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コロナ禍に堪える宿・・・

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 GoToキャンペーンが頓挫し、全国の宿も食事処も、悲惨な状況下にある。政府と各自治体との連携がお粗末だったり、専門家の声が浮き沈みしたりで、どうも、後手後手に回った政府判断に、国内全体が掻き回されているように思えてならない。

 近頃の報道内容を見ていて、感染死者数の移行の「数字」に段々と慣れてしまっているのではないか。単なる「数字」の大なり小なりで判断するのではなく、人口比や発生要因などの詳細を把握して、出歩く人間へは「コロナ対策へのモラル」を再認識させる必要がある。

 GoToキャンペーンの有無により、コロナ感染者が急増しているのではなく、受け皿となる店の対応、更には、その店や宿へ足を運ぶ人たちの認識不足と甘い考えがコロナ感染を急増させている。他国の悪例として、米国大統領のトランプがコロナを軽視した姿勢が、今の米国の惨状をもたらした。

 真面目にコロナ対策をしている店や宿は沢山ある。ところが、そこへ足を運び入れる客がコロナ対策への認識不足となれば、受け皿側の努力も藻屑と化してしまうのである。何事も民度の高さを保ち、自分自身の行動に責任を持って欲しいもの。それが、コロナ感染を防ぐことになる。

 写真下のように、松島観光ホテル岬亭(熊本県上天草市)は、新館となって30年が経つが、今回のコロナ対策については早期に着手し、この厳しい経済状況下においても、可能な限り、「新型コロナウイルス感染対策」を講じてきた。悲鳴が出るほど、一所懸命に頑張っている。

 筆者が取材ランチで足を運び入れる熊本市内のシティホテルも同様に、コロナ対策を講じて、安心安全なホテルとして、万全を期している、ただ、気になることは、それを利用する旅行客や常連客のコロナに対する気の緩み。どうしても、コロナ以前と同様に脇の甘さが見え隠れする。

 コロナ対策では、「三密を避ける」が一番だけれども、コロナが上陸してからは、日頃の手指消毒やうがいなどの衛生管理への意識が高まり、結果的に、年間1万人近くが亡くなっていたインフルエンザの猛威も衰退しているという現実。如何に、日頃からの衛生管理が重要であるかの証となる。

 年が明け全国的なパンデミックに陥ったのは、海外からの人の動き、つまり政府の「水際対策」の曖昧な遣り方にも大きな問題がある。今更ながらに云々言って、パッチワークしているけれども、やはり、入国前2週間の隔離徹底しなければ、当然のように、今の状況に陥るのである。

 コロナ感染は他人事ではない。無症状者が無責任にもマスクも付けず、食事処で騒ぎまくるから、感染拡大が止まらない。忘新年会などは、酒呑みの「口実」であり、悪しき慣習と言わざるを得ない。意味のない呑み会を続けても、今の時期は、コロナ感染拡大を助長するだけの話となる訳だ。


▼松島観光ホテル岬亭(熊本県上天草市)公式サイト表紙イメージ
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文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2021/1/15 12:00 am

寿命を縮めたいなら、勝手に騒げ!

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 昨日、某食事処へ足を運び、テーブル席に腰掛けようとした矢先、背後から、ザワザワと複数人の大きな声が聞こえてきた。振り向くと、常連客なのかどうか分からないが、食後に会議をしている模様。コロナ禍で、食事処での会議は御免被りたいが、マスクも付けずに10人ほどが集まり、密の状態。

 食事処の責任者へ、「どうしてウィズ・マスクを告げないのか!?」と問うと、答えが返ってこない。よって、さっさとその食事処を出ることにした。大都市も地方都市も医療崩壊の危機に瀕しているにも関わらず、危機意識もなく、マスクなしでガヤガヤと話している中年の男女。閉口ものである。

 「店の方からは、言えないんですよ!」と以前聞いたことがあったが、ウィズ・マスクをお願いするのは、今の時代、店側の責任でもあり義務でもある。もし、ウィズ・マスクを促しても聞く耳を持たず、店に来なくなるような客であれば、その程度の客であるのだから、忖度する必要など全くない。

 常連客だと言って、マスクをしない権利などあり得ない。マスクをしないことが優遇されていると思うのならば、本末転倒と言わざるを得ない。また、よくある話だが、高級料理を注文する客は、偉そうに店から優遇されるているかのように振る舞うが、マスクを外してはしゃぐ特権などないはずである。

 子供連れのグループだから、子供にマスクなしで話させても良いとは言えない。ちょっとした気の緩みが、後から「しまった。あの時、ちゃんと危機感を持ってマスクしておけば、感染し隔離されずに済んだのに!」と泣くとなる。最近、重篤患者も死者も増えているのに、呑気で平和な人が多過ぎる。

 若いカップルや学生の方が、よっぽど行儀良く食事をしており、食後の会話はウィズ・マスクである。それを、中高年者がウィズ・マスクを無視して、普段通りにワイワイ騒いでいる姿を見て、愕然とするばかりとなる。モラルなき中高年者に「寿命を縮めたいなら、勝手に騒げ!」と声を大にして物申したい。

 美味しい料理は静かに味わい、食後の語らいはウィズ・マスクでピアニシモ。皆が新型コロナウイルス感染防止の意識を高く持ち、地獄のようなコロナ禍から早期脱しなければならない。5人以上の会食の云々など、セキュリティの担保にもならぬ基準値である。政治家が率先垂範せずして、国民が納得するはずがない。


▼ノー・マスクで大声で喋る常連客(中高年者)のイメージ
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▼美味しい料理は静かに味わう!
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文責:西田親生

             


  • posted by Chikao Nishida at 2021/1/14 12:00 am

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