異常なほどの数日の寒さに、まるで猫のように体が縮こまる。
寒い時に思い浮かぶのは、やはり激辛料理。写真下のように、四川の激辛麻婆豆腐やカレーライスが頭に浮かぶのである。写真を見て、キーを叩きながら、条件反射的に頭頂部と顔面から汗が滲んできたので、フェイスタオルでひと拭き。
香辛料は世界に無数に存在するが、美味しく安全に食せての香辛料と言える。ピリ辛であったり、舌が痺れたり、喉が焼けたり、食道や胃袋が熱くなったりだが、香辛料を好む人は意外に多い。まあ、薬膳として考えれば、健康食として確かに価値はある。
香辛料をたくさん振り掛けても、汗一滴も出ない人がいる。これには驚いてしまうが、筆者の場合は、香辛料を使った料理のイメージを頭に浮かべるだけで、食前から頭皮に汗が滲み出て、食事中は大きなペーパーナプキンをシャツの襟内側に巻いて汗と闘う。
四川の激辛山椒を噛んで舌の根っこが痺れ、途中に熱いジャスミン茶でも飲もうものなら、口の中が火事となり、一挙に汗が間欠泉と化す。よって、ペーパーナプキンが何枚も必要になり、お店に迷惑を掛けるのだが、性懲りも無くまた激辛と闘ってしまう。
昨日は、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎと黒毛和牛の肉があったので、激辛カレーに決定。ルーはサラサラの方が好みなので、じっくり煮込んでも、サラサラに近いところで食すのである。自宅なのでバスタオルを準備しており、汗との闘いは外食の時より楽ちん。
ただ、調子に乗って、1皿を平らげ、更に2皿を食すことになり、気づけば、胃袋はカレーのルーの海となった。しかし、旨い。辛さと遊びながら、汗との闘い。途中で熱いコーヒーを飲みながら、またカレーに挑む。しかし、完食後に発汗作用により体が冷えてしまう。
これじゃ、体を温めるための激辛カレーの役割が裏目に出てしまうことになる。どうすれば良いのか自分なりに考えたが、そこまで辛さと遊ばずに、温かなポトフのような優しい料理を食して、食後にバスタオルを首に巻き、丹前を羽織っておけば良いのかと・・・。
何はともあれ、辛いものは薬膳と思うことにする。よって、これから先も定期的に取り込んで行こうと思っているが、特に、認知症予防に効果があると言われるウコンを使用した料理のバリエーションをたくさん増やすことができればと、現在思案中。
機関銃のようにキーボードを叩き、20分ほどでこの支離滅裂な記事を書き終えたのだが、食事もしていないのも関わらず、頭頂部のツムジの箇所が汗でびっしょりと濡れている。鏡を見ると、我ながら間抜けな河童の姿に見えて仕方なく、愕然とした次第。
▼四川料理 桃花源の激辛麻婆豆腐
▼自家製ピリ辛カレーライス
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文責:西田親生
認知症に良いとされるウコン(ターメリック) 山椒 唐辛子 激辛香辛料 激辛四川の麻婆豆腐 激辛カレーライス ウコン 薬膳 四川料理
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