
今日の取材ランチは、真鯛のポワレ!
コロナ禍の中、ダイニングキッチン九曜杏では、時短制限なども重なり、ランチメニューに四苦八苦していた。一番人気は赤牛のハンバーグセットであるが、本日は、久しぶりに復活したばかりの魚のポワレを注文することにした。
舌鮃にするか真鯛にするか迷ったが、真鯛のポワレを選んだ。厨房の中で水本料理長が腕を振るう。ガラス窓を通して見ていると、午後2時を過ぎていたので、今までゆったりしていた空気が、急に引き締まってきたのである。
若手料理人たちが、同料理長の動きを背後から見ながら、サポートに入る。サーブされたのが写真上の真鯛のポワレ。皮目の焼き加減と塩加減がすこぶる良く、日頃から食わず嫌いだったメニューが、急に光り輝いてきた。
サクッとした皮目の食感がたまらず、そこに塩加減ばっちりのバターベースのソース。口の中では、最後にふわっとレモンの香りが立ち込めた。何とも言えない香ばしさとジューシーさ。皮目だけでもご飯のお替りができそうだ。
マネージャーが近寄って来て、「今日の魚料理は如何ですか?料理人によっては、全く別物になるのですが、お客様へ自信を持ってお出ししています。見るだけでサクッと感が伝わって来ますよね。お気に召して嬉しいです。」と。
県内シティホテルでは、同レストランのランチタイムのように、気軽に肉料理コースと魚料理コースを楽しめるところは少ない。食後、喫煙所で出逢った東京からのお客も「ここを常宿にしていますが、一番落ち着きますよね。」と言って、ニコニコしていた。
60年の歴史と伝統を誇る、熊本ホテルキャッスル。熊本県を代表するシティホテルであるが、敷居の高さを感じさせない、すこぶるフレンドリーなホテルとして、より美味しいホテルを目指しているホテルとして、是非、ご利用いただければと・・・。

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