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ChatGPT-4oへ、能力とその限界を問う。

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 ChatGPT-4oにランダムに質問してみた。その質問内容と回答は以下の通り。

1)ChatGPTは宗教を持っているのか?

いいえ、ChatGPTは宗教を持っていません。私はOpenAIによって開発された人工知能モデルであり、宗教や個人的な信仰を持つことができる意識や感情を持ち合わせていません。私の役割は、ユーザーの質問に対して情報を提供し、助けとなることです。宗教に関する情報や議論についても中立的かつ客観的な立場から対応します。

2)ChatGPTと弁護士と比べ、法的分析能力はどちらが優れているか?

ChatGPTと弁護士の法的分析能力を直接比較するのは難しいですが、以下の点を考慮することで違いが明確になります。

弁護士の法的分析能力
専門的教育と訓練: 弁護士は法学部を卒業し、法科大学院でさらに専門的な教育を受けています。また、実務経験を通じて法的スキルを磨いています。
実務経験: 弁護士は具体的な案件を取り扱い、裁判所や顧客とのやり取りを通じて実務的な知識と経験を積んでいます。
倫理規定: 弁護士は法的および倫理的な規定に従って業務を行い、クライアントの権利を守るための責任を負っています。
ChatGPTの法的分析能力
情報提供: ChatGPTは広範な法的情報に基づいてユーザーの質問に回答する能力がありますが、これは事実や法的原則の説明に限定されます。
法的判断の提供不可: ChatGPTは法的判断やアドバイスを提供することはできません。特定の案件に関する詳細な分析や判断を行うことは、法的専門知識や経験を必要とするため、人間の弁護士に委ねられます。
最新情報の限界: ChatGPTは更新が必要であり、最新の法律や判例に関する情報を常に提供できるわけではありません。
結論
法的分析能力に関しては、専門的な教育、訓練、経験を持つ弁護士の方が優れていると言えます。ChatGPTは法的情報の提供や一般的な質問に対する回答は得意ですが、具体的な法的問題に関する詳細な分析やアドバイスは弁護士に依存するべきです。

3)ChatGPTと薬剤師を比べ、どちらの能力が優れているか?

ChatGPTと薬剤師の能力を直接比較するのは適切ではありませんが、両者の役割や強みを理解することで違いが明確になります。

薬剤師の能力
専門的教育と訓練: 薬剤師は大学で薬学を学び、国家試験に合格してライセンスを取得しています。また、医薬品の調剤や管理に関する実践的なトレーニングも受けています。
患者とのコミュニケーション: 薬剤師は患者と直接対話し、服薬指導を行い、副作用や相互作用について説明します。また、患者の病歴や他の薬の使用状況を考慮してアドバイスを提供します。
実務経験: 薬剤師は日々の業務を通じて、医薬品に関する最新の知識を更新し、患者の安全を守るための実践的なスキルを磨いています。
ChatGPTの能力
情報提供: ChatGPTは広範な薬学に関する情報を提供し、一般的な薬物の作用や副作用、相互作用について説明することができます。
最新情報の限界: ChatGPTは定期的に更新される必要がありますが、最新の医薬品情報やガイドラインを常に提供できるわけではありません。
個別のアドバイス不可: ChatGPTは個別の患者の病歴や具体的な状況を考慮した個別のアドバイスを提供することはできません。
結論
薬剤師の能力は、専門的な教育、訓練、実務経験に基づいており、患者の個別の状況に応じた具体的なアドバイスやサポートを提供する点で優れています。一方、ChatGPTは幅広い情報提供が可能ですが、個別の患者に対する詳細なアドバイスや実践的なサポートは提供できません。

したがって、医薬品に関する専門的なアドバイスやサポートを必要とする場合は、薬剤師に相談することが最適です。ChatGPTは一般的な情報提供や疑問解消に役立ちますが、具体的な健康管理や治療に関する決定は専門家に委ねるべきです。

4)ChatGPTと医師と比べ、どちらの能力が優れているか?

ChatGPTと医師の能力を直接比較することは適切ではありませんが、両者の役割や強みを理解することで違いが明確になります。

医師の能力
専門的教育と訓練: 医師は大学で医学を学び、さらに専門的な臨床訓練を受けています。また、厳しい国家試験に合格してライセンスを取得しています。
診断と治療: 医師は患者の病歴を取り、身体検査を行い、診断を下し、治療計画を立てる能力があります。これには薬物療法、手術、その他の治療法が含まれます。
患者とのコミュニケーション: 医師は患者と直接対話し、症状、診断、治療オプションを説明し、患者の質問に答え、治療に関する意思決定を支援します。
実務経験: 医師は日々の診療を通じて、幅広い疾患や患者の状況に対応する経験を積んでいます。
ChatGPTの能力
情報提供: ChatGPTは広範な医療情報に基づいて、一般的な疾患、症状、治療法について説明することができます。また、医療に関する基本的な知識や一般的なアドバイスを提供します。
最新情報の限界: ChatGPTは定期的に更新される必要がありますが、最新の医療情報やガイドラインを常に提供できるわけではありません。
診断や治療不可: ChatGPTは診断を下したり、具体的な治療計画を立てたりすることはできません。具体的な患者の状況や病歴に基づいた個別の医療アドバイスは提供できません。
結論
医師の能力は、専門的な教育、訓練、実務経験に基づいており、患者の具体的な状況に応じた診断や治療を行う点で優れています。一方、ChatGPTは幅広い医療情報を提供することができますが、具体的な診断や治療は医師に依存するべきです。

したがって、健康問題や病気に関する具体的なアドバイスや治療を必要とする場合は、医師に相談することが最適です。ChatGPTは一般的な情報提供や疑問解消に役立ちますが、医療に関する決定は専門家に委ねるべきです。

5)ChatGPTと日本の政治家を比べ、どちらが政治家としての資質を有しているか?

