
久しぶりに、熊本県山鹿市菊鹿町上永野地区にある「隈部館跡」へ足を運んだ。同史跡は、隈部氏が戦国時代に築いた城砦であり、国の史跡に指定されている。
最初に足を運んだ時に、地元の方が「ここは景色がよかですばい。晴れた日は、熊本市の金峰山でん何でんかんでん見ゆっとですよ!」と。しかし、PM2.5と黄砂のために、今まで数回足を運び入れたものの、残念ながら1回も遠景が見えたことがない。
本日は、山桜も散り始め、そろそろツツジと入れ替わりの頃だと思い、同史跡を散策した。ツツジはやっと咲き始めた頃で、まだまだの状態。よって、足元に咲き誇る小さな野草の花々とテントウ虫をマクロレンズにて撮影することにした。
ちょうど、テントウ虫は孵化して、幼虫から成虫まで、あちこちの野草の花々の上をモゾモゾしていた。横にはびっしりと緑色の怪しげなアブラムシ。テントウ虫の好物と言えども、接写していると、鳥肌が立ってしまう。
ここはあまり人が来ないが、とても空気が澄みきっており、トイレも完備されているので、安心して散策できるところである。本日は、九電工さんが電信柱によじ登り、ケーブルの点検工事をしていたようだ。
時には都会の喧騒から逃れ、このような小さな自然を覗けば、すこぶる癒されるというものである。








◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

Comments