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「口約束も契約なり」の人とご一緒に!!!

▼記事と写真は関係ありません。

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 長年の経験上、信頼おける株式会社との交渉事は、当然の如く初手から「ビジネス」領域である。よって、双方が合意に至ると、直ぐにでも仕事が動き出す。勿論、双方が「口約束も契約なり」だからこそ、心地良く、互いにスクラム組んで前進することになる。

 しかし、なんちゃって株式会社や業務内容が不透明な個人事業主においては、どんなに「ビジネスライクに!」と伝えているにも関わらず、アバウトな表現ばかりが目立ち、友達感覚にて、身勝手にも貴重な情報だけを入手するための動きが見え隠れするばかり。

 我々は長きにわたり、それなりの自己投資を行なってきた訳で、名刺交換した経緯があるとか、共通の知人の存在があるからと、貴重なノウハウを安易に提供することはない。そんな事をやっていたら、身を粉にして獲得したノウハウが藻屑と化してしまうのである。

 しかし、地方都市熊本では、「ビジネス」と明言すると、二歩も三歩も引き下がって、いつでも逃げる体勢を作りながら交渉に臨む人も少なくはない。ノウハウ提供を拒むと、仏頂面となり「あの人はケチだよな!」と悪口を振り撒いて、砂を掛けて姿を消して行くのだ。

 何とも理解し難い挙動だが、そのような人には必ず次の事を言うことにしている。「美味しそうな饅頭を売ってあるのに、美味しそうだから、今食べたいから、無償で下さいと言えますか?更に、無償で饅頭をもらって、レシピまで教えてくれと言えますか?」と。

 手に持って重さを感じるものには金銭を支払い、重さを感じない頭の中のノウハウについては無償でと言うのは、余りにも身勝手で都合の良い考えではなかろうかと。どんなに親しい人に対しても、何でもかんでも無償でノウハウを提供するものではない。それが、商いである。

 面白いことに、「ビジネス」の可能性のない言葉(表現)というものが存在する。それは、「先々オファーを掛ける可能性もありますから。」とか「今は余裕がないけど、先々必ず連絡しますから。」とか、すこぶるアバウトで無責任極まりない言い回しが飛び出してくる。

 弁護士さんへ相談する流れを考えてもらいたい。勿論、弁護士事務所によって差異はあるものの、初回の相談費用、更には内容証明書を代理人として依頼すれば、それなりに高額な費用が掛かる。1枚の紙で大した重さではないが、その内容に価値があるからこそなのだ。

 それを、知り合いの弁護士さんだから、電話一本で相談して、無償で知恵を頂くと考える姑息な人も多い。それは、弁護士さんに対して大変非礼でもあり、本末転倒な考え方である。そのような愚行を繰り返す人は、社会人としても経営者としても、人間失格のレッテルを貼られてしまうのがオチとなる。

 畢竟、仕事をするなら、「口約束も契約なり」の人とご一緒に!!!


▼或る日出逢ったクレバーな野良猫
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写真・文責:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/11 12:00 am

危険極まりないデジタル世界・・・

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 デジタルを本業としていて、その便利さに日々感謝しているものの、デジタルは想定外に「危険」な要素が含まれている。以下、ランダムに書き記してみるが、日頃から慣れ親しんでいると、つい、忘れがちとなる。

1)一瞬にして、どれだけでも改竄が可能
2)瞬時に地球の裏側へも宇宙空間へもデータ送受信可能
3)遠隔地から別のデバイスをリモート可能
4)ポストスクリプトタイプのフォントはどんなに拡大しても線が美しい
5)文字、動画や音声など簡単にエフェクト処理が可能
6)複写が容易で、無限に転載が可能
7)重さを感じないので、膨大なデータを携行可能
8)仮想現実世界を創造することが可能
9)データベース構築が簡単で多元的な処理が可能
10)クラウドによりデバイス一つでいつでもどこでも仕事が捌ける

 想定外に「危険」というのは、上記のようなデジタルの利便性を悪用することである。

 1)情報を改竄され、信憑性に欠ける情報(フェイクニュースなど)が生まれる。3)では、ハッカーが会社や個人のコンピュータに侵入し、企業機密情報や個人情報を盗む可能性がある。5)では、画面上で実物より美男美女に整形され加工される可能性がある。6)においては、国際的な著作権侵害事件に繋がる可能性がある。7)では、大容量の機密情報が盗まれる可能性がある。8)では、現実逃避を好む人が仮想現実世界において悪さをする可能性がある。

 より緻密に分析すれば、枚挙に遑がないほどに、便利なデジタル世界において、予想を遥かに超える「危険」というものが、足元にゴロゴロ転がっている事実を知る必要がある。

 つい最近のことだが、某社公式サイト最新ニュースがアップされていた。「新型コロナウイルス感染」に関するものだが、僅か2日も経たぬ内に、2日前の情報が削除され、新たに、それも短文にて「続報」という記述で上塗りしている。ここで疑問に思ったのが、「続報」として最新情報をアップするのは構わないが、何故に2日前の情報を削除しなければならぬのか、非常に不可解である。これは、上述の1)に当たるもので、情報の信憑性を欠く一例となる。

 ネット上の多種多様なる公式サイトをじっくりと検証すると、その企業モラルが良く見えて来る。上記のように都合の悪い情報を突然削除したり、公然と不適切な言葉を不特定多数の人たちに向けて投げ掛けたり。企業において、遊び半分の愚行に走る担当者も少なくない。ネット上で公式サイトともなれば、これは玄関の表札である。担当者次第では、企業の表札に泥を塗る行為を恥とも思わぬ者もいることを、経営者であれば常にチェックしておかねばならない。

 対外的にトラブルが発生した場合、素直に非を認め、公式サイト最上位に「告知」として、誠意をもって正直に説明すべきである。ベストな処理は、代表者名にて丁重な謝罪文を逸早く掲載すべきであろうと。しかし、それが普通に出来ない企業が多いのは、企業内における「責任転嫁」、「証拠隠滅」が常態化しているのが大きな要因と言える。企業の知名度が高いからと言って、表層的な企業イメージを鵜呑みする訳には行かず、慎重に判断すべきである。

 近頃、目の前には「企業モラル」を検証するのに、幸運にも、最適なサンプル(WEBサイトやブログ、SNSなど)が存在している。恫喝などのパワハラやらセクハラ、詐欺の臭いのする企業であれば、「責任転嫁」と「証拠隠滅」を武器として、トラブルシューティング(火消し)に東奔西走している。残念ながら、「企業モラル」としては「笑い者」のレベルでしかないが、逆に、反面教師として十分役立つサンプルとして重要視している。

 以上、物足りない解説で申し訳ないけれども、便利なデジタル世界において、この世界に隠された「本質」なり「本性」なり「実態」なりを、しっかりと見抜く眼力が必要とされる、面倒臭い時代となった。それで、日頃から一方的なデジタル情報を無意識に鵜呑みをすることなく、必ず裏を取り、最終判断を下す癖を付けて頂ければと考える次第。


CICADA-UEKI



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写真・文責:西田親生
 

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/10 12:00 am

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