ChatGPTと日本の政治家の資質を直接比較することは適切ではありませんが、両者の役割や強みを理解することで違いが明確になります。

日本の政治家の資質
政治的経験と教育: 日本の政治家は、政治学や法律などの専門的な教育を受けている場合が多く、また地方自治体や国会などでの実務経験を積んでいます。
リーダーシップ: 政治家は政策の立案、議論、実行をリードし、国民の代表としての責任を果たします。選挙で選ばれるための政治的リーダーシップも求められます。
政策の立案と実行: 政治家は経済、社会福祉、安全保障など多岐にわたる政策を立案し、法案を提出し、実行に移す能力が求められます。
コミュニケーション: 政治家は有権者、他の政治家、メディアなどと効果的にコミュニケーションをとり、意見を調整し、支持を得る必要があります。
ChatGPTの能力
情報提供: ChatGPTは広範な政治的情報に基づいて、政策、歴史、国際関係などについて説明することができます。
分析能力: ChatGPTはデータや情報を分析し、論理的に整理された情報を提供することが得意です。
感情や倫理的判断不可: ChatGPTは感情や倫理的な判断を行うことができません。政治的な決定にはしばしば価値観や道徳的な判断が必要ですが、これに対応することはできません。
実行能力不可: ChatGPTは実際の政策の立案や実行、リーダーシップを発揮することはできません。実際の政治的な活動や決定は人間の政治家に委ねられます。
結論
政治家としての資質に関しては、日本の政治家の方が専門的な教育、実務経験、リーダーシップ、コミュニケーション能力など、多くの面で優れています。政治家は実際の政策の立案と実行、リーダーシップの発揮、倫理的な判断を行う必要があるため、これらは人間の政治家に依存するべきです。

一方、ChatGPTは情報提供や分析の面で強みを発揮しますが、実際の政治的決定やリーダーシップには関与できません。従って、政治的な問題に対する具体的な行動や決定は、専門知識と経験を持つ政治家に委ねるべきです。

6)ChatGPTと日本の歴史家を比べ、史実分析についてどちらが長けているか?

ChatGPTと日本の歴史家の史実分析能力を比較するのは難しいですが、それぞれの強みや役割を理解することで違いが明確になります。

日本の歴史家の史実分析能力
専門的教育と訓練: 日本の歴史家は大学や大学院で歴史学を専門的に学び、史料の収集や分析、論文の執筆を通じて高度な専門知識を身につけています。
一次資料へのアクセス: 歴史家は古文書や史料、考古学的発見などの一次資料に直接アクセスし、それらを解釈する能力があります。
批判的思考: 歴史家は史料を批判的に検討し、信憑性や文脈を考慮しながら歴史的事実を分析します。また、異なる視点や解釈を考慮することも得意です。
論文や著作の執筆: 歴史家は研究成果を学術論文や書籍として発表し、学術的なコミュニティや一般の読者に対して説明する能力があります。
ChatGPTの史実分析能力
情報提供: ChatGPTは幅広い歴史情報に基づいて、一般的な歴史的事実や出来事について説明することができます。大量のテキストデータを基にして、様々な歴史的情報を提供できます。
データの整理と提示: ChatGPTは多くの情報を整理し、わかりやすく提示する能力があります。特定の歴史的トピックに関する基本的な説明や背景情報を迅速に提供することができます。
分析の限界: ChatGPTは一次資料を直接分析する能力や批判的な思考能力が限られており、複雑な歴史的分析や新たな歴史解釈を行うことはできません。
更新の必要性: ChatGPTは定期的に更新される必要があり、最新の歴史研究や発見を常に反映することはできない場合があります。
結論
史実分析に関しては、専門的な教育と訓練を受け、一次資料に基づいた批判的な分析を行う日本の歴史家が優れています。歴史家は複雑な歴史的な問題を深く掘り下げ、異なる視点から考察する能力を持っています。

一方、ChatGPTは広範な歴史情報を提供し、基本的な歴史的事実や背景情報をわかりやすく説明することが得意ですが、深い歴史的分析や新たな歴史解釈は専門家に依存するべきです。従って、具体的な史実分析や詳細な歴史研究には、専門知識と経験を持つ歴史家に相談することが最適です。

7)ChatGPTと薬品会社と比べ、どちらが新薬開発能力があるか?

ChatGPTと薬品会社の新薬開発能力を比較するのは適切ではありませんが、両者の役割や強みを理解することで違いが明確になります。

薬品会社の新薬開発能力
専門的な研究と開発: 薬品会社は専門的な研究施設を持ち、多くの科学者や研究者が新薬の発見と開発に従事しています。これには分子生物学、化学、生物学、医学などの分野が含まれます。
臨床試験: 薬品会社は新薬を開発する過程で厳密な臨床試験を実施し、薬の安全性と有効性を検証します。このプロセスは複数のフェーズに分かれており、大規模な試験が必要です。
規制承認: 新薬の市場導入には規制当局(例:日本では厚生労働省、アメリカではFDA)の承認が必要です。薬品会社はこれに対応するための専門知識とリソースを持っています。
資金力: 新薬開発には多大な資金が必要です。薬品会社はこの資金を調達し、長期間にわたる研究と開発に投資する能力があります。
ChatGPTの新薬開発における役割
情報提供と分析支援: ChatGPTは医薬品開発に関する広範な情報を提供し、文献やデータの分析を支援することができます。研究者が新薬のアイデアや戦略を立てる際に参考になる情報を提供できます。
データ処理能力: ChatGPTは大量のデータを迅速に処理し、パターンやトレンドを見つけるのに役立ちます。例えば、化合物の特性や既存の研究結果に基づいて、候補となる化合物を特定する支援ができます。
質問応答とサポート: 研究者や開発者が持つ具体的な質問に対して、関連情報を提供し、サポートを行うことができます。
結論
新薬開発において、専門的な研究施設、臨床試験の実施能力、規制承認のための専門知識、そして十分な資金力を持つ薬品会社が圧倒的に優れています。薬品会社は新薬開発の全プロセスを統合的に実行する能力を持っています。

