ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

観光客で賑わう水前寺成趣園(1)

D75_9041


 水前寺成趣園が被災し、急に水位が下がり、枯れてしまうと危惧された時期もあったが、今は、その水位も戻り、美しく澄んだ水を得た鯉は元気に泳ぎまわり、鷺、鴨たちも、その恩恵に預かりつつある。

 古今伝授の間近くで、水草や底に堆積したゴミを取り除く作業をしていた人がいたので、すぐさまシャッターを押したのだった。Facebookの「オブスクラ写真倶楽部」でアップしたその写真を見て、ベトナムのホーチミン市在住の女性から、以下のメッセージが送られてきた。

Big Thanks to you for sharing us a lot of beautiful, meaningful photos. I can see , understand and appreciate how much work you put in your photo. Thank you for sharing them to us. I saw your taken photos of the disaster in Kumamoto, especially about the damaged temple before and after fixing. I understand a lot of work , determination them put into repairing. Honestly ,I felt so amazed the pride and determination of you all. Thank you.

 その他、Behanceでも作品を日々アップしている訳だが、このようにしっかりと閲覧して頂き、地震被災からの早期復興を願ってくれる人が海外に居るだけでも幸せなことである。

 ウィークデイというのに水前寺成趣園の駐車場は満杯に近く、特に、外国人観光客(英国からの旅行客)の姿が多い。ただ、「おもてなし国」の日本の割には、まだまだ気配りが見られない商店が多いようなので、グローバル化に対する意識改革とサービス向上に努めていただければと、少々苦笑い気味に本日の取材を終了した次第。


D75_9068


800_9850


800_9878


▼平和が戻った水前寺成趣園の野良猫
800_9901


800_9902



◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

           

  • posted by Chikao Nishida at 2016/11/24 02:52 am

熊本城の監物櫓へ

kenmotsu1


 震災の傷跡を残したまま、健気にも紅葉シーズンを迎えた熊本城。今回は、加藤神社登り口付近にある監物櫓を撮影した。

 同櫓の石垣は、震災後7ヶ月間が経ち、数千回もの余震の影響もあり、以前よりも所々に亀裂が生じ、大変危険な状態となっている。櫓自体は、やや内側へ傾きズレており、土壁が剥げ落ち竹組みが剥き出しとなっていた。

 このままの状態が続けば、石垣は苔や雑草で覆い隠され、その割れ目が雑草の根で抉られ、崩壊するのも時間の問題に思えて仕方なかった。よって、大きな事故を防止するには、早期修復に着手する必要があるのではないかと・・・。

 最近は、熊本城へ足を運ぶ海外からの観光客もじわじわと戻って来ており、同櫓近くの坂道では、皮肉にも記念撮影をする人で賑わっている。ガードマンも、観光客から声を掛けられれば、ニコニコと観光案内人のように饒舌に近況を伝えていたようだ。


ishigaki


kenmotsu3


kenmotsu2



◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2016/11/23 03:23 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp