「えのきぞの」のもう一つの魅力は、この「揚物」にある。

　同店のお弁当（地の巻、水の巻、風の巻）は人気急上昇であるが、それでも、店主はこの「揚物」を弁当に入れたがらない。

　それは、「揚物」は揚げてするにお客にサーブするのが一番旨いからである。よって、久しぶりに揚げ立ての「揚物」を食したのだった。

　レモンを絞り、先ず「新生姜とトウモロコシ」に箸を伸ばした。思いの外、新鮮なイメージである。

　それから「アスパラ」をサクサクポリポリと・・・。柔らかく、歯切れよく、そのホクホク感がたまらない。

　最後は、勿論、弾けるように丸々した「キス」である。サクッと音がして、口に含むと、湯気立つ白身が飛び出してくる・・・。

▼「えのきぞの」コース雅 3500円（税別）

●先　付　　とろろ豆腐　いりだし
●前　菜　　胡瓜とくらげの胡麻クリーム和え　もずく　さつまいも
　　　　　　無花果　海老　青唐　枝豆　蓮根の黄身寿司
●椀　物　　本日のお吸い物
●向　付　　お刺身
●焚合せ　　加賀茄子　小芋　たこ
●揚　物　　キスの天ぷら　新生姜とトウモロコシ　アスパラ　レモン
●焼　物　　本日の焼き物
●飯　物　　土鍋ごはん
●汁　物　　味噌汁
●甘　物　　紫陽花

＜えのきぞの＞
　〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9-19濫觴77A TEL: 096-211-5525

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　ケーキ写真群は、全て熊本ホテルキャッスルのダイニングキッチン九曜杏のスイーツである。

　洋食ならではのスイーツは、彩りも鮮やかで、女心を擽ぐるほどの魅惑的なものとして、ショーケースを飾っている。

　特に、濃厚ピリ辛な料理を食した後には、これらのスイーツは、その〆として不可欠となる。

　また、コーヒーや紅茶とともに食すスイーツは、至福の極みとなる訳だ。

　「甘いものは別腹！」と豪語する女性たち。大いに賛同したいが、満腹の筆者は、何故かすんなり入らない。

　恐るべし・・・！

▼ミシャルディーズ＜小菓子盛り合わせ＞（新作）



▼旬の「桃」を素材としたスイーツ（新作）


▼アップルパイ アイスクリーム添え


▼売店ショーケースにあるケーキ群




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