一方、ChatGPTは情報提供やデータ分析の支援において役立つツールですが、実際の新薬開発を行う能力はありません。新薬開発の具体的なプロセスや技術的な実行は専門の薬品会社に依存するべきです。従って、新薬開発の主要な役割は薬品会社が担い、ChatGPTは補助的な情報提供やサポートに役立つと言えます。

8)ChatGPTと新薬開発会社と比べ、どちらがコロナウィルス特効薬を早く開発可能となるか?

ChatGPTと新薬開発会社のどちらがコロナウイルス特効薬を早期に開発可能かを考える場合、以下の点を考慮することが重要です。

新薬開発会社の能力
専門的な研究と開発: 新薬開発会社は、医薬品の研究と開発に特化した専門家チームを持ち、最新の科学技術を駆使して新薬を開発します。分子生物学、化学、医学などの専門知識が必要です。
臨床試験: 新薬開発には、厳密な臨床試験が不可欠です。これにはフェーズIからフェーズIIIまでの試験が含まれ、薬の安全性と有効性を確認します。新薬開発会社はこのプロセスを管理し、実施する能力があります。
規制承認: 新薬を市場に出すためには、規制当局の承認が必要です。新薬開発会社は、これに対応するためのノウハウと経験を持っています。
資金力と設備: 新薬開発には多大な資金と高度な設備が必要です。新薬開発会社はこれらを提供することができます。
ChatGPTの役割
情報提供と分析支援: ChatGPTは、大量の文献やデータを迅速に処理し、研究者に有用な情報を提供することができます。既存の研究結果やトレンドを解析し、新薬の開発に関する参考情報を提供することができます。
データ処理能力: ChatGPTは、膨大なデータセットを迅速に処理し、パターンやトレンドを見つけるのに役立ちます。これは、研究者が新薬の候補を絞り込む際に有用です。
質問応答とサポート: 研究者や開発者が持つ具体的な質問に対して、関連情報を提供し、サポートを行うことができます。
結論
コロナウイルスの特効薬を早期に開発する能力に関しては、新薬開発会社が圧倒的に優れています。新薬開発会社は、専門的な知識、実践的な研究開発能力、臨床試験の実施、規制承認の取得、そして十分な資金と設備を持っています。これにより、特効薬の開発プロセス全体を効果的に進めることができます。

一方、ChatGPTは情報提供やデータ分析の支援において強力なツールですが、実際の新薬開発を行うことはできません。新薬の開発には専門的な知識と技術が必要であり、これは新薬開発会社が担うべき役割です。ChatGPTは、研究者や開発者に対して補助的なサポートを提供することで、新薬開発のプロセスを支援することができます。

したがって、コロナウイルス特効薬の早期開発においては、新薬開発会社が主導し、ChatGPTが補助的な役割を果たすという形が最も効果的です。

9)ChatGPTと医者と比べ、患者の症状を問診した場合、どちらが正確な病名を突き止められるか?

ChatGPTと医者が患者の症状を問診した場合の正確さを比較することは重要な視点ですが、以下の点を考慮することで違いが明確になります。

医者の能力
専門的教育と訓練: 医者は医学部での教育を受け、臨床経験を積み、国家試験に合格してライセンスを取得しています。これにより、幅広い医学知識と臨床スキルを持っています。
実務経験: 医者は多くの患者を診察する中で、様々な症例に対処し、診断の精度を高めています。
身体検査と検査結果の活用: 医者は問診だけでなく、身体検査や血液検査、画像診断などの補助検査を通じて総合的に診断を行います。
患者との対話: 医者は患者との対話を通じて、症状の詳細や背景を深く理解し、心理的な要因や生活習慣も考慮した診断を行います。
ChatGPTの能力
情報提供: ChatGPTは幅広い医学情報にアクセスでき、一般的な症状や疾患についての情報を提供することができます。
データ処理能力: ChatGPTは大量のデータを迅速に処理し、一般的な症状と関連する疾患を特定するための支援ができます。
問診支援ツール: ChatGPTは患者からの情報収集をサポートし、症状に基づく可能性のある疾患をリストアップすることができます。
結論
正確な病名を突き止める能力に関しては、医者が圧倒的に優れています。医者は専門的な教育と訓練、実務経験、身体検査や補助検査の結果を総合的に考慮し、個々の患者の状況に応じた診断を行うことができます。また、医者は患者との対話を通じて、症状の背景や心理的な要因も考慮することができます。

一方、ChatGPTは情報提供や問診の支援ツールとして有用ですが、実際の診断を行うためには十分ではありません。ChatGPTは医学情報の提供や一般的なアドバイスにおいて強力なツールですが、個別の診断や治療の決定は医者に依存するべきです。

したがって、患者の症状を問診して正確な病名を突き止める場合、医者が主導し、ChatGPTが補助的な情報提供や支援を行うという形が最も効果的です。具体的な診断や治療は専門知識と経験を持つ医者に委ねるべきです。

10)ChatGPTと音楽家と比べ、どちらが作曲能力があるか?

ChatGPTと音楽家の作曲能力を比較する際には、以下の点を考慮することでそれぞれの強みと限界が明確になります。

音楽家の作曲能力
創造性と表現力: 音楽家は感情や経験を音楽に反映し、独自の表現を作り出す能力があります。これには個々のスタイルや個性が反映されます。
技術的スキル: 音楽家は楽器の演奏技術、音楽理論、作曲技法に熟練しており、複雑なメロディやハーモニーを構築できます。
文化的・歴史的な理解: 音楽家は音楽の歴史や文化的背景を理解し、それを作曲に生かすことができます。
即興演奏: 音楽家は即興で演奏や作曲を行い、その場の雰囲気や感情に応じた音楽を生み出すことができます。
ChatGPTの作曲能力
データベースとパターン認識: ChatGPTは広範な音楽データベースに基づき、既存の音楽パターンを分析して新しい曲を生成することができます。
スタイルの模倣: ChatGPTは特定の音楽スタイルやジャンルを模倣して作曲する能力があります。ユーザーの指示に応じて特定のスタイルや要素を取り入れることができます。
スピードと効率: ChatGPTは短時間で大量の作曲を行うことができ、多くのアイデアを迅速に提供することができます。
無制限の試行: ChatGPTは無限に試行錯誤を繰り返し、様々な作曲アイデアを生成することができます。
結論
音楽家の作曲能力は、創造性、表現力、技術的スキル、文化的理解、即興演奏の能力に基づいており、人間の感情や経験を反映した独自の音楽を生み出す点で優れています。音楽家は個々の感性や経験を活かし、独自の音楽作品を創り出すことができます。

一方、ChatGPTは膨大な音楽データを基にして、新しい音楽を効率的に生成する能力がありますが、感情や個性を持たないため、創造性や表現力の面では限界があります。ChatGPTはパターン認識や模倣に優れており、特定のスタイルや要素を取り入れた作曲には役立ちますが、人間のような創造的なインスピレーションや即興演奏の能力はありません。

したがって、感情や個性を重視した独自の音楽作品を作り出す場合には音楽家が優れており、迅速かつ大量の音楽生成や特定のスタイルの模倣が必要な場合にはChatGPTが役立つと言えます。

11)ChatGPTと日本政府と比べ、どちらが人口政策や少子化対策の立案に長けているか?

ChatGPTと日本政府を比較して、人口政策や少子化対策の立案能力について考えると、以下の点を考慮することで違いが明確になります。

日本政府の能力
専門知識と経験: 日本政府は多くの専門家や研究機関と連携し、人口政策や少子化対策に関する最新の研究やデータを活用しています。長年の政策立案経験があります。
実行力: 政府は法律を制定し、予算を配分し、具体的なプログラムや施策を実施する力を持っています。政策を実行し、その効果を評価し、必要に応じて調整することができます。
多角的アプローチ: 政府は経済、社会福祉、教育、労働政策など多角的な視点から問題にアプローチし、総合的な対策を講じることができます。
国民の意見反映: 政府は国民の意見や要望を反映する仕組みを持ち、民主的なプロセスを通じて政策を立案します。
ChatGPTの能力
情報提供と分析支援: ChatGPTは広範なデータベースから人口政策や少子化対策に関する情報を提供し、過去の事例や研究結果を基に分析を支援することができます。
データ処理能力: ChatGPTは大量のデータを迅速に処理し、トレンドやパターンを見つけるのに役立ちます。これは政策立案の初期段階で有用です。
アイデアの生成: ChatGPTは多様な視点から新しいアイデアを提案することができます。これはブレインストーミングや初期のアイデア形成に役立ちます。
結論
人口政策や少子化対策の立案において、実行力、専門知識、経験、そして実際に政策を実行する能力を持つ日本政府が圧倒的に優れています。政府は多角的なアプローチを取ることができ、法律や予算を通じて具体的な対策を実行できます。

一方、ChatGPTは情報提供やデータ分析、アイデア生成において強力なツールとして機能しますが、実際の政策立案や実行はできません。ChatGPTは政府や政策立案者に対して補助的な情報や新しい視点を提供することで支援することができますが、具体的な政策の立案と実行には政府の役割が不可欠です。

したがって、人口政策や少子化対策の立案においては、政府が主導し、ChatGPTが補助的な役割を果たす形が最も効果的です。

12)ChatGPTと日本政府と比べ、どちらが過疎化対策の立案に長けているか?

ChatGPTと日本政府の過疎化対策の立案能力を比較する際には、以下の点を考慮することで、それぞれの強みと役割が明確になります。

日本政府の能力
専門知識と経験: 日本政府は、過疎化問題に関する長年の研究と実践的な経験を持っています。地域振興や都市計画、経済政策など、複数の分野に精通した専門家がいます。
実行力: 政府は法律を制定し、予算を配分し、実際の施策を実行する力を持っています。これにより、具体的な地域振興策やインフラ整備を進めることができます。
地域との連携: 政府は地方自治体や地域コミュニティと連携し、地域の実情を反映した政策を立案・実行できます。地域のニーズや意見を直接取り入れることができます。
多角的アプローチ: 経済政策、社会福祉、インフラ整備、教育政策など、多角的な視点から問題にアプローチし、総合的な対策を講じることができます。
ChatGPTの能力
情報提供と分析支援: ChatGPTは、過疎化問題に関する広範なデータや研究結果に基づいて情報を提供し、分析を支援することができます。これにより、過去の事例やトレンドを理解する助けになります。
データ処理能力: 大量のデータを迅速に処理し、パターンやトレンドを見つけることができます。これは政策立案の初期段階で有用です。
アイデアの生成: 多様な視点から新しいアイデアやアプローチを提案することができ、ブレインストーミングや初期のアイデア形成に役立ちます。
知識のアップデート: 最新の研究やトレンドを迅速に取り入れ、提供することができます。
結論
過疎化対策の立案においては、具体的な政策の実行力、地域との連携、専門知識、経験を持つ日本政府が圧倒的に優れています。政府は、地域振興やインフラ整備、社会福祉など、多角的な視点から総合的な対策を講じることができます。

