
写真上は、約2400万画素(元データは、6016 × 4016ピクセル)のものである。
現在では、2400万画素と言えば、最新鋭のカメラと比較すると、半分程度。大した画素数ではないことになる。ただ、今回は、35mmフルサイズ機で撮影されたものが、どこまで精度が高く撮影されているかの検証をすることにした。
写真以下の通り、元データの上の別荘やアパート群、家族連れが浜辺や入江で遊んでいるところ、木々の中にポツンと立っている女の子などが、トリミングしてもはっきりと認識できるものとなっている。このようなトリミングはあまり行ったことがないので、新たな発見みたいに、今頃になって驚いている次第。
よって、通常、ブログやSNSなどにアップする写真のサイズは、圧縮されたり小さくリサイズされたりで、細部をほとんど無視した状態になっているが、このように、大きな元データを部分、部分でトリミングして確認すると、そのカメラやレンズの精度も逆に分かってしまうのである。
ただし、画素数は高いに越したことはないが、写真の命は、画素数ではなく画質であることを、頭に入れておく必要がある。



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