
康平寺(熊本県山鹿市鹿央町)へ、この数日間に二度足を運んだ。本日の二度目は、雨が上がるか否か予想はつかなかったが、雨上がりのひんやりとした、そして、しっとりした康平寺の紅葉が撮れはしないかという期待もあり、午後3寺半頃に同寺に辿り着いた。
大銀杏をはじめとする紅葉は、あと数日後が見頃でもあり、その銀杏の葉っぱが同寺全体を覆い尽くす時が、山手上からの撮影が最高のタイミング。苔むした同寺周辺を歩き回っていると、先般と同様に、また別人ではあるがカメラ女子が一眼レフを構えていた。
結果的に、まずまずの撮影はできたものの、持ち合わせていたものが、古いNikon D800Eと50mm f1.4のレンズの組み合わせの、お散歩カメラ。ボケは美しいが、もっと広角に撮りたいところが、撮影中に消化不良を起こしてしまったようだ。
写真は以下の通り、小さな石像があったので、絞り開放のf1.4で撮影して、背景のボケ具合を確認したのだった。ご覧のように、絞り開放はボケが美しい。もっと明るめのもあったが、この重々しい、しんなりと、冷たい雨あがりが好みなので、撮像例をこれにした。
同寺の紅葉を撮影するには、70-200mmの望遠ズームレンズと、後は28-35mm程度のレンズがあれば、美しい紅葉を切り撮ることができる。今週末に天候と光が良ければ、黄金色に輝く銀杏の葉っぱの絨毯を撮影してみたいものだが、それを逸すれば、来年の今頃と1年先となる。
同寺は田舎の山手にある実に小さな寺であるけれども、その存在は、カメラを趣味とする人たちには魅力的なところである。小さな竹林も美しく、自然に溶け込める異次元空間を、是非ご堪能いただければと。運が良ければ、平安時代に作られたという地蔵菩薩立像など30体に遭遇できるかも知れない・・・。
▼石像のディテールチェック
※古いカメラだがボケに濁りはなさそうだ




▼その他の写真




▼Nikon D800E+50mm f1.4で撮ってもらった

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