▼記事と写真は関係ありません

最近、フェイクニュースを食傷するほど聞かされたのは、米国大統領選である。大した演技力も無く、大した言霊でもないのに、フェイクに翻弄される一部の米国民を見ていて、情けなくもあり、目や耳を塞ぎたくもなった。
それは、今回の米国大統領選に限らず、日本国内でも「曖昧な言葉の綾」で国民を騙す政治屋も沢山いる。よって、視野狭窄な人たちは、善も悪も関係なく、そのフェイクを信じ込み、騙されて馬鹿を見る。(最後まで気づかぬ人も多い)
投資の詐欺事件も後を絶たないけれども、これも、フェイクであることに気づかず、裏を取ることもなく、簡単に毒蜘蛛の網に掛かってしまう人が多いこと、多いこと。投資先が如何にも怪しいところへと、見えざる手により引っ張り込まれる。
そこには、人の心を不安にさせるようなものであったり、一攫千金の出来すぎた御伽噺だったりするが、まんまと引っ掛かる。詐欺を職業と認める国であれば仕方ないが、情けない話である。人より金銭を信じて、結局、人から騙され金銭を失う。
フェイク大好きなノイジー・マイノリティの輩が動けば、尻尾を振って扇動され、洗脳される方々。あちこちで、ねずみ講やらの洗脳会議を開いている輩も多い。周囲の耳を気にせず、参加している輩の眼球は濁り、円マーク(¥)だけがギラリと光る。
熊本地震の時も、熊本市内をライオンがウロウロしているという画像がSNS上にアップされ、ネット上で騒めいたことがあったが、馬鹿らしい偽情報を鵜呑みしている人も少なくなかった。一端の大人であれば、真偽の程は即座に判別できるはずなのだが・・・。
アジアにも、毎日毎日、性懲りもなく、自国宣伝の為に、フェイクニュースをばら撒く国が沢山あるが、「ご苦労様!」である。虚言や欺罔が蔓延する世の中であるが、無意味な情報に右往左往する必要はない。全くもって、無駄な時間とエネルギーの無駄遣いだ。
下らぬ情報に耳を傾けることは、己の為にも他人の為にもならぬことを知らざれば、延々と、フェイクの餌食になる人が減るはずもなく、逆に、その発信源である輩は調子に乗って細胞分裂を繰り返し、毒なるコピー人間を次から次へと増殖させて行くのである。
蛇足ながら、筆者の長年の経験による輩の見分け方だが、以下のような営業手法でアプローチする人間は要注意人物であることをインプットして頂きたい。決して良い結果に成らぬと断言する次第。
▼順不同
1)饒舌に貴方を褒め千切る営業手法
2)貴方の子供や家族を見て、初手から優しさや親しさを振りまく営業手法
3)紹介する相手との間に入り込み、貴方と相手との接点を持たせぬ営業手法
4)高金利の儲け話(一攫千金の御伽噺)を持ち込む営業手法
5)怪しげな商品(例えば、万能薬的健康食品)を売り捌く営業手法
6)スピリチュアルや占いで、貴方の不安な心の隙間に入り込む営業手法
7)独身を武器にして、エロいベクトルをチラつかせる営業手法
8)著名な人との関わりを人脈と豪語(虚言)して欺罔に走る営業手法
9)「何でもできます!」と軽々に請け負う営業手法
10)寡黙で会話の少ない高齢者を労るような口ぶりで接点を求める営業手法
11)誇大広告の羅列で具体性に欠ける履歴をチラつかせる営業手法
12)言葉尻を掴み「恫喝」(セクハラなので警察呼びますよ!)する営業手法
13)新興宗教への入信を条件として契約を勧める営業手法
14)賭け麻雀、賭けゴルフなどで接点を求める営業手法
15)キャバクラや高級クラブでの接待を含めた営業手法
16)難解な文言ばかりを多用した企画書で混乱させる営業手法
17)整合性のない言い訳ばかりが多い営業手法
18)核心に触れると必ずボカシが入る営業手法
19)受け売りばかりが目立つ話術による営業手法
20)助成金や補助金情報を人参としてぶら下げる営業手法
以上、絶対にフェイクに踊らされ、毒蜘蛛の網に掛からぬように!



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