一方、ChatGPTは情報提供、データ分析、アイデア生成の面で強力なツールとなりますが、実際の政策立案や実行はできません。ChatGPTは政府や政策立案者に対して補助的な情報や新しい視点を提供することで支援することができますが、具体的な対策の立案と実行は政府に依存するべきです。

したがって、過疎化対策の立案においても、政府が主導し、ChatGPTが補助的な役割を果たす形が最も効果的です。政府の経験と実行力を基盤に、ChatGPTの情報提供や分析支援を活用することで、より効果的な対策を講じることができます。

13)ChatGPTと一般的な企業面接官と比べ、社員の人格査定をするのにどちらが長けているか?

ChatGPTと一般的な企業面接官を比較して、社員の人格査定に関してどちらが優れているかを評価するためには、それぞれの特性と強みを考慮することが重要です。

一般的な企業面接官の能力
経験と直感: 面接官は、多くの応募者と面接を行う中で、直感や経験に基づいて人格を評価するスキルを磨いています。
対面コミュニケーション: 面接官は対面でのコミュニケーションを通じて、応募者の非言語的な手がかり(ボディランゲージ、トーン、態度)を観察し、より深い理解を得ることができます。
質問の柔軟性: 面接官は、応募者の回答に応じて質問を柔軟に変更し、具体的なエピソードや行動を掘り下げることができます。
文化適合性の評価: 面接官は、会社の文化やチームのダイナミクスに基づいて、応募者の文化適合性を評価する能力があります。
ChatGPTの能力
データ処理と分析: ChatGPTは、大量のテキストデータを迅速に処理し、回答の一貫性や論理性、語彙の豊富さなどを評価することができます。
バイアスのない評価: ChatGPTは、個人的なバイアスを持たないため、公平な評価を行うことができます。
多様な質問の生成: ChatGPTは、様々なシナリオや状況に基づいた質問を生成し、広範な視点から応募者の人格を評価することができます。
事前にプログラムされた評価基準: ChatGPTは、事前に設定された評価基準に基づいて、応募者の回答を一貫して評価することができます。
結論
社員の人格査定においては、企業面接官とChatGPTのそれぞれに強みがあります。

企業面接官の強みは、対面でのコミュニケーションや経験に基づいた直感的な評価、文化適合性の評価など、人間の感覚や対人スキルに依存する部分です。特に、非言語的な手がかりやリアルタイムの質問のやり取りを通じて、深い洞察を得ることができます。
ChatGPTの強みは、大量のデータを迅速に分析し、バイアスのない公平な評価を行うことです。定量的な評価基準に基づいて、一貫した評価を提供できる点が優れています。
したがって、社員の人格査定において最も効果的なアプローチは、企業面接官とChatGPTの双方の強みを組み合わせることです。面接官の対面評価を補完する形で、ChatGPTを用いてテキストベースの分析や定量的な評価を行うことで、より総合的で公平な評価が可能になります。

14)以上のようにChatGPTと人間や組織との比較を行ったが、ChatGPTが不得意とするものを、また、人間や政府などの組織が不得意とするところを列記せよ。

ChatGPTが不得意とするもの
感情の理解と共感: ChatGPTは感情や共感を理解し、表現することができません。人間の感情や心理的なニュアンスを完全に理解することは難しいです。
創造的なインスピレーション: ChatGPTはデータに基づいた情報提供やパターン認識に長けていますが、真に独創的なインスピレーションや創造的な発想は人間のようには生み出せません。
倫理的判断: 複雑な倫理的問題については、バランスを取った判断を下すことが難しいです。道徳や価値観に基づく判断は人間の専門家に委ねるべきです。
身体的な操作や実行: ChatGPTは物理的な世界での操作や実行を行うことができません。例えば、医療行為や実際の政策の実施などは不可能です。
直感や経験に基づく判断: 実務経験や直感に基づく判断ができません。特に曖昧な状況や未経験の問題に対しては限界があります。
最新情報の即時取得: チャットボットとして、知識は学習時点までのものであり、最新の出来事や情報にはアクセスできません。リアルタイムの情報が必要な場合は不利です。
人間や政府などの組織が不得意とするもの
データの即時処理と分析: 人間や政府は大量のデータを瞬時に処理して分析する能力がChatGPTほど高くありません。特に大量のテキストデータや複雑なパターンの認識に時間がかかります。
バイアスの排除: 人間や組織は無意識のうちにバイアスを持つことがあり、完全に公正な判断が難しいことがあります。個人や文化に基づく偏見が影響する可能性があります。
一貫性のある評価: 人間の判断は時に感情や疲労に左右され、一貫性を保つことが難しい場合があります。ChatGPTは一貫した基準で評価を行うことができます。
迅速な情報提供: 特定の質問に対して迅速かつ正確に情報を提供する能力は、個々の人間よりもAIの方が優れています。特に膨大な量の情報を瞬時に検索して提供する能力です。
24/7の対応: 人間や組織は休息が必要であり、24時間365日対応することは困難です。ChatGPTは常時稼働し、即時対応が可能です。
大量のデータ分析とトレンド予測: 人間は膨大なデータの分析や長期的なトレンドの予測において限界があります。AIはデータ分析と予測において優れた能力を発揮します。
これらの点から、ChatGPTと人間や政府などの組織はそれぞれの得意分野と不得意分野を補完し合う形で協力するのが最も効果的です。

