ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

カテゴリー » 湯の街 山鹿 そぞろ歩き

不思議な「裏の細道」!?

top


 全国の装飾古墳の四割弱が熊本県内に点在することは、周知の事実ように思えるが、実は、ほとんどの熊本県民も知り得ぬ情報となっている。中でも、山鹿市に存在するチブサン古墳、弁慶ケ穴などの壁画はあまりにも有名で、考古学的にも価値あるものだ。更に、鍋田地区にある大規模な横穴群、岩原古墳近くにある横穴群など、山鹿市内にはどこを掘っても何かが出てくるくらいに、あちらこちらに古代の謎、古代の宝物が隠されている。

 本日足を向けたのは、山鹿市立博物館。移築された石橋付近は、地震の被害のためか、キープアウトとなっていた。よって、同博物館の裏側に回り、ちょっと坂を登り、車が行き止まりのところで、あまり人が通らぬような、苔むした歩道を見つけたのだった。

 そこには、上述の鍋田横穴群の壁画など、数多くのレプリカと説明文が書かれた陶板があった。筆者にとっては、たまたまの発見であり、同博物館へは何度も足を運んではいたものの、この古代の「裏の細道」には気づかなかった。多分、建造された頃は、公園の一施設として整備が行き届いていただろうけれども、今回、周囲を歩き回ると、残念ながら、ほとんど手付かずで、放置の状態であった。

 沢山のレプリカを見ながら、次から次へと撮影を敢行。しかし、設置場所と時代の流れとか、それらのストーリーの乏しさが気になった。当時の企画を誰が中心に行ったのか知らないが、このままでは、ただの石碑以下の扱いとなり、誰の目にも留まらず、風化して行くに違いない。相当額の予算を投じての施設。税金の無駄遣いと単に切り捨てるのではなく、これらの再活用、そして、欠落していたコンセプトなりストーリーなりを、しっかりと後世に伝える施設として再興してもらいたい。


replica1


replica2


replica3


replica4


▼取材風景
shuzai



◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2017/1/6 12:17 am

心温まる出逢いに、乾杯!

▼有働サイクルにあった50年物の自転車前照灯と古いミニミニバイク
udo1


 殺伐とした都市部における生活が長いと、田舎で出逢った人の温もりを、すこぶる心地よく感じることがある。

 昨年末、山鹿市下町近くの河川敷を眺めていて、たまたま通りかかった有働サイクル。自転車屋さんとして90年の歴史があり、昭和時代の映画のセットのような店構えに、ふらふらと、無意識に入ってしまったのが出逢いとなった。

 それから既に三度ほどお邪魔したろうか、年末など、家族総出で餅つきの最中にも関わらず、美味しいお茶や珈琲、そして、つき立てのよもぎ餅や餡もちなどをご馳走になり、餅のほか藁苞納豆まで手土産として持たせてくれた。帰って、その餅に藁苞納豆を挟んで食し、数十年ぶりの山鹿の味に鳥肌が立ったのである。

 翌日、その藁苞納豆がどうしても入手したくなり、有働サイクルの息子さんに電話をすると、山鹿市菊鹿町の相良観音近くにある相良茶屋で販売していると言う。すぐに車を走らせて、その相良茶屋へ行ったものの、到着したのが午後4時過ぎで、名物の藁苞納豆もとじこ豆も完売だった。仕方なく相良観音周辺を撮影して、そのまま帰社する事にした。

 翌々日、性懲りも無く・・・相良茶屋のおばあちゃんに直接電話をして、藁苞納豆ととじこ豆を予約。満を持して、同店に向かった。かなり高齢のおばあちゃんだが、笑顔が素敵で、目力もある。しっかりと、私の名前も顔も覚えてくれて、予約商品には「西田様」と、しっかりとした力強い字体で書かれていた。

 年末の有働サイクルご一家との出逢いが、どんどんと膨れて、同店に通ってくる方も含め、あちこちの隠れた情報を教えてくれる。今まで知り得なかった、ご当地のレア物情報ばかりで、その地元の生きた情報源に感動しまくり状態となっているのが正直なところだ。

 人様との出逢いは不思議なもので、それが好循環となるか悪循環となるかは、互いの人間性に左右される。特に筆者の場合、仕事がどんなにできる人でも、人格欠損者とは接点を持たぬ主義なので、このご一家の、笑いの絶えない、一所懸命さと自然体に、敬愛の念を抱いたのだった。

 ふと思ったことだが、昨年、想定外に妙な輩の出現に、お腹いっぱいの状態となり一度捨てかかった郷里を、氏神様が、再度見直すチャンスを与えてくれたのだろうと・・・。


▼大宮神社
omiya


▼取材風景
D60_3331



◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2017/1/3 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp