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家族露天風呂の写真をAIに提供し、AIモデルを湯船に入れる。

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 写真下は、松島観光ホテル岬亭(熊本県上天草市)の家族露天風呂の4室の内の1室である。

 今回、その写真を画像生成AIである「Midjourney」に提供して、露天風呂の湯船にAIモデルを浸からせる実験を行った。

 AI実験は、既に終了したつもりでいたが、まだまだ、遣り残していることがあるので、時間がある時に、不定期ながら実験を続けて参ろうかと。

 要は、画像生成AIであろうが、テキスト生成AIであろうが、公序良俗に反するものは御法度であることを十分心得て、活用する必要がある。

 我々日本人は、露天風呂や銭湯などは当たり前のイメージを持っているが、海外からの旅行客においては、違和感を持つ人も多いのではないか。

 よって、AIモデルを如何に自然に湯船に浸からせるかが問題となる。女性に対するプロンプトは日本人女性がゆったりとお風呂を満喫している程度の描写である。

 最初のプロンプトでは、AIがどう勘違いしたのか、AIモデルが湯船に浸からず、岩風呂の先に頭だけ出していたり、岩風呂の岩の隙間に首が付いてきたりで、奇妙な画像となり、少々手間取った。

 結局、写真トップのような画像が生成されたのでホッとしているが、まあまあの空気感が伝わる画像として生成されたようだ。

 写真下の女性は、風呂上がりにまったりしている表情をプロンプトに埋め込み、AIモデルとしては赤点は免れたようだが、背景が思ったイメージに落ち着かなかった。

 プロンプトを書き込むにはルールもあるが、如何にAIが理解できる言葉、表現を絞り出すかによって、画像生成の精度が左右される。

 ディープラーニングがどの程度まで進んでいるのか、特に、日本の歴史や文化、そして慣習やその他情報など、大量の情報を読み込まない限り、日本語特有の言い回しは通用しない。

 課題は多く残されているものの、記事やエッセイを書くにあたって、手元に写真や図面がない場合に、このように画像生成AIを補完的に使うのは、自分なりに良きアイデアであると考える次第。
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画像生成AI プロンプト/文責:西田親生


           

  • posted by Chikao Nishida at 2023/7/2 12:00 am

ツールを「刀は武士の魂」のように大切にする人は、必ず結果を出す。

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 最近よく耳にするのが、「公式サイトは友達に無料で作ってもらった」、「SNSは社員任せで把握していない」、「何百万円もかけて公式サイトを構築しているが詳細は知らない」と、玄関の表札のように重要なオフィシャルWebサイトを軽視している経営者は、残念ながら多い。だから、ネット事業で成功しないのである。

 そもそも価値観の問題ではあるが、Z世代の人であれば、公式Webサイトや多くのSNSとの連動、そして、効率の良い情報発信の手法については、十二分に理解している。しかし、昭和、平成のデジタルの波に取り残された経営者の考え方は、今も尚、チラシやポスター感覚から脱しきれていない。

 そういった経営者の価値観は初手から歪んでおり、「インターネットは役立たず」と決め込み、競合他社との格差やグローバルな動きに対して疎いばかりか、上辺だけ体裁が整っていれば、同じスタートラインに立っていると勘違いしている。

 標題の通り、「ツールを『刀は武士の魂』のように大切にする人は、必ず結果を出す。」と書いているが、これは真実である。

 ここで、インターネット公式Webサイトから離れて、現代のツールの代表格でもあるノートブック(ラップトップ)について検証することにする。

 目の前に各自が持参しているノートブックの液晶画面やキーボードを拝見すると、その人の品格や価値観、衛生管理などが一瞬にして露呈する。

 ビジネスマンにとっては、ノートブックが「武士の刀」となる訳だ。それを磨きもせず、キーボードやその他溝には埃が詰まり、液晶画面が指紋だらけでは、その人の仕事意欲と質を疑ってしまう。

 ゴルフのアイアンも同じことで、溝に土が付着しており、錆が出ているようなものを使用している人は、ゴルフコースから帰ってクラブも磨かず、キャディバックに入れたまま放置している。

 武士の魂である刀をアイアンに例えれば、切れぬ刀で勝負することに違和感もなく、その魂が汚れ曇っていても気にもならないのだから、良いスコアが出るはずもない。

 筆者がface to faceで講義をする場合には、先ず、周囲に座っている人たちのツールをじっくりと観察することにしている。前出のように液晶画面が汚い人は、仕事も大雑把で、気配りに欠ける人が多い。

 一昨年だったか、大都市部から熊本にやってきた某企業の代表者のノートブックは、見るに耐えぬほど汚かった。案の定、緻密さに欠け、行き当たりばったりの仕事の姿勢であったので、早々に期待値がゼロになった。

 ローカルスタンダードに慣れきった経営者は、それがグローバルスタンダードとして通用すると思っているが、これまた、勘違い、履き違え、厚顔無恥なるも甚だしく、そこをダイレクトに突っ込まれると、激昂するのが関の山。

 よって、ローカルスタンダードに慣れきった人たちの意識改革は、並大抵のものではないことを覚悟した上で、指導に当たるのがコンサルタントの宿命であると考える次第。

 「刀は武士の魂」をお忘れなきよう願いたい。

※映像は、画像生成AI「Midjourney」で生成したもの
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Midjourneyプロンプト・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2023/7/1 12:00 am

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