▼浦島屋(右)と龍驤館(左)

先見塾天草を終了し、今回は少々早めに帰途についた。狙うは、三角西港、有明海と潟の撮影である。全体的に空は燻んではいるものの、サンセット前の光を切り撮りたいと考えたのだった。
最近、600mmの超望遠レンズばかりを使用していたので、時にはワイドレンズや標準も良かろうと思い、望遠は持参せず、24-105mmのズームレンズを1本準備した。
思ったよりも、色のり発色も良く、抜け良く、ディテールまで切り撮れたと自負する次第。日頃は、ほとんど単焦点レンズを使用する筆者であるので、今回はちょっと手抜きとなるが、絵面としては自分なりの表現ができたのではないか・・・。
写真というのはどのカメラで撮影しても構わない。その人の心がぐっと出てくるような絵面となれば、大成功。しかし、iPhoneなどのスマホで撮影するものと、一眼レフの工学レンズを駆使して撮影するものとを比較すると、言わずもがなである。
巷には、スマホで「取材」という言葉を軽々しく遣っている人も居る。しかし、それは、あくまでもスナップ写真である。そこで仰々しく「取材」という言葉を聞くと、「取材とは、そんなに簡単、甘くはないぞ!」と物申したくなる訳だ。
▼浦島屋

▼龍驤館(国・有形文化財)

▼三角西港(熊本県)は、野蒜港(宮城県)、三国港(福井県)と並ぶ、明治三大築港の一つ。

▼普賢岳と有明海の潟


▼潟には無数の蟹や貝が蠢いていた

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