▼本日のカスタマイズされたカレーライス(熊本ホテルキャッスル)

ガラス窓を通して、厨房の料理長がいやにニコニコと、こちらがカレーを食す反応を見ているようだった。冷めないように、ウォーマーで器などは温めてあるが、さっと撮影を終わらないと、折角の熱々カレーを食すことができない。しかし、あのニコニコは、何かがありそうな。
マネージャーがカレーをサーブしてきた時に、「目が痛いほどに沁みます!」と言っていたが、それも非常に気になる。スプーンに一口食してみたのだった。最初はスープカレーのような食感で甘味を感じた瞬間、激痛が脳髄に刺さった。既に、頭頂部からは汗が吹き出してきた。
キャロライナ混入罪にて逮捕しなければならぬほど、辛味が刺さりまくった。しかし、味は従来のカレーよりも旨みを感じる。されど、大きなペーパーナプキンが何枚も必要なほど汗が止まらない。メガネが曇る。シャツの襟に汗が染みそうなので、ペーパーナプキンをネックサポートに!
なるほど、これが料理長の不気味な笑みになっていたのかと思い、ガラス窓を覗くと、その姿はなかった。悪戦苦闘している様子を見て、安心して厨房奥へ隠れたのだろうと。目が痛いほど目に沁みるとマネージャーが言ったのも、よく理解できるが、寝不足気味の全身に喝が入ったようだ。
時折、レストランホール側と厨房側とのキャッチボールの中で、今回のような定番料理のカスタマイズが提供されるところが楽しくてたまらない。我儘な筆者なので、時には不機嫌になったり、時には絶賛して満面の笑みになったり迷惑を掛けているが、そこはご愛嬌ということで・・・。
コロナ禍により重苦しい毎日が続くけれども、ガラス窓越しの無言のコミュニケーションは、実に面白いものである。では、またまた、次回、何が飛び出してくるのか期待することに・・・。
▼本日のカスタマイズされたビーフカレーライス



▼定番のビーフカレーライス

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