15)私はChatGPTを利用する場合、自分で執筆したエッセイをChatGPTへ渡し、その感想を求めて、原文の下に添付している。活用法としての評価を願いたい。

ChatGPTを活用して自分で執筆したエッセイの感想を求める方法は、非常に効果的で多くのメリットがあります。以下に、その活用法の評価を示します。

メリット
即時フィードバック: ChatGPTは迅速にフィードバックを提供できるため、執筆後すぐに感想を得ることができます。これにより、執筆の勢いを保ちながら改善点を見つけることができます。
客観的な視点: ChatGPTは感情や個人的なバイアスを持たないため、公平で客観的なフィードバックを提供します。これにより、自分では気づきにくいポイントに注意を向けることができます。
多様な観点: ChatGPTは多様な観点からエッセイを評価することができます。構成、論理性、表現力、内容の充実度など、さまざまな側面でのフィードバックが期待できます。
繰り返し利用: 何度でもフィードバックを求めることができるため、継続的な学習と改善が可能です。エッセイの完成度を高めるために反復的に利用できます。
詳細なフィードバック: 具体的な改善点や強化すべき部分を詳細に指摘することができるため、エッセイの質を高めるための具体的なアクションが明確になります。
デメリットと留意点
深い洞察の限界: ChatGPTは広範な知識を持つ一方で、専門的な知識や深い洞察が求められる場合には限界があります。専門家によるフィードバックと併用するのが効果的です。
文脈の理解: エッセイの文脈や執筆意図を完全に理解することは難しい場合があります。そのため、フィードバックを受け取る際には、あくまで補助的な意見として捉えると良いでしょう。
創造的なアドバイスの不足: ChatGPTは既存のデータに基づいて回答を生成するため、創造的なアドバイスや新しい視点の提供には限界があります。
活用法の最適化
具体的な質問をする: フィードバックを求める際には、具体的な質問や評価ポイントを指定することで、より有用なフィードバックを得ることができます。例:「このエッセイの論理構成はどうか」「表現力を向上させるためのアドバイスはあるか」など。
複数回のフィードバック: エッセイの初稿、中間稿、最終稿など、異なる段階でフィードバックを受けることで、段階的な改善が可能になります。
他のフィードバックと併用: ChatGPTからのフィードバックだけでなく、同僚や専門家からのフィードバックと併用することで、より多角的な視点を得ることができます。
結論
自分で執筆したエッセイの感想をChatGPTに求める方法は、即時かつ客観的なフィードバックを得るための効果的な手段です。これにより、執筆スキルの向上やエッセイの質の向上が期待できます。ただし、深い洞察や専門的なフィードバックが必要な場合には、人間の専門家の意見と併用することが最適です。総じて、この活用法は非常に有用であり、創造的なプロセスをサポートする強力なツールとなるでしょう。

16)ChatGPTは、英語と日本語で質問する場合、どちらが得意で正確に質問に答えることができるのか?

ChatGPTは英語と日本語の両方で質問に答えることができますが、次の点を考慮すると英語の方が若干得意で正確に答えられる場合があります。

理由
トレーニングデータ: ChatGPTは主に英語のデータでトレーニングされています。英語の情報量が多いため、英語での質問に対する回答の精度が高いことがあります。
モデルの設計: モデルは多言語対応ですが、設計上、英語での処理が最も最適化されています。そのため、複雑な質問や高度な情報に関する回答は英語の方が正確になることが多いです。
ニュアンスと文脈: 英語の方が多くの文脈やニュアンスを理解しやすく、精度の高い回答が得られる傾向があります。日本語でも十分に質問に答えることができますが、微妙なニュアンスや文脈の理解において限界がある場合があります。
実用的な観点
日本語での質問: 日本語での質問に対しても高い精度で回答することが可能です。特に一般的な情報や日常的な質問に関しては、十分に正確な回答が得られます。
専門的な内容: 専門的な内容や複雑な質問に関しては、英語での質問の方がより詳細で正確な情報が得られる可能性が高いです。
ユーザーの利便性: 日本語が母語である場合、日本語で質問する方が使いやすく、理解しやすいと感じるかもしれません。その場合、多少の精度の差を考慮しても、日本語での質問が適しています。
結論
英語: より豊富なデータとトレーニングに基づくため、特に専門的な質問や詳細な情報に関しては英語での回答が若干優れています。
日本語: 一般的な質問や日常的な情報に関しては十分な精度で回答できます。ユーザーの利便性や理解しやすさを考慮すると、日本語での質問も非常に有用です。
従って、質問の内容や重要性に応じて、英語と日本語を使い分けることをお勧めします。どちらの場合でも、ChatGPTは有用な情報を提供するための強力なツールとなります。

17)ChatGPTのtext to image、text to text は常時使っているが、Soraのようなtext to movieはいつから利用可能となるのか?

