
特に、この2ヶ月間は、ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)の料理長やセカンドたちとの闘いだった。
持ち込んだのは、ラ ファッブリカ デッラ パスタ、マシャレッリ パスタ、ジロロモーニ パスタ、ジュゼッペ コッコ、マルレッリ パスタの五種のパスタから、それぞれにスパゲッティやペンネ、リングィーネなどを揃えて、闘いに臨んだ。写真は、実は全てではないのが残念だが、少なくとも、これら以上のパスタを胃袋に入れた事になる。
中でも、優等生と感じたのはマシャレッリ パスタだった。食感と風味、喉越しなど全て納得の行くものである。また、ジロロモーニ パスタの胚芽やふすまを練り込んだものは十割蕎麦のような色合いにて、非常に印象深いものだった。同レストランのセカンドが「これが一押しですよ!」と豪語するほどのもの。
ジュゼッペ コッコは、ローマ法王庁御用達というものだが、やや細めのリングィーネ。皿に盛って、食す途中に自らの余熱で柔らかくなる。しかし、女性陣には人気があった。マルレッリ パスタも試してみたが、マシャッレリ パスタにやや似通ったものであった。そのペンネもなかなかのものだが、流石に、ラ ファッブリカ デッラ パスタには敵わなかった。
ただ、昨日食したもの(持参のものとは別物)で、業者さん推奨のものとしてインペリアーレ ダブルッツォというパスタが振る舞われた。500gで540円ほどのものだが、可もなく不可もなしといったところだ。やはり、どうしても歴史的なものに拘りながらも、本場のパスタでも納得の行くパスタというものは、アルデンテの麺を噛む瞬間の小麦の香りと極め付けの食感を欲してしまう。
Facebookで呟いたところ、写真愛好家のイタリア人男性が、「ラ ファッブリカ デッラ パスタは、イタリアでは最高峰の麺の一つだよ!」と称賛してくれたので、これまで2ヶ月間に及ぶ試食を通して、最初から一押しとしていたラ ファッブリカ デッラ パスタに間違いなかったと、胸を撫で下ろした次第。
しかし、各パスタはそれぞれに特徴があり、全て異なるものであると言うことは、パスタ麺を見て、それに最適な料理を創る方が宜しかろうと。決して、筆者のような素人が、料理を決めて、目の前にある麺を使ってしまえば、絶対に不味くなると確信した次第。























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