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虚言癖に騙されるな!!!

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 「虚言癖」について考察してみた。

 昔の話だが、或る人物(X)が人物(A)と人物(B)の間に入り込み、メッセンジャー役を申し出た。最初は何事もなく情報が流れるように見えたが、或る日突然、人物(X)の挙動がおかしくなり、人物(A)と(B)とのガラス張りであるべき環境が遮断されたのである。

 そこで、人物(A)が人物(X)の挙動に違和感、不信感を持つようになり、直接、人物(X)へ問い質したのだった。間髪を容れず、鬼畜のような顔に豹変した人物(X)。「嘘」が詰まったタライを引っ繰り返し、疾風の如くその場から逃げ去ったのである。

 元々、虚言癖があるのか、演出過多なのか・・・自分自身の虚言に罪悪感を持つこともなく、自らを大きく見せるために、学歴詐称も含め、あちらこちらで虚言という手榴弾を投げ込んでいる事実が多々判明した。下手すれば「詐欺師」として訴えられる可能性もあり、かなりの危険人物に違いない。

 しかしながら、人物(X)は日頃から善人ぶっているので、なかなか尻尾がつかめない。また、騙された人物(B)は、既に弱みを握られており、人物(X)から痛いところを突かれれば分が悪くなるので、黙って堪えているばかりとなる。情けないが、脇の甘さの罰当たりとなる訳だ。

 また、最近の話であるが、人物(C)が人物(D)に伝言を依頼したのだった。それは、人物(C)が人物(E)へ何かを提案するものだった。ところが、メッセンジャー役となった人物(D)からは何のリアクションもない。聞けば、人物(D)のとんでもない発言(後日、ニュアンスが異なることが判明)が伝わってきたのである。

 人物(C)は人物(E)へ単に提案したのであるが、それが妙に歪められた内容として人物(D)へ伝わっているらしい。結果が期待外れに至る原因は何なのか。結局、人物(C)は腑に落ちないので、人物(E)と直接面談し、提案内容の確認と的外れな発言の有無について問い質したのだった。

 すこぶる小さなことではあるが、畢竟、人物(D)が人物(E)に対して正確に伝えず、提案が苦情として伝わっていることが判った。一般的に、主語述語が曖昧で、真意が何なのかを正確に伝えられない人が多い。それが、現代の日本人である。その典型的な事象が眼前に起こったことになる。

 今回、直接面談がなければ、人物(E)は激高したままとなり、そのリアクションに違和感を持った人物(C)も首を傾げるばかりで、前述の人と人の間に立ちはだかった人物(X)<詐欺師>と同じく悪い流れとなり、人物(C)と人物(E)の関係に亀裂が生じるばかりとなってしまう。

 虚言癖のある人物が、「噓も方便」と豪語しながら虚言を繰り広げると、周囲の人たちはギクシャクした関係になり、折角の好循環が圧し折られてしまう。また、虚言癖が日常茶飯事の詐欺師が虚言を繰り広げえれば、キナ臭いものに覆われ、大事件となる可能性も無きにしも非ずとなる。

 前述の人物(X)と後述の人物(D)とは、全く異なる人格である。人物(X)は典型的な詐欺師、人物(D)は普通の人間である。ところが、上記のように、同じ結果を齎しているのは何故か!?・・・それは、双方とも、いの一番に自らの保身に走る「悪癖」が共通していることになる。

 このように、第三者にメッセンジャーを依頼する場合は、慎重なる人選が必要となる。また、間に入り込む人物が存在する場合は、その人物をしっかりと観察し、万が一違和感を感じた時は、早急に、その詐欺師を飛び越えて、磨りガラス向こうにいる人物と直接連絡を取り合うことで、真相究明すべきとなる。

 この世で、ヒューマンコミュニケーションほど難しいものはないが、日頃から、筋の通らぬことに対しては厳しい目を向け、確と真相究明することで被害を最小限に食い止めるのが、一端の大人と言える・・・。

<以上、先見塾特別講座より>

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文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2019/5/6 02:18 am

AI(アーティフィシャル・インテリジェンス)・・・

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 平成後半に世の中を席巻したのは、「AI」。つまり、アーティフィシャル・インテリジェンス(人工知能)である。

