
久しぶりに食した、熊本ホテルキャッスル九曜杏のステーキピラフ。今日は、セカンドの工藤シェフが作ってくれた。
正直、今年になって最高のステーキピラフ。お値段のほどは大変安い料理に入るが、心の篭りようが違う。アシストする堀部シェフもしっかりと盛り付けに立ち会い、二人の息の合った料理作りの流れを、ガラス越しに楽しませていただいた。
毎日のように足を運んでいると、客側も調理側も馴れ合いになりがちだとは思うけれども、この工藤シェフがサーブする料理に当たり外れはなく、一切波がない。食べる時の温度まで考えて、盛り付けもとにかく素早くやっていた。
ガラス越しに挨拶すると、ニコッとこちらに体の正面を向けて、お辞儀をしてくれる。はにかみ屋だが、プロの料理人としての気質は素晴らしいものを持っているに違いない。無駄口を叩かず、ただひたすらに自分の仕事をしっかりとこなしている姿が、何とも言えず素敵である。

【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/

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