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ハートを感じる料理・・・

▼ハートのある「ローストチキン」

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 昨日、ふと思ったことだった。

 いつも食べている「ローストチキン」を撮影しようとすると、何となく、寂しく冷めた感じを受けた。何故か料理人のハートが伝わってこない。私が体調が悪い訳でもなく、料理の味はいつもの味で旨いのだが、何処かが違う。それが何なのか考えてみた。同じ食材で、同じ調理法で、どうしてここまで印象が違うのか!?・・・写真上は、ハートを感じた「ローストチキン」。写真下が、ハートを感じなかった「ローストチキン」である。

 まず、メインとなる「ローストチキン」の焼き加減である。外側はパリパリ、中ジューシーが命の「ローストチキン」。そこに大きな違いがあったようにも思えた。しかし、種入りマスタードや胡椒や塩を添えているか否かでも、シェフの心配りに歴然と差があることに気づいた。さらに、香草を添えて、盛り付け、彩のバランスまで考えた写真上の「ローストチキン」が、当然に写真映りも良いという訳だ。

 お客としての私のスタンスは、全く変わっていない。しかし、このように同じ料理でも、ハートが伝わる料理とそうでない料理とは、全く別物になってしまう。・・・料理は本当に正直なもので、調理人の今の心までをもダイレクトに伝えるのである。


▼ハートのない「ローストチキン」
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2015/10/10 12:59 am

そろそろ、ジビエの季節。

▼鴨胸肉とフォアグラ フランボワーズビネガー風味のソース
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 熊本ホテルキャッスル11階にあるフレンチレストラン、「トゥール・ド・シャトー」。フランス語で、天守閣という意味だ。

 時折、思い出した頃に足を運ぶ同レストランだが、「日々変化、日々進化。」する若手の料理長がいる。私のお気に入りシェフの一人でもある。

 今日は立ち寄る予定でもなく、単に小腹が空いたので、気付いたら、そのレストランのテーブルに座っていた。実は、頭の中は「壽し匠 都壽し」の握り寿司を頬張りたい気分だった。しかし、同店まで行くには電車通りを渡り、酒場通りまで行かねばならず、結局は、同ホテルのフレンチレストランへ足を向けたのだった。

 小腹が空いた程度なので、チーズの盛り合わせ程度で良かったものの、9月に一新されたメニューを眺めている内に、「鴨胸肉とフォアグラ フランボワーズビネガー風味のソース(木苺、きのこ2種、銀杏、栗、その他野菜)」が目に留まった。

 目に留まれば、当然のように、既に頭の中は握り寿司から鴨胸肉とフォアグラに入れ替わってしまった。・・・繊細なソースの仕上がりが抜群で、立体的で緻密な食材の組み合わせによるグラデーションの味わいは、料理長のレベルの高さが伺い知れる。

 よって、そのソースがあまりにも勿体無いので、パンを頼み、皿の上を綺麗に掃除するまで、舐め回すように、拘りのソースを楽しませていただいた。・・・やはり、フレンチの醍醐味は、繊細なソースなのかと・・・。

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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2015/10/6 12:58 am

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