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秋桜の花々に包まれて。・・・熊本市動植物園

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 10年前にリリースされたNikon D800 Eという、古いデジタル一眼レフカメラを使って、秋桜(コスモス)を撮影することにした。

 出だしから、大失敗をしてしまった。何と、記録メディアのSDカードが入っていない。隣には、かろうじてコンパクトフラッシュを入れていたので、何とか撮影することができた。

 勿論、車には予備のSDカードはあるものの、一度入園して、駐車場まで再び取りに戻るのも無駄な時間なので、容量8Gしかないコンパクトフラッシュで我慢することに。

 同園のコスモス畑は一面に小さな花々がつき始めている。天候は薄曇りで、風もほぼ凪の状態にて、撮影には何も問題はなかった。少々風で揺れる秋桜の方が雰囲気は出るけれども・・・。

 その隣には、最近整備したばかりの薔薇園があるが、まだ時期的には早めのようで、ポツンポツンと赤、白、ピンクの薔薇が咲き始めている。春薔薇と比べると地味だが、薔薇は雨上がりに撮影したいものである。

 因みに、熊本市内及びその周辺の薔薇のメッカと言えば、同園の他に、熊本県農業公園(カントリーパーク)やフードパル熊本があるので、熊本にお立ち寄りの折には、是非、スマホ片手に美しい薔薇の花々を写されて頂ければと。


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写真・文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/7 12:06 am

Nikon党として最後まで続けるか、Leicaの世界に入るか!?

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 幼い頃は、父のカメラを眺めていて、触れたくても触れられない。モノクロフィルムを現像している部屋には入れてくれない。貸してくれるのは、ミノルタの小さなフィルムカメラだけだった。

 父は、Leica党であり、モノクローム大好きで、現像機まで買い込み、現像室まで作ってしまった。当時、部屋の中から薄暗いが赤い電球がチラチラ見えたことを思い出す。

 社会人となり、初めてフィルムカメラを購入しようと物色していたが、Leicaの値札を見て腰を抜かし、NikonとCanonを比べ、結局、Nikonのフィルムカメラを購入することにした。

 それから現在に至るまで、Nikon党として、ずっとNikonのカメラを取材のお伴としている。

 途中、何度か浮気をして、Canon E0S 5D Mark IIを1台、Leicaのコンパクトカメラを3台ほどゲットしたことがあった。結局、起業後はNikon F4に始まり、それからNikon D1、D800、D800E、Df、D600、D750、D500、D850、Z7と、日々の取材のお伴をしてくれた。

 レンズは、それぞれに癖もあり、Nikkor、Sigma、Tamron、そしてCarl Zeissなど20本ほど揃えていた。しかし、現在は壊れたり間引きしたりで、10本程度しか残っていない。

 カメラで一番のお気に入りは、Dfであった。残念ながら、その愛機も壊れてしまい、修理費を見積もってもらったところ、十九万円ほど掛かると言うので、修理を断念した。今や、Dfは中古市場で値段が上がり、すごいことになっている。勿体無いことをしたものだ。

 D800は結構使いこなしたカメラで、Dfの次に好きなカメラだったが、これもまたミラー部分など複雑に故障し、シャッターが下りなくなった。これもまたDfと同様に修理費が高いので、今では飾り物になっている。

 Nikonで撮影した写真で気に入っているのは、独特な緑色の美しさである。勿論、レンズの特性によって左右されるので、一概には言えないが、花々の描写は素晴らしいと、自分なりに感じている。

 「どんなカメラが欲しい?」と聞かれれば、諄いようだがNikon Dfであろうか。「どんなレンズが欲しい?」と聞かれれば、24mm-105mmのズームレンズと、俗称お姉ちゃんレンズの85mmレンズである。

※姉ちゃんレンズ=女性の人物像を撮影するのに、美人に撮れるレンズ。85mmは歪みが少なく、ある程度の離れた距離にて撮影するので、モデルとなる人物に圧が掛からず、自然な表情が撮影できるレンズ。

 撮影するのは大好きだが、撮影されるのは苦手である。最近、季節柄、素敵な被写体を見つけるのに苦労していたけれども、『お散歩カメラ』にて、遭遇の一瞬間を撮影するのは堪らない。

 ただ、シャッタ一つにしても、気が散って粗雑に扱うと、微妙にシャッターブレを起こし、折角の写真がダメダメになるので、最近、初心に戻り、しっかりとカメラやレンズを支え、一つ一つを丁寧に撮影するように心掛けている次第。

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  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/6 12:00 am

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