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五家荘 平家の里の紅葉狩り・・・

▼五家荘 平家の里にある資料館(左)と能舞台
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 何十年ぶりだろうか、唐突に秘境 五家荘(熊本県八代市泉町)へ足を運ぶことにした。

 熊本市内中心部から車で約2時間ほどかかるが、今回は、九州自動車道(熊本I.C.〜松橋I.C.)から美里町へ入り、それから山道をラリー車のように、アップダウンが激しく、スネイキーロードを突っ走った。

 正直なところ、秘境 五家荘は、筆者がよく足を運び入れる熊本県北部の矢谷渓谷や岳間渓谷の比ではない。延々と1時間ほど、そのスネイキーな狭い道を走って行かねばならなかった。

 ウィークデイなので、逆方向からの車は少なかったものの、秘境まで続くガードレールは、どこもかしこも車がこすったりぶつかったりした跡が生々しく、歪み錆びていた。

 想定外の山々の深さを実感しながら進んで行くと、途中途中に日本昔ばなしに出てくる光景が眼前に広がってくる。空気は澄み渡り、ぼちぼち紅葉した木々の葉は、すこぶる美しく輝き、透明感があった。

 ナビを見ると、くねくねした道が先へ先へと続いている。見なければよかったと凹むほど、たっぷり残っている。天候が良かったので、事故なく楽しいツーリングとなったが、後から、カメラを持つ手が少々痺れてしまった。

 何はともあれ、秘境 五家荘 平家の里は、数百年昔の日本にワープしたようなところである。しかし、この素晴らしさを伝えるには、筆者の拙い表現では物足りないのではなかろうか。

 最後に、現地のご老人が、にこにこしながら「最高の紅葉狩りは、11月10日頃でしょうかね!」と。一週間ほど、早く来てしまったようだ。

 
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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/11/2 12:06 am

八景水谷公園の花々・・・

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 晴天の午後、八景水谷公園を訪れた。

 まるで小春日和のようで、ジャケットを脱ぎ、シャツ1枚で撮影を行った。10月31日だというのに、陽射しが強く、眩しい。あまりのギラギラとした公園にて、一眼レフカメラのISOを100より小さく設定し、露出補正を思い切ったマイナス値で撮影する。

 写真上のように秋の象徴である紅葉もある中、花壇にはビビッドな花々が咲き乱れている。蜂や虻なども飛び回り、体全体に花粉をつけて一所懸命に働いている。

 湧水池には二羽の中鷺がいたけれども、この眩しさでは写真が白飛びするばかりなので、今回はマクロレンズで花々だけに限り撮影することにした。地面を見回したり、木々の根元から天辺まで眼を遣り、何か面白い被写体はないかと・・・。

 面白いもので、マクロレンズに傾注していると、超望遠や超ワイドレンズが欲しくなる。心の中は、レンズの浮気ばかりとなってしまう訳だ。一度に写せるのは一台のカメラ。どんなに欲張っても、万年筆と嫁さんと同様に、一つで十分なのだが、つい、「あのレンズ付けたらどうなるのか?」と浮気心がにわかに動き出す。

 写真というものは完結なきもの。本日も反省だらけの取材だったけれども、明日の取材地ではしっかりと納得の行くものを切り撮りたいと意気込んでいる次第。


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▼撮影風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/11/1 02:46 am

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