
取材中に、寒さで指先や膝下が冷たくなった時に、一番食べたくなるのが、四川料理の麻婆豆腐(熊本ホテルキャッスル 四川料理 桃花源)である。
熱々のご飯に、これまた熱々の麻婆豆腐を掛けて、かき込む。ラー油のピリッとした辛味の刺激を受け、山椒で舌全体が痺れるような刺激で、口の中は七転八倒の炎の祭典となる。更に、熱々の豆腐が絡み合うと、突然、頭頂部より噴水のような汗が噴き出してくる。
しかし、この麻婆豆腐は油がさらっとしており、体の芯から心地よく温まってくる。上方を仰ぐような撮影姿勢が重なり血行不良なのか、首や肩の凝りがあったが、食後には頭痛薬でも飲んだかのように、寒さと痛みは消え去っていた。
上述のように調子に乗って、ランチタイムに、麻婆豆腐、豚肉料理、海老料理と・・・次から次へと平らげてしまった。炎のような料理だが、その後に熱々の茶でも飲めば、口内の辛さが再び蘇り、また、汗まみれとなってしまう。この拙い記事を書きながら、既に、額には汗が滲み出ている。・・・深夜につき、すこぶる空腹な地獄の時間帯となったようだ。


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