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カレーはアンチエージング!?

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 写真上は、熊本ホテルキャッスルのビーフカレー、写真下は、栗豚カツカレーである。

 筆者が香辛料たっぷりのカレーを食すと、スプーン一口目で頭部や顔面から汗が噴き出してくる。普通のハンカチであれば、10枚以上必要なほど汗まみれとなってしまう。シャツの襟に汗が染みると大変なので、食す前に大きめのな紙ナプキンを八つ折りにハチマキ状にして、首と襟の間に入れ、完食までに4から5枚ほどを使用する。

 途中、メガネを何度も外し、おしぼりで拭き拭き。美味しいカレーを満喫しながら、滝のような汗との戦いで、軽めに300メートル走った後のように、疲れてしまうこともしばしばである。よって、カレーの辛さに弱いのではなく、汗との戦いに弱いということがよく分かった。

 先般、テレビを見ていると、アメリカ人とインド人を、食事を中心として10年ほど調査したというものだった。なんと、香辛料をたくさん使うインド人の認知症率が、アメリカよりもずっと少ないという結果が出ていた。「カレー、恐るべし!」である。

 カレーにはいろんな香辛料が入っている。幼い頃からカレーが一番のご馳走だった筆者にとって、これは朗報だと思い、それ以来、1週間にカレーライス1食以上を食べようと心に決めたのだった。

 本日はザーザーの雨の中、ランチは栗豚のカツカレー。噛みごたえのある肉質。脂身がほんわりと甘みがあるので、カレーのルーを付けて、ご飯と一緒に頬張るのである。サクサクとジューシーなカツの二重の旨さが口の中にさっと広がり、カレーとご飯と仲良しとなって胃袋へと落ちて行く。

 骨や関節、筋肉などの委縮を防ぎ、カレーのルーの成分にて認知症が予防できるのであれば、これから先の食についての流れを変えてみても面白い。骨には今まで解明されていなかった中で、アンチエージングの切り札的な役割(信号を伝えるもの)があると言うので、これも合わせて、日々オーダーする料理の組み合わせを考えてみようかと・・・。

 
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  • posted by Chikao Nishida at 2018/1/9 12:00 am

四川料理 桃花源の「おせち」

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 毎年、大晦日となると、熊本ホテルキャッスルの四川料理 桃花源の特製「おせち」とお会いできる。

 値段は、熊本県内のホテルメイドの「おせち」では最高だが、この四川料理 桃花源の特製「おせち」は限定もので、同ホテルのスタンダード「おせち」より上のランクとなる。

 大晦日の昼過ぎに、オフィスのインターフォンが鳴った。覗き込むと、同ホテルスタッフが車で配達して来たようだ。同社の階段は公道から28段。初めて来たスタッフには、三段重の大きな「おせち」の箱を運ぶには、些か過酷な階段である。

 よって、そのスタッフに上から声を掛け、筆者が直接階段を降りて、その特製「おせち」を受け取ったのだった。早速、部屋に持ち込み、段ボール箱から三段重を取り出し、紅白の紐を解き、一つ一つチェックしたのだった。

 幼い頃は、年末ともなると母と祖母が「おせち」の準備でてんやわんや。時折、買い物を言いつけられて、いやいやながら寄り道ありきで、あちこちのお店へ足を運び買い出しに行ったこともあった。

 家庭で作る「おせち」は、このような極上のものではないが、同じ熊本県なのでお屠蘇が赤酒(瑞鷹)であることは共通している。昔の話だから時効ではあるものの、子供でも正月となると一番小さな盃に赤酒を注いでもらい、しばし目の当たりが真っ赤になっていたことを思い出す。

  ちなみに、年末に同ホテルの四川料理 桃花源の特製「おせち」が届くようになって、何十年かが経つ。その準備たるや、ホテルの全スタッフは徹夜作業ではなかろうか。何千台かの「おせち」を一気に作り込み、それを大晦日に手分けして配達するのだから、その凄まじさが伝わってくる。

 静かに新年を迎え、陽が昇り、この三段重を開くと、「ああ、年が明けた!」と独り言を呟いてしまう。この上なき幸せな瞬間でもあり、しみじみと一つ一つの料理に見入ってしまうのである。食べ尽くすには3日が勝負だろうと思い、実は、大晦日につまみ食いをしてしまった。両親がこの世に居れば、尻を叩かれ、押入れ行きかも知れないと・・・。

 余談だが、1月1日は父の、そして1月2日は母の誕生日であった。


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/1/2 12:00 am

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