▼あちこちに落ちて来た石垣が並べられている

熊本地震から1年半、当時崩れ去った櫓や石垣などの瓦礫も処分され、熊本城内では本格的な復興工事が進められている。
もちろん、現在も熊本城内を自由に散策できる環境ではないけれども、県内外、そして海外からの観光客が多く訪れていた。唯一、宇土櫓、大天守そして小天守を間近に見れる加藤神社鳥居前で、一眼レフカメラやスマホ、タブレットなどを使用し、撮影している姿を見掛けるのであった。
数十メートルある大型重機が持ち込まれ、あたかも高層ビルの工事現場の様相を呈しているが、現在、大天守や小天守の屋根部分がしっかりと見えるようになり、数万枚の瓦も準備されているとの事。想定外に復興工事の進み具合は加速度を増しているようである。
本日は京都より来客があり、熊本ホテルキャッスルから加藤神社までの往復を歩いて行った。小学生の頃の鍛錬遠足のようで、戻って来た時には、日頃の運動不足のために、足腰にやや違和感を持った。途中、自販機が道路沿いにないので、陽射しの強い昼間は、必ず、飲み物を携行すべきところだろうと・・・。
駐車場は、旧細川刑部邸の駐車場を利用し宇土櫓や戌亥櫓方面へ歩くか、または、二の丸公園もしくは桜の馬場 城彩苑の駐車場を利用し散策されることをお薦めする次第。
▼右から大天守、小天守

▼最小限の被害で残った宇土櫓



▼石垣の黒いところは築城当時のもので、白っぽいものは近年修復されたもの。

▼多くの参拝客が訪れる加藤神社

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