昼からガッツリと肉を食したくなることがある。昔々の話だが、若造のサラリーマンの私にとって、やはり肉料理は高かった。その頃、にわかに人気急上昇するレストランが数軒現れた。ビーフ・ウィズ・ライスのデーブスレストラン。リーズナブルなステーキやハンバーグのセンターリバー（当時の名称はハングリータイガー）。チョップドビーフステーキのBros.吉村・・・などなど、熊本のグルメ世界を変えた、大変懐かしい強者だ。

　当時のランチ価格は、５００円前後。三十数年前の話だが、まだまだ、熊本市内の食文化は大都市部と比較するとピラミッドの底辺にあった。しかし、そこで強気のランチ料金を出していたのが、熊本ホテルキャッスル桃花源のランチとBros.吉村のランチが記憶に残っている。双方ともランチ価格は８００円。薄給のサラリーマンには、タバコ代、コーヒー代を考えると、ちょっと高嶺の花だった。

　今日も性懲りもなく、ランチに肉を欲してしまい、スペアリブをオーダすることにした。じっくりと時間をかけて煮込まれたスペアリブは、ナイフで切らずとも、直接かぶりつかずとも、身離れの良い、濃厚な味付けのスペアリブがサーブされたのだ。今年になって何本のスペアリブを食したのか分からぬ程、かなりの本数を平らげた。

　コンソメスープと特別なパン、そしてコーヒーを頼むと、結構な料金となる。安めのランチセットにしておけば良かったと思いつつ、やはり、単品料理の方が質量とも満足度が高く、ランチセットの比ではない。あれやこれやと過去の思い出を、記憶の引き出しから取り出すと、今まで、何トンの料理を食したのか！？・・・多分、１台のコンテナどころの話ではなさそうだが、熊本ホテルキャッスル桃花源だけでも、アバウトで１トン以上は食しているのだろうと・・・苦笑いをしながら、スペアリブに噛り付いたのだった。

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　１２月４日（金）から、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏（熊本市中央区城東町4-2／TEL 096-326-3376）定番の「ウィンターバイキング」が始まった。リーズナブルで、バリエーション豊かな料理が沢山準備され、食べ放題、飲み放題の素敵な恒例のイベントとして人気。

　開催期間など詳細は以下の通り。

＜第一弾＞２０１５年
１２月４日（金）〜１２月２１日（月）

＜第２弾＞２０１６年
１月８日（金）〜２月２２日（月）

※毎週、金曜日、土曜日、日曜日、月曜日に開催。
※１７時３０分〜２１時００分
※月曜日は無制限（１８時〜２１時）
※日曜日は「女子得」で、嬉しいプレゼントあり！
※予約された方が確実ですが、前売チケットを購入すると、もっとお得！
※バイキングの時間帯は店内全面禁煙

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