
余震が続く毎日。息抜きに、菊陽杉並木公園に足を運んでみた。先日は熊本農業公園で地震の爪痕があったが、同公園でも石碑、施設の一部、ウォーキングロードなどにもその爪痕があった。
先般訪れた時は、広大な敷地を埋め尽くすように親子イベントが開催されていた。しかし、今日は、誰一人としてその芝生の上で遊んでいる人はいなかった。
余震に不安な毎日を送りながら、あの大地震の瞬間から、熊本の時空は止まってしまった感がある。それからちょうど1ヶ月が経つ。公園を1周歩いてみると、小さな自然は正確に時を刻み、草木の花々はその賑わいを見せているのだった。
この萎縮した時空を何とか打ち破らねばならない。そういう気持ちを持った方々は沢山いる訳で、有能な指揮官の「王手飛車取り」の号令を期待したいものである。
もちろん、全県民が一丸となって「復活」に向かい、他力本願ではなく、今、自力で出来ることを遣る。それが大切なことである。熊本城をシンボルとして、その復旧に国へ丸投げするような発言もあるが、文化庁の指導に背いて、一方的に熊本城の櫓を築いていった、その代償は皮肉にも大きいのではないか。









▼取材風景

◎熊本城復活宣言 Reborn KumamotoのFacebookグループ
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◎「熊本復活宣言」画像(14.2MB)
パソコンの壁紙、ポスターやチラシ、絵葉書などにご利用ください。下記のURLにて、自由にダウンロードできます。作品上にコメントなどを書かれる場合は、原画の改竄はできませんが、下方の芝生部分に記述スペースがありますので、ご活用ください。
http://www.dandl.co.jp/rebornkumamoto.jpg

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