
旧細川刑部邸と言えば、私にとって、寒い冬の撮影会場といった印象を持つほど、今年の冬場に数多く登場した処の一つである。
梅園に足を踏み入れると、梅の花々の姿はなく、咲き乱れる桜や馬酔木の花々にヒヨドリやメジロがぶら下がっていた。いよいよ春の訪れかと思えば、当然のごとく、4月はすぐそこに来ている。
今回は600mmの超望遠レンズを装着し、邸内を一周したのだった。
肉眼では捉えられない野鳥の小さな眼。キラリと光る眼は、実に可愛い。肉眼では捉えられないが、超望遠レンズは肉眼の世界を一変してしまうのである。
例えば、メジロと呼ばれるほど、メジロの眼の縁は、しっかりとホワイトマジックで縁取ったように、真っ白な輪っかとなっている。英語での呼称も「Japanese white-eye」と、直訳的で分かりやすい。
取材中に、にわかに冷たい風が吹き出した。一瞬、雨がぱらついたりで、天候は良いとは言えないが、この旧細川刑部邸には外国人観光客が次から次へと通り過ぎていった。思ったより、人気の観光スポットになっているようだ。
▼ヒヨドリ(Bulbul)

▼メジロ(Japanese white-eye)

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