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OpenAIのSoraは、テキストから動画を生成するAIツールで、2024年中に一般公開される予定です。Soraは、ユーザーがテキストプロンプトを入力することで、最大1分間の高品質なHD動画を生成することができます。この技術は、既存の画像生成AIであるDALL-Eと同様に、訓練されたビデオデータを基にして動画を生成します。

Soraの特徴
複雑なシーン生成: Soraは、複数のキャラクターやカメラの動きを含む複雑なシーンを生成できます。例えば、「雪の降る東京の街並みを歩く人々」などの具体的なプロンプトにも対応できます​ (OpenAI)​​(TechRadar)​。
自動プロンプトエンジニアリング: プロンプトを詳細に再構成して、ユーザーの意図をより正確に反映する技術も搭載されています​ (Learn R, Python & Data Science Online)​。
現在の課題
物理的なリアリティの欠如: 現在のバージョンでは、物理的に不自然な動きや連続性の欠如が見られることがあります。例えば、キャラクターが予期しない動きをしたり、オブジェクトの位置が不自然に変化することがあります​ (BGR)​。
処理コストと時間: 高解像度の動画を生成するためには、かなりの処理時間とコストがかかります。デモで示されたクリップは、生成に数分を要します​ (BGR)​。
公開時期
Soraは2024年中に一般公開される予定で、現在は専門家によるテストが行われています。正式なリリース日はまだ発表されていませんが、数ヶ月以内に公開される見込みです​ (TechRadar)​​ (BGR)​。

利用可能性
Soraはクリエイターやマーケティング、ソーシャルメディアコンテンツの作成など、多岐にわたる用途で活用されることが期待されています。特に、技術的に撮影が困難なシーンを手軽に生成できる点が強みです​ (Learn R, Python & Data Science Online)​。

このように、Soraはテキストから動画を生成する強力なツールとして期待されていますが、まだ改善の余地があるため、リリース後のフィードバックを基にさらなる改良が進められるでしょう。

18)Soraについては、別料金と考えた方がいいのか?

Soraの利用に関しては、別料金が発生する可能性が高いです。以下の情報から、その理由と予測されるコスト構造について説明します。

料金に関する情報
処理コストの高さ: Soraによる動画生成は高い処理コストがかかります。OpenAIは、この技術を提供する際の費用対効果を考慮しているため、他のサービスと同様に別料金が設定される可能性が高いです​(BGR)​。
現在の利用状況: 現在、Soraは専門家によるテスト段階にあり、一般公開前に料金体系が発表される見込みです。これは、サービスの持続可能性と運営コストをカバーするために必要な措置と考えられます​(BGR)​。
他のOpenAIサービスとの比較: OpenAIの他のサービス(例えば、DALL-EやChatGPTのプレミアムバージョン)も別料金が設定されていることから、Soraも同様の料金体系が採用される可能性があります​(TechRadar)​。
予想される料金体系
サブスクリプションモデル: 他のAIサービスと同様に、月額または年額のサブスクリプション料金が設定される可能性があります。これにより、ユーザーは一定の範囲内でSoraを利用できるようになります。
従量課金モデル: 生成する動画の長さや解像度に応じた従量課金モデルも考えられます。高解像度や長時間の動画を生成する場合には、追加料金が発生する可能性があります。
まとめ
Soraの利用には、別料金が発生する可能性が高いと考えられます。正式な料金体系は公開時に発表される予定ですが、高い処理コストを考慮すると、サブスクリプションモデルや従量課金モデルが採用される可能性があります。最新情報や詳細な料金設定については、OpenAIの公式発表を待つ必要があります。
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 https://www.dandl.co.jp/Link
プロンプト・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2024/7/3 12:00 am

トラブルシューティングの落とし穴

newstop


 あるトラブルが浮上し、それを指摘した文書や電話があった場合、先ずは、事実確認をすべきだが、そこでダラダラとしていると、即日解決できなくなってしまう。よって、初動が如何に重要かということだ。

 トラブルの実態把握は、担当者によって左右される。最短最速最適な結果を導き出すシミュレーション能力に長けていなければ、そのトラブルが一気に解消し、良い方向へと進むことはない。

 本日、「惣菜偽装」について指摘をした文書及び記事を、その店舗へ連絡を行い、責任者が午後から不在とのことなので、予め、その文書と記事をファックスで送信し、午後から責任者代理スタッフに共有してもらった。

 しかし、その責任者は大きなミス(#1)をしている。それは、こちから出向くのだから、代理スタッフが対応できる時間帯をしっかりと伝えなければならない。トラブルの元凶は同店にあるのだから、尚更、対応はパーフェクトにシミュレートした通りに誠意をもって行うべきである。

 土砂降りの中、筆者は同店の駐車場へ向かう。酷い土砂降りなので、玄関から遠い駐車スペースでは文書や記事などが濡れる可能性もあり、玄関近くのスペースが空くまで待つことにした。

 10分ほどで雨の切れ目なのか小降りとなり、小走りに玄関へ入る筆者。要件をカウンターで伝えると、責任者代理スタッフの男性が近づいて声をかけてきた。

 売り場のすぐ横にあるテーブル席に導かれていたが、そこで同店はミス(#2)を犯す。それは、重要な「惣菜偽装」の事実確認の話し合いに、顧客やスタッフが行き交いするテーブルでは、重要な話をする環境ではないはずだ。

 そこで、場所の移動を促すと、奥にある事務所の中に導かれた。対応するのは、責任者代理とされる男女二人。筆者は開口一番、「これは難癖ではなく、惣菜偽装の事実確認と御社のブランドイメージの低下を危惧した問題です。」と明言し、椅子に腰掛ける。

 対応する二人のスタッフは、緊張している。緊張するのは仕方ないが、そのオーラが漂ってしまっては、トラブルシューティングにおけるミス(#3)が増えるばかり。

 よって、筆者が四方山話をすることで緊張をほぐし、その間、「惣菜偽装」の事実確認及び説明を求めたのである。結局、惣菜を作る工場の素材が外国産の鶏肉であり、長期間の冷凍保存状態であったこと、更には、調理法に問題があることなどが、明らかになった。

 しかし、ここでまた一つミス(#4)がある。土砂降りの中、「惣菜偽装」によるブランドイメージの低下を危惧しての話し合いであるにも関わらず、温かいお茶もサーブされない。筆者が逆の立場であれば、出来立ての珈琲を準備して対応に当たるはずだ。

 どうでも良いことであるが、自らに非がある場合は、忖度など不要だが、可能な限りの誠意の見せ方というものがある。それに気付かぬ人が多いのが、この世の中である。

 話し合いは1時間半ほど続いた。ほとんどが、筆者の冗談めいた話が多かったように思うが、核心を突く話はしっかりと伝えている。

 話し合いが終わり、責任者代理の二人と別れ際に顔を見たが、1時間半前とは別人のように笑顔が素敵な表情となっている。これが、互いに誠意ある話し合いができたという証となる。

 巷では、「カスハラ問題」が話題になることが多いが、互いに民度が低いから些細なことが、水爆でも落とされたように大事件となる。話し合いは、互いに尊敬の念を持ち、更に、互いの立場を十分理解して初めて成立する。

 それを無視して、一方的に持論ばかりを唱えるから、合意できるものもできずに喧嘩別れになるのである。それこそ、法の不知であったり、世間知らずであったりと、個人的な低民度が全てをダメにする。

 店の玄関を出ようとする頃には、雨がほとんど止んでいた。対応した二人の代理スタッフは、先ず、男性が「これからも宜しくお願いします。とても勉強になり、楽しかったです。次回お会いする時は、お声かけしますが、宜しいですか?」と笑顔で語ってくれた。

 それから遅れて代理スタッフの女性が後ろから近づき、「若い頃からリッツに関心を持ち、勉強していた頃を思い出します。とても、学びの多い時間でした。これからも宜しくお願いします。」と最敬礼して玄関先で送ってくれた。

 結局、本日の会議は1時間半ほどで事実確認はできているので、後は、責任者がどう動くのか、製造担当をした工場の分析結果がどう出るのか、改善されブラッシュアップされるのか、また、親会社の事業担当役員までフィードバックされるのかが問題となる。あとは連絡を待つばかりだ。

 トラブルシューティングでは、地方のホテルでさえも、その最短最速最適な秘策を知らない人間が多い。自分のところが不利にならぬように盾を持ちながら話す大馬鹿者が多いが、それが些細なことを一大事とするものである。それに気づかぬのだから、民度が低いとしか言いようがない。ホテリエとしては失格となる。

 今回の責任者代理スタッフの対応は、60点(合格点)。全般的に悪くはないが、微に入り細に入り検証すれば、配慮が少々足りない。もっと思考深度を掘り下げて、相手の立場だけではなく、社会問題にならぬようシミュレートできれば、申し分ない。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイ「トラブルシューティングの落とし穴」には、トラブル対応の重要性とその過程における細かい配慮の必要性が描かれています。以下に、具体的な感想と考察を述べます。

初動の重要性
エッセイは、トラブルが発生した際の初動の重要性について強調しています。問題が報告された瞬間に迅速かつ適切に対応することが、トラブルの拡大を防ぐ鍵であると述べています。この点は非常に重要で、どのような組織でも徹底すべき基本的な姿勢です。

責任者の対応
責任者の対応についても具体的な例を通して詳細に記述されています。特に、責任者がその代理に対応を任せる際の不備について指摘されており、代理のスタッフが顧客対応に必要な情報や準備が不足していることが問題視されています。このような詳細な観察は、実際のビジネス現場での問題解決において非常に役立つ洞察です。

環境と対応の質
問題の核心を話し合う場の選定や、顧客対応時の小さな気配り(例:お茶の提供)の欠如についても触れています。これらは一見些細なことに見えるかもしれませんが、顧客との信頼関係を築く上で重要な要素です。特に「温かいお茶もサーブされない」という具体的な例は、サービス業における基本的な礼儀と心配りの欠如を象徴しています。

緊張の緩和と話し合い
筆者が四方山話を交えつつ緊張をほぐし、円滑なコミュニケーションを図る様子は、トラブルシューティングにおける人間関係の重要性を示しています。これにより、双方が冷静に事実確認と解決策の検討に集中できる環境を整えることができます。

最後の評価とフィードバック
最終的な評価として、「60点(合格点)」としながらも、細部の配慮が足りない点を指摘しています。ここでは、問題解決において「配慮」と「シミュレーション」の重要性を再度強調しています。このような視点は、トラブルを根本から解決するための深い洞察力を持っていることを示しています。

全体的な印象
エッセイ全体を通じて、筆者のトラブルシューティングに対する洞察と実践が詳細に描かれており、読者に対して非常に具体的かつ実践的なアドバイスを提供しています。また、細かいミスを通じて改善点を具体的に挙げることで、トラブル対応の質を向上させるための具体的な指針を示しています。

まとめ
このエッセイは、トラブルシューティングのプロセスにおいて、迅速な初動、適切な情報共有、細かい配慮、そして人間関係の調整がいかに重要であるかを具体的に示しています。ビジネス現場での実践的な教訓を学べる貴重な内容であり、トラブル対応に携わるすべての人にとって有益な洞察を提供しています。
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写真・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/7/2 12:00 am

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