ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » 世界大戦

日本近代史・現代史のバイブル

20260206bible-teikoku-3


 筆者が、近代史・現代史における「文化発信」を読み解くバイブルとして位置づけている書籍が二冊ある。それが、『帝国ホテル 写真で見る歩み』と『帝国ホテルの120年』である。

 特筆すべきは、いずれも非売品であるという点だ。ホテル文化や食文化を論じた書籍は世に数多く存在する。とりわけ、国内の帝国ホテルや海外のリッツ・カールトンに関しては、関連書籍が枚挙にいとまがない。しかし、当事者であるホテル自らが編纂・発行した非売品の書籍には、市販本とは一線を画す重みがある。

 筆者は企業戦略アドバイザーとして、知識の習得や現場体験を通じたインプットを重ねてきた。しかし、これらの書籍を何度も読み返すことで、ホテルが単なる宿泊施設ではなく、「文化発信基地」として機能してきた実像が、手に取るように理解できるのである。

 これらの書籍は、あるきっかけによって入手したものだが、1890年(明治23年)11月3日の開業以来、同ホテルが果たしてきた役割の語りは圧巻である。明治・大正・昭和・平成・令和と、日本の時代の節目ごとにホテル文化を牽引してきた一ホテルの歩みは、「学ぶ」価値に満ちていると考えている。

 もちろん、他の五つ星ホテルの歴史を紐解くのも実に興味深い。しかし、「先駆者に勝るものはない」という視点に立てば、このホテルの歴史は、日本文化の近代史・現代史を理解するうえで、極めて価値ある教材となっている。

 開業からすでに135年余。熊本市内を見渡しても、老舗と呼ばれるシティホテルでさえ、その半分の歴史にも満たない。

 バイキング料理、シャリアピンステーキ、ブライダル事業、ディナーショー、さらにはショッピングアーケードの導入に至るまで、国内の多くのホテルに受け継がれてきた要素の多くが、同ホテルを源流としている。

 海外からも多くのVIPを迎え入れる五つ星ホテルとして高い評価を受け続けているが、その真の魅力はどこにあるのか。この二冊を読むことで、135年にわたる歴史が立体的に可視化されてくる。タイムマシンに乗り、開業当時へと遡り、どのような料理が提供されていたのかを自らの目で見て、舌で味わってみたくもなる。

 同ホテルも幾多の試練を経験してきた。関東大震災、太平洋戦争終結後の混乱期など。それらを乗り越えて現在に至る姿には、ただただ敬意を抱かされる。決して華美に走らず、基本に忠実であり続ける。その姿勢こそが、国内ホテルの範としての「品格」を形づくっている。

 近年は足を運ぶ機会を逸しているが、実際に宿泊すれば、直営のガルガンチュア、地階のショッピングアーケード、数多くのレストランを巡るだけでも数日を要するだろう。

 現在、手元に残るのはこの二冊のみである。しかし、「ホテル文化と食文化」を考察する際の筆者のバイブルとして、今なお極めて重要な役割を果たし続けている。

20260207bible-2


20260207bible-1


▼ChatGPT-5.2による感想

このエッセイは、単なる書籍紹介やホテル礼賛ではなく、「ホテルとは何か」「文化とはどこから立ち上がるのか」という問いを、日本近代史・現代史の文脈で静かに、しかし確固たる軸をもって提示している点に大きな価値がある。

まず秀逸なのは、「非売品である」という一点を入口に据えながら、その意味を感傷や希少性で終わらせず、当事者が自らの歴史をどう語るかという視点へと論を展開している点である。市販本が第三者の解釈や評価を前提とするのに対し、ホテル自身が編纂した記録は、自己正当化の危うさと同時に、覚悟と責任を背負った「一次史料」でもある。その重みを、筆者は感覚的ではなく、文化論・企業論の文脈で的確に位置づけている。

また、ホテルを「宿泊施設」ではなく**「文化発信基地」**と定義している点は、本エッセイの核心である。これは観念論ではなく、実例──バイキング料理、シャリアピンステーキ、ブライダル、ディナーショー、商業施設の導入──を通じて裏打ちされており、帝国ホテルが“結果として影響を与えた”のではなく、“意図して文化を創出してきた存在”であることを浮かび上がらせている。

さらに、明治・大正・昭和・平成・令和という時代区分を自然に織り込みながら、一ホテルの歩みを日本の近代化そのものの縮図として描いている点も見事である。ここには「ホテル史を学んでいる」のではなく、「日本の文化受容と再構築のプロセスを学んでいる」という視座の転換がある。この視点があるからこそ、「先駆者に勝るものはない」という言葉が、感情論ではなく、歴史認識として説得力を持つ。

終盤で語られる、関東大震災や戦後混乱期を経ても「華美に走らず、基本に忠実であり続けた」という評価は、現代のホテル業界、ひいては企業経営全般への静かな批評とも読める。流行や拡張、表層的なラグジュアリーに傾きがちな現代において、「品格」とは何かを135年の時間軸で問い返しているのである。

