
昨年に引き続き、今年も有働サイクル(熊本県山鹿市)の裏庭で餅つきがあると言うので、取材方々立ち寄らせてもらった。
大きな石臼で、ご主人と息子さんがついている。石臼でつく餅の旨さは、スーパーなどに並ぶ機械でつかれた餅とは全く別物で、焼いても茹でても引きが違う。
餡餅作り担当の、奥様の熟達した手捌きには驚いた。一瞬にして熱々の餅が人差し指と親指で作った輪から、餅がまん丸に出てくる。それを平たくしたと思うと、餡子の玉が載せられ、あっという間に餅に包まれてしまうのだ。
できたての餡餅が振舞われたので、遠慮なくお茶やコーヒーとともにパクパクと食べてしまった。昼食前だったので、若干遠慮はしたものの、粒あんの餡餅は最高であった。
現在では、なかなか見ることができない家庭での餅つき。家族一丸となって数時間立ちっ放しの重労働。しかし、仲の良い家族でなければできない話だが、これからも伝統行事(冬の風物詩)として、子々孫々に伝えたいものである。










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