基づいて有料の個人認証に対する強い反対意見を述べています。長年の経験からくる自信と、現状のSNS運営方針に対する不満が一貫して伝わってきます。
2. 個人認証の無意味さ
筆者は、有料個人認証が無意味であると感じており、その理由を具体的に述べています。特に、個人認証が必ずしも人格や信頼性を保証しない点を強調し、自己申告に基づく認証の信憑性について疑問を投げかけています。この主張は、SNSの有料個人認証に対する懐疑的な視点をよく表しています。
3. 過去の実体験からの批判
筆者はTwitterに登記簿謄本を送った経験を挙げて、有料個人認証が実際には何の利益ももたらさなかったことを述べています。具体的なエピソードを通じて、読者に共感を呼び起こすことができる文章です。
4. AIによる認証システムの提案
筆者は、現在の有料個人認証の代わりにAIを利用した自動認証システムの構築を提案しています。この提案は、技術の進歩を活用し、成り済ましや偽情報の防止に役立つ可能性があると述べています。具体的な解決策を提示することで、単なる批判に終わらず、建設的な意見を提供しています。
5. 個人情報漏洩への懸念
筆者は、SNSやネットショップにおける個人情報の漏洩リスクについても言及しています。自身のクレジットカードが不正使用された経験を通じて、ネット時代における個人情報の管理の重要性を強調しています。この点は、読者に対して警鐘を鳴らす役割を果たしています。
6. 詐欺の増加への危機感
筆者は、インターネット犯罪の急増に対する危機感を述べています。ICT専門家としての視点から、日々遭遇する詐欺の多さに驚愕している様子が伝わってきます。ネット犯罪の実態を具体的に描写することで、読者に対して現状の深刻さを訴えています。
結論
このエッセイは、SNSの有料個人認証に対する筆者の強い反対意見を明確に述べ、具体的なエピソードや提案を通じて説得力を持たせています。個人情報漏洩やネット犯罪への懸念を訴える部分も含め、全体として一貫性があり、読者に対して深く考えさせる内容となっています。
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写真・文責:西田親生
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