
▼洋風牛タン(1800円/税別/味噌汁付き)

本日、京料理「えのきぞの(since 1934)」へ足を運び入れた。何と、京料理の店が「牛タン」料理を提供すると言う。目の前にサーブされた、2種の「牛タン」。一つは洋風、一つは和風である。分厚い牛タンを惜しげもなくドンと器に盛ってある。
まず、洋風の「牛タン」を試食した。分厚い「牛タン」の柔らかさに驚かされたが、一番驚いたのは、ドミグラスソース。同店の初代である榎園豊さん(現在の店主 榎園豊成さんの祖父)が、昭和元年に、彼の有名な「上野精養軒(明治5年創業)」に入社し、西洋料理人として修行を積んできたのだが、その頃のレシピで作られたものだった。
※祖父の榎園豊さんは西洋料理人、孫の榎園豊成さんは京料理の職人
それは、町場のレストランで見かける濃いチョコレート色のドミグラスソースとは異なり、同店のものは昔ながらのやや赤みが強く、実に懐かしい味がする。逆算すると、90年以上も前の、当時の祖父の貴重なレシピ通りのドミグラスソースという事になる。
また、和風の「牛タン」も、全く臭みもなく、白ネギとの絡みにて、すこぶる美味かった。更に、最後にサーブされたフレーバーティーは、葡萄の香りと味を楽しめる「巨峰茶」。食後に、二杯ほど頂き、大満足のランチタイムとなった。
▼和風牛タン(1800円/税別/味噌汁付き)

▼巨峰茶(葡萄の味と香り)

<えのきぞの>定休日:月曜日
〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9-19濫觴77A TEL: 096-211-5525
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文責:西田親生
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