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浮島周辺水辺公園の野鳥たち(3)

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 浮島の連載三回目として、本日いい感じの写真が撮れたので、初回に続き川鵜を主人公に書き綴ろうかと・・・。

 八景水谷公園(熊本市)では大鷺が王様だが、浮島周辺水辺公園(嘉島町)では川鵜が皇帝である。その他野鳥の数百羽に対し、僅か5羽の川鵜の存在がとても大きく見え、メインの止まり木を全て占領している姿が、浮島の景色となる。

 時には頭上をミサゴが通過するも、近場の川へ魚獲りへ出かけるのか、この浮島の湧水池に降り立つことはない。また、八景水谷の湧水地にいる多くの野鳥たちは、ハイタカやカラスなどから常に狙われている。しかし、浮島ではカラスの姿もなく、鴨や鳰たちは天敵からの脅威もなさそうで、呑気に暮らしている。

 今日は、浮島の皇帝的存在である川鵜を観察することにした。彼らは、大きな丸太の止まり木に居座り、時折、水面に浮かんだりして遊びまわっている。餌をどう喰べているのか肉眼で見たことがないので、次はそこを何とか捉えたいと考えている次第。

 川鵜の翼は思いの外大きく、分厚く、そして長い。形は、遠目で見ると、デビルのようであるけれども、他の野鳥たちを威嚇したり、大きな鳴き声を発するようなことはほとんどない。顔も仏頂面で、クチバシも鋭く怖そうだが、その挙動は面白く、道化師のように見えてしまう。それを証拠に、止まり木に立つ川鵜の足元を見ると、一目瞭然。水かきの付いた足で、不安定な立ち方をしている姿が、何とも言えない。


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/1/25 12:57 am

シンメトリーの世界・・・

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 ワイドで撮りたい、シンメトリー(上下・左右対称)の世界。本日は、70-200mmの望遠レンズを装着して、菊池川沿いを撮ってみた。

 正直なところ、対岸にいるアオサギ、シラサギ、オオバン、カイツブリ、カワセミ、ミサゴなどを追いたいところだが、70-200mm(通しのf2.8)でフルサイズの一眼では、ゴマ粒に写ってしまう。よって、午後4時頃の光が和らいだ頃を見計らって、対岸のシンメトリーを数枚撮影したのだった。

 三脚立ててのスローシャッターがベストだろうが、このレンズにかけてみることにした。イメージした以上に光を拾い込み、くっきり感もあり抜けが良い。次回は、15mmの超広角を装着して、もっと緻密な映像を切り撮ろうと、メラメラと燃えて来たのだった。

 近頃、レンズの泥沼から脱したと安堵していたが、どうも、その泥沼へと今一度入ってみようかと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/1/17 12:27 am

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