
本日は隈部館跡(熊本県山鹿市菊鹿町)へ足を向けた。同地は戦国時代、菊池氏の家臣であった隈部氏の居城であり、現在は、桜やツツジ、菜の花などで知られるレアな史跡となっている。残念ながら、この時期は花々は無いが、あちらこちらに柿の木が植えられ、秋の風物詩である柿色のグラデーションを楽しむことができる。
最初に訪れた時のこと。「展望所からは条件さえ整えば、南方に金峰山などがクッキリと見えますばい!」と、地元のお年寄りが語っていた。しかし、それから幾度となく足を運ぶも、未だにその眺望を楽しむに至っていない。本日も展望所より南方を望めども霞が強く、結局、遠景にレンズを向けることはなかった。
この地はすこぶる空気が美味しい。駐車場やトイレも完備され、特に、地方のトイレにしては、きちっと清掃されている。流石に山鹿市教育委員会管理下である。欲を言えば、水源などの水場があれば申し分ないと、山奥に小鳥の囀りを聴きつつ帰途についた。




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