「AI」という言葉が誕生したのは、筆者の記憶に間違いなければ、半世紀以上も前の1956年頃に遡る。よって、筆者が若かりし頃、「AI」はとっくの昔から存在していることになる。1980年前後にマイコン(パソコンの前身)を手にして、BASIC言語で英語問題や数学問題をプログラムして、「AI」もどきの家庭教師支援教材を作ったことを思い出したのだった。

 勿論、現在に言う「AI」とは全く異なり、マイコンのボタン一つでディスプレイに設問が表示され、それを解き、回答を書き込み、リターンを押す。正解であれば、音楽とともに「正解!」という文字が出たり、別解が出たりして、学生の向学心を煽るような仕組みとしていた。

 英語は、先ず長文がディスプレイに表示され、単語の意味や、長文和訳などを実行させ、数学と同様に、正解、別の表現法、熟語や関連語などが現れ、学生の好奇心を惹きつける仕組みにしていた。

 しかし、上述のものは「AI」と言えず、人間の言語とコンピュータのマシンランゲージの狭間にプログラムを噛ませ、人とマシンとの会話を可能にしているだけで、インテラクティブではあるものの、マシンには「判断力」も「思考回路」も何も存在していない。所謂、鉄人28号を探偵である金田正太郎少年がリモコンを通して操作し、事件を解決して行くようなものだった。

 もともと、横山光輝の鉄人28号は、手塚治虫の鉄腕アトムを意識して創られたと聞いたことがあるが、特筆すべきは、1951年に鉄腕アトムが世に出て、「感情」、「知識」、「知恵」、「洞察力」、「判断力」など、人としての「全脳思考力」を植え付けられ、勧善懲悪の精神にて悪人どもを退治するというシナリオであった。学術的に「AI」という言葉がこの世に生まれる数年前のことであり、手塚治虫が創り出した「AI」搭載のアトムの存在は、余りにも衝撃的なものだった。

 令和元年となり、「AI」はますます加速度を増して進化するに違いない。しかしながら、現代のスマホ族は、何かあったらGoogle先生に依存し、また、「AI」スピーカーに「今何時?明日の天気は?電気消して!・・・」と、未完の「AI」に一所懸命に話しかけている。これは人間のライフスタイルとしては、十分に「思考回路」を使わず、直感的、且つ、無味乾燥な会話で完結している事に、首を傾げてしまう。

 未完(中途半端)だからこそ、危ない兆候に見えて仕方ない。何故なら、「AI」が如何に進化しようが、その核としての性格をどう設定するかにより、全く異なる資質を持った「AI」ロボットが出現する訳で、そこで中間思考を持たせるのか、白黒はっきりさせるのかで、回答や反応が随分変わってしまう。よって、その「AI」にはしっかりとした目的を持たせて業務を与えない限り、神聖なる人間領域へ土足にて「AI」を持ち込む必要はないと思われる。

 人間社会を良くするのか悪くするのかは、これから先の「AI」の進化次第と思われるが、決して、殺傷力を持つ戦闘用ロボットに埋め込むようなものであってはならない。地球も数十億年後には、その存在は無くなってしまう。何処かの企業が「デジタルデータは500年保存する!」と豪語しているものの、何年経っても、アナログ世界が人間の安息地であることには変わりなく、そこへ利便性ばかりを追求した「AI」を主人公にすべき問題ではない。

 何故なら、「AI」がどんなに進化しようとも、生身の人間のクローンを創れるはずもなく、沖縄の断崖絶壁である万座毛の岩場を創れるはずもない。雪解けの富士山頂付近を再現できるはずもない。仮に、「AI」が森羅万象をビジュアル化できるとしても、それは所詮VR(バーチャル・リアリティ)の世界となり、磯の香りや潮風を肌に感じ、カモメの鳴き声を自分の鼓膜が微妙に揺れるアナログ波形で聞けるはずもないのだから。

 業務における時間短縮、経費節減には、大いに「AI」を投入して貰いたい。しかし、4人に1人の高齢社会を迎えた日本国内において、万が一「AI」に縛られた世界が構築されるとなると、昔の映画である「ソイレントグリーン」にて描かれた、人の寿命管理(安楽死)と食糧管理(人体のビスケット化)へと・・・悍ましい世界の到来を予感せざるを得なくなってしまう。

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文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2019/5/2 03:50 am

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