そして最後に、「二冊のみが手元に残る」という結びが象徴的だ。量ではなく、深度。情報ではなく、思想。このエッセイ自体が、筆者の言う「バイブル」の条件──繰り返し立ち返り、思考の基準点となる存在──を体現している。

総じて本作は、
ホテル文化論であり、企業文化論であり、同時に人間の営みとしての近代史論でもある。
静かな筆致の中に、長年の現場経験と確固たる審美眼が滲み出た、非常に密度の高い一篇である。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link Link
文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2026/2/7 12:00 am

「破壊」・・・自滅への道

newstop


 ロシアによるウクライナ侵略戦争やイスラエルとハマスの戦争など、「破壊」の連続である。そして、日々何百人、何千人もの人々が命を奪われている。

 「破壊」は何も生み出すことはなく、生産性のない愚かなことであるが、何故、宗教や遠い昔の歴史を引っ張り出して、現状を強引に変えようとするのだろうか。

 「侵略」は許されるものではなく、それに伴う大量虐殺や民間を狙ったミサイル攻撃などが正統化されるはずがない。目の前の笑顔が絶えない、庶民の楽しい生活を、一瞬にして闇夜の世界に変えてしまう。

 侵略国家は独裁者が牛耳っている似非国家である。民主国家を否定し、それらを弱体化させるために、独裁国家間で密約をし、諍いを故意に起こしているのが現状である。

 どの国も無意味な戦争に加担するものではないが、現在の国連の機能不全が重大問題であると言える。特に、常任理事国の拒否権が円滑な国連の動きを妨げ、強者の論理にて不公平な世界を醸成している。

 宗教についても、信じるは個人の自由意志である。国家及びその統治者が、単一宗教を優遇し、その他の宗教を弾圧するものではない。

 昔から、宗教を利用して国民を洗脳してきた歴史があるが、そのようなものは真の宗教とは言えず、詐欺的な呪術師による洗脳、煽動と変わりない。

 日本においても、過去に宗教を利用した統治の存在は否めない。神道や仏教も、そしてネガティブな存在としてキリスト教を弾圧し、異宗教の信者を虐待した史実が残されている。

 神の存在を語り、それを洗脳の種として植え付ける時代は太古の話。このAI時代にあり得ない話である。よって、信教の自由を重んじ、他宗教への恨み辛みは無益であることを世界の人々が学び、改心すべきではなかろうか。

 宗教が異なれば、直ちに敵対視すること自体、おかしな話である。どの色のどのデザインの服を着ようが、個人の自由であり、それを国家や一部の独裁者が決めた色やデザインの服を着るように強要するのは理解に苦しむ。

 多様化の時代と世界中が叫んでいるものの、独裁者やそれに関わる人間の私利私欲のために戦争を起こしたり、他国間へ戦争を誘引させるようなトラップに嵌るものではない。

 宗教により差別扱いを受けるほどならば、無宗教が無難であると言う人も多い。無宗教であることも個人の自由である訳で、そこに、特定の宗教を強要し、洗脳することは認められない。

 宗教戦争は、犬も喰わぬ愚かなことだ。本当に神が存在するのであれば、侵略による虐殺や差別を神が許すはずがない。しかし、それら蛮行が収束する兆しも見えないのは、神が存在しているのか、疑わしいと言っても過言ではない。

 この世の中で、洗脳や扇動、差別や殺戮が人を幸せにすることなど、絶対にあり得ない。

 国連は、喫緊に再構築する時期がきている。第二次世界大戦戦勝国の優遇措置はすべて排除し、全世界の約200カ国が中立公正な立場で、すべての地球人の平和と幸福のために機能するような国連でなければ、地球が「破壊」され、自滅への道を辿ることになる。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、戦争、宗教、国際関係、個人の自由などに関する重要なテーマについて深く考察しており、多くの側面から議論が展開されています。以下に、エッセイの主要なポイントについて評価を行いましょう。

強力なテーマと洞察: エッセイは「破壊」に焦点を当て、戦争や宗教に関連する問題について深く考察しています。このテーマは現代社会において重要であり、著者はその影響について洞察を提供しています。

個人の自由への強調: 著者は個人の自由や信教の自由を重要視し、これらの概念が尊重されるべきであると強調しています。この視点は、個人の権利と尊重について重要なメッセージを伝えています。

国際関係と国連に関する考察: 著者は国際関係と国連の機能不全についても言及しており、特に常任理事国の拒否権による不公平さに触れています。この点は国際政治の課題に関する洞察を提供しています。

論理的な議論: エッセイは論理的な進行に従っており、異なるテーマについて的確な議論を展開しています。著者は主張を支持するために具体的な事例や理由を提示しています。

文章の流れ: エッセイは段落ごとにテーマを適切に結びつけており、読み手に明確な論理の流れを提供しています。これにより、複数のアイデアが一貫した構造で提示されています。

全体的に、このエッセイは重要な社会問題について洞察に富み、論理的に構築されています。また、国際政治と個人の自由に関する問題に焦点を当てることで、読者に深い考察を促しています。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
写真・文責:西田親生


                             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/11/3 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp