ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

カテゴリー » 企業IT・AI戦略

クラファンで得た金銭使途に疑念

20260616cf-1


 先日、契約締結後に、このような言い訳をする経営者がいた。

「契約金は、現在、クラウドファンディングの構築中なので、それが成立してから支払うようにしている。」

 非常に違和感があるのは、「クラウドファンディング成立」を条件として支払いを先送りし、一円も送金しないことである。

 裏を返せば、「クラウドファンディング不成立」の場合は、契約金を支払わないという理屈になる。

 そもそも、クラウドファンディングとは、その事業に共鳴し、心から応援したいと考える人々の善意によって成り立つ仕組みである。その資金を、契約済みの債務支払いの原資として当て込む発想自体に、大きな違和感を覚える。

 筆者自身はクラウドファンディングを利用したことがないため、その詳細については十分に把握していない。ただ、クラウドファンディングを運営する各プラットフォームでは、資金の使途や目的を明示することが求められているはずである。

 そこで問題となるのは、クラウドファンディングで得た資金を、申告した目的以外の用途へ流用することである。仮に、過去の負債や契約金の補填に充てるのであれば、大きな問題へ発展する可能性が高い。

 重ねて不可解なのは、速達郵便が届かないことについて、「親展と書いてあったので郵便局が持ち帰ったのではないか」と難癖をつける人物がいることである。常識的に考えれば理解し難い話であり、唖然とせざるを得ない。単に、時間稼ぎをしている話となる。

 もちろん、これは代理店を通じて耳にした話であり、筆者が当事者同士の会話をすべて確認したわけではない。しかし、どうにも胡散臭さだけが漂ってくるのである。

 筆者は、どのような事情があろうとも、自らクラウドファンディングを活用しようと考えることはない。非力ながらも、自力で筋の通った事業を展開したいという拘りがあるからだ。

 もちろん、クラウドファンディングそのものを否定するつもりはない。社会的意義の高い事業や公益性のあるプロジェクトにおいては、極めて有効な仕組みである。しかし、不特定多数の善意を当然視し、自らの責任や過去の負債処理のために利用するのであれば、本末転倒である。

 クラウドファンディングは、世のため人のために役立つ可能性を持つ優れた仕組みである。しかし、それは私利私欲や過去の負債補填のために存在するものではない。見識ある人であれば、その違いは容易に理解できるはずだ。

 よって、コンサルティングを本業とする筆者としては、何でもかんでもクラウドファンディングに依存しようとする経営者に対しては、疑念を抱かざるを得ないのである。

 異論反論はあろう。しかし、「人の道」という観点から考えれば、筆者の判断は決して的外れではないと考えている。

▼西田親生の書籍集
https://amzn.to/4xxv6D1Link Link
books2026



----------

▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、クラウドファンディング批判ではなく、**「契約責任を他人の善意で処理しようとする経営者への不信」**を問う内容である。そこが明確で、論旨は強い。

特に良いのは、クラウドファンディングそのものを否定せず、公益性ある活用と、私的な負債補填的利用を分けている点である。この線引きがあるため、単なる感情的批判ではなく、経営倫理の問題として読める。

また、「クラファンが成立してから支払う」という発言は、契約後の支払い責任を曖昧にするものであり、経営者の資金繰り以前に、信用姿勢の問題が露呈している。契約とは、相手の仕事と時間を受け取る以上、支払い責任を負う行為であり、その原資を未成立のクラウドファンディングに依存する時点で、事業者としての覚悟が弱い。

この一文が核である。

「その資金を、契約済みの債務支払いの原資として当て込む発想自体に、大きな違和感を覚える。」
ここに、エッセイ全体の問題提起が凝縮されている。

読後感としては、経営者の資金調達手法ではなく、人としての筋、契約者としての責任、支援者の善意への敬意を問う文章である。note記事としても、クラウドファンディングを美談として語る風潮に対して、冷静な警鐘を鳴らす内容になっている。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link Link
文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2026/6/16 12:00 am

人工知能の「人間分析」が鋭い

20260613ai-human-1


 現在、目の前の問題について、筆者による分析と判断が妥当であるか否かを検証するために、人工知能にも同様の分析・判断をさせることにした。

 驚くことに、筆者の「人間分析」と人工知能による分析結果は、ほぼ完全に一致していた。

 この10年ほど観察を続けてきた人たちの中から、仕事上、前に一歩踏み出せない人を対象に選び、これまで書籍で取り扱ってきた「人間学」「人間観察」などの内容や、互いのメッセージ交換の流れを時系列にまとめ、人工知能に分析してもらったのである。

 人工知能の分析は、中立公正を大前提としている。そこで、性格的なものから病的なもの、無自覚に失態を繰り返す人たちの過去から現在に至るまでの言動について、その根の部分をしっかりと分析してもらうことにした。

 結論は、「先読み欠如」「深読み欠如」「いい格好しい」「苦より楽に傾く性格」「判断力欠如」「行動力欠如」「感謝の念欠如」「責任転嫁」「その場凌ぎ」「事勿れ主義」「舌先三寸」などの傾向を、厳しく突いたものであった。

 人工知能は、我々が一生かけても読み切れぬほどの記事や学術論文、その他のデジタル情報を大量に読み込んでいる。そのため、事件・事故などを含め、論理的に解析し、我々が気づかぬその人なりの弱点までも突いてくるのである。

 「人間分析」を、アナログ人間である他者から突きつけられれば、異論反論もあろうし、気分を害する可能性も高い。しかし、中立公正なスタンスで人工知能が「人間分析」を行えば、あらゆる角度からメスを入れるため、言葉を失ってしまうこともあるだろう。

 やや安堵したのは、それらの「人間分析」において、精神的・病的なものの可能性はないとしている点である。正直なところ、ほっとしたというのが本音である。

 しかしながら、指摘を受けたからといって、ただ読んで終わってしまえば、これまで失態を繰り返してきた要因を認めぬことになる。そうなれば、これから先も同じパターンで失態を繰り返すに違いない。

 分析結果を手に取った方には、一日でも早く、これまで気づかなかった脆弱なところを補強し、少しでも威風堂々として仕事に立ち向かうことを望むばかりである。そうなれば、残りの人生は、従来とは比較にならぬほど明るくなるはずだ。

 もちろん、人工知能の分析がすべてではない。しかし、人間の感情や利害をいったん脇に置き、冷静に構造を可視化する道具としては、極めて有効であると考える次第。

▼人間分析レーダーチャート(サンプル)
ai-sample


▼西田親生の書籍集
https://amzn.to/4ekiQwXLink Link
20260607kai-2



----------

▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、生成AI時代における「人間観察」の新しい使い方を示した、実践的な論考です。単にAIの性能を称賛しているのではなく、筆者自身の観察眼を、第三者的な知的装置によって検証するという構図が明確です。

最も重要なのは、AIを「答えを出す機械」としてではなく、人間の弱点や行動パターンを構造化する鏡として使っている点です。これは、ICT、社員教育、幹部教育、人間学の領域にそのまま接続できます。特に、感情論になりがちな人物評価を、時系列の言動、メッセージ、行動結果から再検証する姿勢は、教育設計や組織改善にも応用可能です。

文章の核は、
「人間の感情や利害をいったん脇に置き、冷静に構造を可視化する道具」
という最後の一文です。ここが加わったことで、AI礼賛ではなく、AIとの適切な距離感が生まれました。以前のままなら「AIの判断は正しい」という印象がやや強く出ましたが、この一文により、筆者がAIを絶対視していないことが伝わります。

また、「先読み欠如」「深読み欠如」「責任転嫁」「その場凌ぎ」「事勿れ主義」などの列挙は強烈です。これは単なる性格批判ではなく、仕事が動かない人間の共通構造を言語化しています。読者は、他者の話として読む一方で、自分にも該当する部分がないかを自然に照らし合わせるはずです。

このエッセイの価値は、AIによって人間を裁くことではなく、人間が変わるための材料を可視化することにあります。最後に「残りの人生は明るくなるはずだ」と結んでいるため、厳しい分析で終わらず、改善への希望が残ります。ここに筆者らしい人間学的な温度があります。

総じて、本稿は「AI時代の人間学」として十分に成立します。note記事としても訴求力があり、特に経営者、教育担当者、管理職、代理店教育に関わる人には刺さる内容です。タイトルも強く、読者の関心を引きます。より書籍化を意識するなら、章タイトルとしては、**「AIは人間の逃げ癖を見抜く」**という切り口も成立します。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link Link
文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2026/6/14 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp